苦手克服　高校生の英語長文【共通テスト対策】

●苦手お化け とは

模試の時、長文がどれだけ出題されているか取り組む前に気になったことはありませんか？ 長文を見ただけで「げーっ」と感じ、やる気が失せて「もうだめ」と思ってしまう生徒さんもいるでしょう。穴埋めや整序問題は得意だけれど長文には何が書いてあるのかはっきりわからないまま、なんとなくわかった気になって問題を解いてしまうこともあるでしょう。初めて見る英語の文章で知らない単語がズラリ。マルがいくつかついた答案が戻ってきたらラッキーと思うでしょう。 今までお話しした中に思い当たることがあるとしたら苦手お化けに取り憑かれている可能性があります。共通テストリーディング はこれでもか、これでもかと長文がどっさり出題されます。どこにも日本語は書いてありません。設問文も選択肢もすべて英語です。これからは安心して長文問題に取り組めるように、お化けを取り祓う対策をしてみませんか？

●苦手お化けを連れて来た高校生

ある日、何度模試を受けても、結果は変わらず志望大学の判定が低迷状態という高校生がやって来ました。英語長文がかなり足を引っ張っていました。頑張って苦手な長文問題集も一冊やってみたのにとがっかりしていました。問題集の中を見ると確かに長文のあとに続く問題は解いていましたが「何か興味の持てる記事や心に残るストーリーはあった？」と聞くと「全然なかった。」と即答してきました。この生徒さんは英文を読むのに非常に時間がかかっていました。英文を後ろから日本語の語順に置き換えて長文に取り組んでいたのです。英語を日本語にできれば英語を理解できたと誤解していたようです。文法の穴埋めなどは１文1文で対処できるため、ぱっと解答して得意にしており問題に取り組むことにも積極的でした。ところが長文になると文脈がつかめず全体に何が書いてあるのかわからない。適当に答えることを繰り返していたためなかなか成績が上がらず長文読解を苦手としていました。そこで、英文は英文のまま日本語を介在させずに読む練習を始めたところ、少しずつ文章内容にも興味を持つようになったのです。日本人の悪い癖について書かれていたとか、ペットの飼い方は海外のほうが発達しているとか。また、なぜこの英文がこんな日本語になるのかなどの質問も増えました。苦手お化けがかすんできた頃、この生徒さんは共通テストのリーディングでハイスコアをあげ、足を引っ張るどころか得点源となり、個別試験もクリアして志望大学に合格しました。

●苦手お化け撃退

授業では生徒さんの身近にある教材を主に使います。せっかく参考書や問題集が手元にあっても使いこなせていない生徒さんを多く見かけます。参考書はお守りではありません。使いこなせないと苦手お化けがやって来ます。

最初に英語の基本が身についているかチェックしてから長文の勉強に入って行きます。英語を難しい日本語の表現に変えることをせずに英語の語順に慣れることを第一に指導します。品詞、文の要素、文型についての知識を整理しただけで苦手お化けは遠のいて行くことでしょう。

学校では教えてもらえない英語学習方法に慣れるようにします。長文の中で単語や文法、重要構文や表現なども身につけます。最初は平易で短い文章から始め、共通テストレベルまで持ち上げます。共通テストを想定して時間内に読んで解答できるまで、初めて見る文章にも臆せず取り組めるように、たくさんの様々な文章に挑戦してゆきます。

自分だけで問題集を進めるよりも、客観的に重要な箇所や理解度もチェックをしながら計画的に段階を踏んで進めますので、着実に力がつき成績もアップできます。ニュース記事や物語、論説文やエッセイなどに取り組み、どんなレベルの長文でもその内容についてどう感じたかまでを話し合えるまで深く読むことが目標になります。模試で長文が出てきてもうんざりすることが少なくなります。共通テストリーディングにも自信を持って臨むことができます。

オンラインで1対1の授業ですので他人を意識せずに勉強できます。学校では今さら聞けないような質問もぜひどうぞ。一緒に苦手お化けを追い払ってしまいましょう。

●このコースをお勧めしたい方

・文法はできるけれど長文読解が苦手な生徒さん。

・共通テストリーディングで第6問まで到達できるか不安な生徒さん。

・学校では教えてくれない英語学習方法を身につけたい生徒さん。

・進学塾は敷居が高いとお考えの保護者様。

・お子様のレベルにあった大学でしっかり学業に専念してほしいと考えている保護者様。

英語長文読解に関する生徒さんの問題を解決します。なぜ読めないのかを生徒さん自身にも知っていただき、今までの勉強方法を改善して長文苦手意識を取り除きます。諦めずに英語を理解して最後まで学力アップにつなげたい生徒さんには持って来いの授業です。ぜひ授業を覗いてみてください！