英検準1級の合格法【2026年最新版】勉強の順番を間違えると何度受けても落ちる理由
英検準1級の合格法【完全版】:勉強の順番こそが合否を分ける

英検準1級を目指しているあなた、「何から始めればいいかわからない」「何度受けても合格できない」と悩んでいませんか?
実は、英検準1級の不合格の最大の原因は、英語力の不足よりも勉強の順番が間違っていることにあります。
この記事では、英検準1級に最短で合格するための正しい勉強の順番と、各セクションの具体的な攻略法を徹底解説します。英検準1級合格請負人として多くの生徒を合格に導いてきた経験をもとに、本当に効果のある方法だけを厳選してお伝えします。
英検準1級とはどんな試験か?まず現実を知ろう
英検準1級は「大学中級程度」の英語力を証明する資格です。必要な語彙数は約7,500〜9,000語とされており、2級(約5,000語)と比べると大幅に増加します。一次試験の合格率は15%前後と非常に難易度が高く、受験者の約8割が不合格を経験している試験です。
しかし、二次試験(面接)の合格率は約80%と高水準です。つまり、一次試験さえ突破してしまえば、ほとんどの人が合格できるということ。だからこそ、一次試験対策に全力を注ぐことが最重要です。
2024年度から試験形式がリニューアルされ、ライティングに英文要約問題が追加されました。最新の形式をしっかり把握した上で対策を進めましょう。
【STEP1】まず最初にやること:語彙力を徹底的に鍛える
英検準1級の勉強を始めるなら、**最初の一手は断然「語彙」**です。これは絶対に外せない最優先事項です。
なぜ語彙が最初なのか。理由はシンプルで、語彙力がなければ読解もリスニングも成り立たないからです。単語を知らなければ長文が読めず、リスニングも聞き取れず、英作文も書けない。語彙はすべての土台なのです。
英検準1級の語彙問題(大問1)は18問が出題され、配点の比重もかなり高めです。ここで点数を落とすと、他でカバーするのが非常に難しくなります。
語彙の覚え方:効率的な方法
おすすめの単語帳はジャパンタイムズの「英検準1級 EX」です。準1級に特化した頻出単語が収録されており、実際の試験に即した形で効率よく覚えられます。合わせて読解文の中で出てきた単語もその都度覚えていくことで、単語を文脈の中で記憶でき、定着率が大幅に上がります。
覚え方のコツは繰り返しの回転数です。1単語を1回完璧に覚えようとするのではなく、全単語をざっと5〜10回繰り返すほうが遥かに効果的です。まずは単語帳全体を6割程度定着させることを目標にして、そこから徐々に精度を高めていきましょう。
スキマ時間の活用も重要です。通学・通勤の電車の中、昼休み、寝る前の5分など、細切れの時間を使って毎日単語に触れる習慣をつけてください。1日に触れる単語数を増やすほど、合格への道は確実に近づきます。
【STEP2】語彙と同時並行で:読解力を鍛え、読解からも語彙を覚える
語彙の学習をある程度進めたら(あるいは最初から並行して)、長文読解のトレーニングを始めましょう。ポイントは、読解の勉強と語彙の学習を切り離さないことです。
英検準1級の長文は、医療・テクノロジー・環境・ビジネス・歴史など社会性の高いテーマが中心です。600〜800語程度の英文が3題出題されます。これらをスムーズに読み解くためには、文法力と読解力の両方が必要です。
読解力アップの具体的な方法
長文を読んで「わからない単語」が出てきたとき、それを単語帳に追記して語彙学習と連動させることが大切です。読解文からの語彙学習は、単語が実際の文脈でどう使われるかを同時に学べるため、記憶への定着がより深くなります。
長文を読む練習では、最初から速読を意識することをおすすめします。英検準1級の一次試験は90分(リスニングを除いた筆記時間)で、語彙・読解・ライティングすべてをこなさなければなりません。時間との戦いでもあります。問題集や過去問を解く際は必ずタイマーを使い、本番同様の時間配分を意識して練習しましょう。
読解の問題集としては「最短合格!英検準1級 リーディング問題完全制覇」が役立ちます。医療・社会・政治など頻出5ジャンルをカバーしており、選択肢の引っかけパターンも詳しく解説されています。
【STEP3】読解力が整ったら:リスニング対策に取り掛かる
英検準1級のリスニングは、多くの受験者がもっとも苦労するセクションです。指導していると、「単語も読解もそこそこできるのにリスニングだけ全然できない」という生徒に頻繁に出会います。
では、なぜリスニングが難しいのか。それは、英語を音として処理しながら同時に意味を理解するという、二重の認知負担がかかるからです。
