GMARCHの攻略短期集中 第1回(GMARCH合格に必要な点数と “2か月ロードマップ”/全9回)
「全9回に分けて、GMARCHを目指す人へ受験までの道のりを、一緒に確かに歩んでいけるようにお話ししていきます。」
第1回目は
GMARCH合格に必要な点数と “2か月ロードマップ”を公開します!”
GMARCH志望の皆さん、いよいよ本番まであと2か月。
この時期になると、
「間に合うのか不安」
「どこから手をつければいいかわからない」
「過去問を解くべき?基礎に戻るべき?」
こんな悩みを抱えている方が本当に多いです。
でも安心してください。
GMARCHは“出るところだけ”を効率よく抑えれば逆転が十分に可能な入試”です。
むしろ、広く浅くより“狭く深く”の方が点につながる特徴があります。
今日は、
「GMARCH合格に必要な点数」
「残り2か月の最短ルート」
この2つを手に入れ、合格への優先順位を明確にすることが目的です。
◆ GMARCHに合格するための点数ライン
GMARCHは大学・学部によって差はありますが、総合的に見ると、
英語(必須) → 7割〜8割安定が合格ライン
世界史・日本史 → 6割5分〜7割で勝負できる
国語 → 6割を安定して取ること
ここで大事なのは、
「満点は必要ない」
という事実です。
特に英語は配点が高く、
長文で大崩れしなければ勝てる入試になっています。
◆ 残り2か月でやるべき優先順位(全学年共通)
私がこれまで多数の受験生を見てきて確信していることは、
やるべき順番を間違えると点は伸びないということ。
これから2か月で結果を出すなら、
やるべきはたった3つです。
① 英語の読解テーマを先に押さえる(最重要)
GMARCHの長文は頻出テーマがはっきりしています。
心理
言語
教育
科学
社会問題
この5ジャンルだけで、過去15年の長文の7割以上を占めています。
つまり、
「全部読めるようになる」ではなく、
“GMARCHが出すタイプ”だけ読めるようになればいい。
これは2か月でも十分間に合います。
② 英語の文法・語法は“出るところだけ”に絞る
GMARCHは文法が難しそうに見えて、
実は範囲がはっきりしています。
仮定法
時制
比較
関係詞
慣用表現
語法の定番
このあたりだけ固めれば7割は安定します。
③ 世界史・日本史は「まとまり」で覚える
GMARCHの社会科は単語単体より、
因果関係
政治・経済・外交の流れ
近現代史
この“まとまり理解”が圧倒的に重要です。
これは、あなたが今からやる勉強が
短期間で一気に点に変わることを意味しています。
◆ 本番までの2か月ロードマップ
明確にすると、迷いがゼロになります。
12月 → 基礎の穴埋め+頻出テーマに慣れる月
英語
語彙600語/文法の頻出項目/長文ジャンルの読み方世界史・日本史
近現代・外交・経済の軸を先に固める国語
現代文の「読み方の型」を習得
1月 → 実戦演習で得点を安定させる月
過去問(最低3〜5年分)
英語の長文を1日1題ペース
世界史・日本史は「通史の穴」つぶしから仕上げへ
2月 → 仕上げの確認+弱点に一点集中
大問別演習
語彙と文法の最終チェック
直前にやるべき分野だけを毎日少しずつ
◆ 最後に:まだ間に合うのか?という問いへの答え
結論から言います。
GMARCHは“2か月で最も伸びる入試”です。
なぜなら、
“出るところ”がはっきりしており、
“難問を落としても合格できる”から。
あなたの勉強の方向性が整えば、
ここからの2か月は驚くほど伸びていきます。
次回は
第2回
英語:GMARCH長文、最初に押さえるべき5テーマ
をお届けします。
毎週月曜日更新で、2月まで一緒に駆け抜けましょう。