『英検準1級でる順パス単』だけは時代遅れ?英検準1級合格を左右する単語帳選びの盲点とは
2025/5/4
準1級合格への近道:英単語帳対決!
『英単語ターゲット1900』 vs 『英検準1級でる順パス単』
英検準1級に挑戦する皆さん、単語帳選びで頭を悩ませていませんか?今回は2024年度第3回英検準1級試験の語彙問題を徹底分析し、二大人気単語帳の「出題率対決」の結果をお届けします!
驚きの分析結果
長年、英検準1級の「バイブル」と呼ばれてきた『英検準1級でる順パス単』。一方、大学受験の王道として君臨する『英単語ターゲット1900』。
この二冊を2024年度第3回試験の語彙問題14問で比較したところ、衝撃の結果が!
• 『でる順パス単』: 14問中9単語が出題(出題率約64%)
• 『ターゲット1900』: 14問中11単語が出題(出題率約79%)
予想外の結果に驚きを隠せません。英検対策用のパス単を上回る出題率をターゲットが記録したのです!
なぜターゲットが強いのか?
ターゲット1900が英検準1級でも強さを発揮する理由はいくつか考えられます:
1. 精選された重要語彙: 大学入試の頻出単語は、英検準1級レベルと多くの部分で重なっています
2. 効率的な学習構成: 例文や派生語のカバー範囲が広く、文脈理解を促進
3. 長年の実績による洗練: 改訂を重ねて最適化された内容
最強の学習法は?
この結果から見えるのは、「英検専用教材だけに頼らない」という新たな戦略です。
私のおすすめは:
• まず『ターゲット1900』で基礎固め
• 次に『でる順パス単』で英検特有の語彙を補強
• 両方の単語帳の重複単語を特に重点的に覚える(ここが超重要!)
実際の受験者の声
「大学受験で使ったターゲットを捨てずに持っていて良かった!復習だけで準1級の語彙対策になりました」(Tさん・大学1年生)
「パス単一冊だけでは不安だったので、ターゲットも併用したら見事合格できました」(Kさん・社会人)
まとめ
長年の定説を覆すこの分析結果。英検準1級対策において「ターゲット1900」の優位性が明らかになりました。しかし最強の戦略は、どちらか一方ではなく、両方の教材の「いいとこ取り」です。
限られた時間で効率よく学習するためには、既に持っている単語帳があればまずそれを徹底的に活用し、足りない部分を補う形で進めるのが賢明でしょう。
皆さんの英検準1級合格を心より応援しています!
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