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【理科って面白い!】身近なところにある中学理科

2025/7/10

こんにちは、教師の津田です。

今回のテーマは「中学理科」。

「将来理科なんて使わないよ!」と感じている方にこそ見ていただきたい内容です。


「理科」と聞くと、難しい計算や実験器具を使った授業を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

しかし、中学校で学ぶ理科の内容は、実は私たちのまわりの暮らしの中にたくさん潜んでいます。意識して見ると、教科書で習った知識が、日常生活のあちこちに顔をのぞかせているのです。



たとえば、朝起きてカーテンを開けるとき。

外がまだ暗いと「今日は曇ってるな」と思うでしょう。

この“曇り”という天気も、理科の「気象」の分野と深く関わっています。雲ができるしくみや、気温・湿度の変化について、中学では詳しく学びます。

また、天気予報で「低気圧が近づいています」と聞けば、それがどういう現象を引き起こすのか、これからの天気がどのように変化していくのか理科の知識を通して理解・予測できるようになります。

中学理科を学べば天気図を読み取ることもできるようになり、普段何気なく聞いている天気予報も自分なりの見方ができるようになるかもしれませんね。



学校に行く道では、太陽の位置によって影の長さが変わることに気づくかもしれません。

これは「太陽の動き」と「地球の自転」の関係を学ぶ天体分野につながります。

冬と夏で昼の長さが違うこと、季節によって見える星座が違う理由も、こうした天体の動きを理解することで納得できます。

理科を通して空を見上げると、何気ない風景が少し違って見えるかもしれません。



植物も理科の大切なテーマです。

春に桜が咲き、夏にアサガオが咲くのはなぜか。

植物の成長は、光や温度、二酸化炭素などの条件と密接に関わっています。

ベランダの鉢植えがぐんぐん育つのを見て、「光合成」の仕組みを思い出すことができれば、それは立派な理科の応用です。



さらに、スマートフォンや電気製品の仕組みにも理科の知識が活かされています。

電流、回路、磁力などの学習は、日常で使うさまざまなテクノロジーを支える基本。

たとえば、ドライヤーのスイッチを入れると温風が出るのも、モーターとヒーターの働きによるものです。

理科を学ぶことで、こうした身の回りの「なぜ?」を理解できるようになります。



中学理科は、「知っておくと役に立つ」だけでなく、「知っていると世界が楽しく見える」学問です。

単にテストのために覚えるのではなく、

日々の生活と結びつけて考えることで、理科はもっと身近でおもしろいものになるでしょう。


理科の知識をもとに世界を見渡すと、普段見落としていた現象に気づくことがあります。

そしてその「気づき」が、新しい疑問や興味につながっていきます。

そうした発見の積み重ねこそが、学ぶことの本当の楽しさかもしれません。

理科は、教室の中だけで終わるものではないのです。

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