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【英語ブログ】 「単語は分かるのに読めない」状態の原因 ―― “文の骨格が見えていない読み方”を整理します。

2026/2/27

「単語の意味は全部わかるのに、内容が頭に入らない」
「なんとなく読んでいるけど、結局何を言っているのかわからない」

英語が苦手なわけではない。
むしろ単語は覚えている。

それでも読めない。

その原因は、語彙不足ではなく、“文の骨格”が見えていないことにあります。

① 英語は「単語の集まり」ではない

英語の文章は、単語の意味を足し算しても理解できません。

なぜなら、英語はまず
主語(S)と動詞(V)で骨組みができている言語だからです。

どんなに長い文でも、まず見るべきは

  • 誰が(S)

  • どうする/どうだ(V)

ここです。

ここを掴めないと、
単語は分かっても「話の軸」が見えません。

② 読めない人の共通点

① 前から順に全部訳そうとする

単語を一語ずつ処理し、
頭の中で日本語に並べ替えようとする。

その結果、

  • 主語を見失う

  • 動詞がどれか分からなくなる

  • 途中で意味が崩壊する

② 修飾と本体の区別がついていない

英語は「飾り」が多い言語です。

例:

  • 前置詞句(in the park / at school など)

  • 関係代名詞

  • 分詞

これらは追加情報です。

本体はあくまで S+V。

骨格を見ずに飾りから読んでしまうと、
迷子になります。

③ 文の骨格を見る3ステップ

STEP①:まず動詞を探す

英文で一番大事なのは動詞です。

動詞が見つかれば、
その前が主語候補になります。

長文でも、
まずは「どれが述語動詞か?」を探す。

これだけで整理されます。

STEP②:S+Vだけを抜き出す

たとえば長い英文でも、

主語+動詞だけを抜くと
一気にシンプルになります。

例:

The students who were studying in the library passed the exam.

骨格だけ見ると:

The students passed.

これが「軸」です。

その後に、
「どんな学生?」「どこで?」という情報が乗っているだけ。

STEP③:修飾は“後から足す”

骨格を理解した後で、

  • いつ?

  • どこで?

  • なぜ?

  • どんな?

を加えていきます。

最初から全部を同時に理解しようとしない。

順番が大切です。

④ なぜ骨格が大事なのか?

歴史でも、流れを掴まずに人物名だけ覚えると混乱しますよね。

たとえば
徳川家康 の政策を理解するには、
まず戦国の流れを押さえる必要があります。

英語も同じです。

細かい単語(人物名)よりも、
まず文の流れ(骨格)を掴む。

土台がないまま情報を足しても、
整理されません。

⑤ 「読める人」がやっていること

読める人は、

  • いきなり完璧に訳そうとしない

  • 主語と動詞を先に確定させる

  • 修飾はあとで処理する

つまり、
構造から読んでいます。

単語力ではありません。

⑥ 今日からできる練習法

① 英文にスラッシュを入れる
→ SとVを見つける練習

② 動詞に丸をつける
→ まずはここだけ意識

③ S+Vだけで意味を言ってみる
→ 日本語は簡単でOK

これを繰り返すと、
「なんとなく読めない」状態から抜け出します。

まとめ

「単語は分かるのに読めない」

それは能力不足ではありません。

文の骨格を見ずに、
装飾から読んでいるだけです。

英語は
S+Vという柱でできている言語。

まずは柱を立てる。

そこから肉付けする。

読み方を変えれば、
同じ単語力でも世界が変わります。

英語はセンスではありません。
構造で読めます。

次回は――

「訳しているのに内容が頭に残らない」原因

―― “理解したつもり”で終わる読み方を見直します。

・一文ずつは訳せるのに、全体の話が分からない
・設問になると急に自信がなくなる
・読み終わったあと、何が言いたかったのか説明できない

それは、読解力不足ではなく、
“つなげる力”が働いていない状態かもしれません。

英語は「一文理解」だけでは足りません。
文と文の関係をどう掴むか。
段落の役割をどう見るか。

“読める人”が無意識にやっている
全体把握のコツを整理します。

一文読解から、文章読解へ。
次のステップに進みましょう。

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