ここで重要なのが学習の順番です。準1級レベルの読解文が読めるようになってから、リスニングに本格的に取り組む。この順番が正しい理由は、読解力がリスニング力の土台になるからです。英文の構造を理解できていれば、聞こえてきた音を素早く意味に変換できます。逆に読解が弱い状態でリスニングを練習しても、なかなか成果が出ません。
リスニング上達のカギは「毎日の繰り返し」
リスニング力を高める最大のコツは、可能な限り毎日繰り返し聞くことです。週に1回まとめて長時間練習するよりも、毎日15〜30分継続するほうが圧倒的に効果的です。
特に有効な練習法がシャドーイングです。音声を聞きながら、少し遅れて同じように声に出す練習で、リスニング力と発音力を同時に鍛えられます。過去問の音声を使ったシャドーイングは、本番と同じレベル・スピードの英語に慣れる最良の方法です。
練習の手順としては、まずスクリプト(英文)を見ながら音声の意味を確認し、次にスクリプトなしで聞いてみる、そしてシャドーイングで口から出してみる、という流れが効果的です。
英検準1級のリスニングは約25分間で、会話問題・文章問題・リアルライフ問題の3パートがあります。特にパート3のリアルライフ問題は、場面設定を素早く理解する力が必要なので、問題形式への慣れも重要です。
【STEP4】英作文と要約:1か月で完成できる「形」を覚えよ
英検準1級のライティングには、2024年度のリニューアルから英文要約問題が新たに追加されました。以前の意見論述エッセイに加え、与えられた英文を要約するタスクが出題されます。
「ライティングが苦手で…」という人も安心してください。英検のライティングは採点基準が比較的明確で、採点も比較的寛容です。決まった形(フォーマット)を覚えてしまえば、1か月で合格レベルに到達できます。
意見論述エッセイの書き方
英検準1級のエッセイは「TOPIC(お題)に対して自分の意見を120〜150語で述べる」形式です。構成は次の通りです。
まず冒頭の「導入」でTOPICに対する自分の立場(賛成・反対)を明示します。次に「理由1」と「理由2」(またはそれ以上)を具体的な根拠とともに述べます。最後に「結論」で自分の立場を再確認します。
この4段構成さえ身につければ、どんなTOPICが出ても対応できます。過去問のTOPICを使って毎週1本書く練習をすれば、1か月もあれば十分なレベルに達します。
英文要約問題の攻略法
要約問題は「与えられた英文のポイントを自分の言葉でまとめる」課題です。コツは元の文章の構造を把握し、各段落の主旨を短くまとめることです。単語や表現をそのままコピーするのではなく、自分の言葉に言い換える(パラフレーズする)スキルが求められます。これもパターン練習を繰り返すことで自然と身につきます。
【STEP5】最後は面接対策:1か月で十分に合格できる
一次試験に合格したら、いよいよ二次試験(面接)の対策です。
繰り返しになりますが、英検準1級の面接合格率は約80%と高水準です。つまり、一次試験を突破した人のほとんどは面接でも合格できているということ。面接の採点もかなり寛容で、多少つっかえたり言葉に詰まったりしても、全体的なコミュニケーション力が評価されます。1か月しっかりと対策すれば、ほぼ確実に合格できます。
面接の流れと対策
英検準1級の二次試験は、日本人またはネイティブスピーカーの面接委員と約8分間、1対1で行われます。内容は「パッセージの音読」「パッセージに関する質問」「イラストに関する質問」「受験者自身の意見を問う質問(No.1〜No.4)」です。
最も重要なのがNo.4の意見質問です。在宅勤務・環境問題・テクノロジーといった社会的テーマについて自分の意見を述べます。これは一次試験のライティングで練習したエッセイの内容と直結しています。ライティングで使った論点や表現を、そのまま口頭で述べる練習をするのが最効率です。
2024年度から問題文に話題導入文が追加され、受験者がテーマを把握しやすくなっています。過去問を使った練習では、2023年以前のものも引き続き活用できます。
面接対策では、実際に声に出して練習することが不可欠です。家族や友人に面接委員役をお願いする、または録音して自分の解答を客観的に聞き直す方法が効果的です。
まとめ:英検準1級合格は「順番」と「継続」で決まる
英検準1級に合格するための正しい勉強の順番をまとめます。
①語彙 → ②読解(語彙と並行) → ③リスニング(毎日継続) → ④ライティング・要約(1か月) → ⑤面接(1か月)
この順番で取り組むことが最も効率的です。語彙と読解という土台をしっかり固めることで、その後のリスニング・ライティング・面接の習得スピードが格段に上がります。
一次試験の合格率は約15%と厳しい数字ですが、正しい順番と方法で継続すれば必ず合格できます。焦らず、一歩一歩、この順番を守って進んでください。
合格の日を目指して、今日から一緒に頑張りましょう!