元高校教師と一緒に　基礎から古典文法（90分）［高校古典］

古典文法は暗記が必須です。

漢文を含む高校の古典教材を読むためには、古典単語だけではなく助詞や助動詞の意味や敬語の訳し方、和歌の修辞法などさまざまな文法的知識が必要です。

古典のいわゆる文法書は、ほとんどが厚さ１cm未満です。だから簡単に暗記できそうに見えるけれど、なかなか難しい。理由はつまらないからです。

文法書は古典の長文を読むための手引書です。

傍に読みたい古典、読まなければならない古典があって、それを読むための補助をしてくれる存在。だから文法書だけをひたすら覚え、一問一答方式の問題を解いていても、なかなかできる実感を得られない。

さらにもう一度、それってつまらなくないですか？続きますか？

教員をしていた頃「こんなふうに、恋の歌や妖怪の話、人のずるさや愛しさを描いた日記や随筆を授業で読めて、受験で点数もらえるの古典だけじゃない？」とよく言っていました。古典文学の中にはおもしろい話がたくさんあります。

古典の文章を読んで楽しむために、古典文法の知識が必要なのです。

私の授業は、文法事項の習得とそれを文章読解にいかすことを同時進行で進めます。学校の授業では当たり前のことですが、自学自習では難しい。一緒にがんばりましょう！

私は……

元中高の教員ですが、学生時代は学校大好きで真面目に学校に通ったタイプではありません。本を読むのが好きで、本を読みたいから授業以外の補習は受講せず、本が読めなくなるから赤点は取らない。予習復習よりも本が読みたい。そんな学生でした。でも大学に進学して世界は変わりました。強制されない環境で学問に没頭する厳しさを、そして楽しさを必ずや手に入れてください。

〈授業計画の例〉通信制高校に1年通った生徒様（学校の授業で古典を学習していない）

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