不登校の学習支援に+αの価値を
2024/11/9
先月「不登校の小中学生が過去最多の34万人超え」との文科省の発表がありました。
「学校に問題がある」
「子供にもっと選択肢を」
SNSでも様々な意見が飛び交っていますが、親として最も心に刺さったのは、不登校増加の要因の一つに「子供の状況に応じた教育が必要だという保護者の認識の変化」が挙げられている点です。
不登校児を抱えるご家庭の多くが、この見解に傷付いている事と思います。
結論からすると、その見解は間違っていません。
ただ、大事な点が抜けています。それは
・保護者の認識がそのように変化するまでに、どれほど悩み苦しむか
です。
そもそも、子供に「無理して学校に行かなくていいよ」と声をかける事自体に、保護者は想像を絶するエネルギーを使います。
そりゃ当然です。画一的であろうが、お友達とトラブルがあろうが(※深刻ないじめを除く)学校は行って欲しいと考える保護者がほとんどですし、我が子が不登校になるだなんて「その時」まで予想だにせず、焦り、落ち込む保護者がほとんどだからです。
毎朝の子供とのやり取り、学校連絡、怒り、悲しみ、焦り、不安。。。
そんな、天変地異な苦しみを経てようやく「学校以外の選択肢も」という認識へと変化していく。というか「変化せざるを得ない」のです。
私がここまで書いて言いたかったのは「保護者の方の気持ちに寄り添った不登校支援」が必要不可欠であるということです。
・不登校になった子供が一番つらい
もちろんそうです。
・不登校だからこそ別の学習支援を
分かります。
ですが、私が描く「+αの支援」とは、保護者の方々へ向けたものです。
オンライン講師として、学校に行けないお子様の学習支援を指導コースに掲げる以上、お子様の学習とメンタルを考えていく事が1番のお仕事ですが、もう一つ、保護者の方の痛みを共感できる講師であるという点に、+αの価値を見出していただければ幸いです。
私自身も、小3の子供が途中から学校に行けなくなり、現在進行形で悩み苦しむ親の1人です。
我が子が学校に行けなくなる過程で、保護者の方がどれほどの不安を抱えて毎日お子様と接していらっしゃるのかを身を持って知っています。ご自分を責めてしまう保護者の方も多いでしょう。
だからこそ、どうかご家庭だけで抱え込まず、気持ちを安心して吐き出せる場所を見つけてください。
そしてもし、マナリンクで不登校の学習支援をお探しなら、お子様だけでなく保護者様ご自身の思いも共感できる講師かどうか、という視点を持っていただければ幸いです。