医療倫理の小論文で評価される人・されない人の決定的な違い ― 看護学科・医学科志望者が知っておくべき思考法 ―

医療倫理は、看護学科・医学科の小論文試験で頻出する重要テーマです。わたしは今年はすでに看護学科へ合格者を輩出しました。暑い夏に倫理の授業を山ほどしたことを懐かしく思います。
さて、この分野で点を落とし、不合格になる受験生は少なくありません。原因ははっきりしています。
「模範的で優しい文章」を書こうとしてしまうことです。
医療倫理の小論文は、
・人柄の良さ
・正しそうな意見
・共感的な言葉
を競う試験ではありません。
問われているのは、思考の精度です。
医療倫理とは「正解を書くこと」ではない
医療や看護の現場では、判断は常に「行為」として起こります。
一つひとつの行為には、迷い・葛藤・矛盾が含まれています。
医療倫理の小論文とは、そうした言葉になる前の判断や行為を、後から言葉として整理する作業です。
つまり、
・何が問題なのか
・どこに葛藤が生じているのか
・どの価値が衝突しているのか
これらを冷静に構造化できるかどうかが評価されます。
「命は大切だ」
「患者に寄り添うべきだ」
こうした文章は一見正しそうですが、思考が示されていないため、評価にはつながりません。
課題文型小論文で落とされるポイント
現在、多くの大学が「課題文型小論文」を採用しています。
この形式で最も重視されるのは、課題文の要約です。
著者は何を問題として提示しているのか。
どの立場に立ち、どんな主張をしているのか。
これを正確に整理できていなければ、
その後の「あなたの意見」は成立しません。
実際の採点現場では、
要約がずれている
→ 論点理解が不十分
→ 以降の解答は評価対象外
という判断がなされます。
つまり、
要約を外した時点で、その小論文は終わっている
これが現実です。
小論文一科目で不合格になる怖さ
医学部志望者は、長期間にわたって高い負荷の勉強を続けてきています。
それでも、小論文の対策不足だけで不合格になるケースは珍しくありません。
努力量ではなく、
「考え方を知らなかった」
それだけで結果が分かれてしまうのが、小論文試験です。
だからこそ、早い段階で正しい思考法を身につけることが重要なのです。
私の医療系小論文講座で身につくこと
わたしの講座では、医療倫理を
・感覚
・印象
・善意
で書くのではなく、
課題文を正確に読み取り、論点を整理し、自分の考えを構造的に示す方法
を徹底的に扱います。文章とは構造なのです。
看護学科・医学科の小論文で
「なぜ点が伸びないのか分からない」
と感じている方ほど、効果を実感していただけます。
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共通テストまであと1か月、人によっては3月下旬まで「戦い」が続きます。
お互い体調に気をつけつつ、最後まで走り抜けましょう!
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