オンライン家庭教師マナリンク
英語

くじけたときにどうする? ― 伸びた生徒・親子が次に取ったアクション ―

2026/5/24

くじけたときにどうする?

― 伸びた生徒・親子が次に取ったアクション ―

進路、英検、定期試験。
一生懸命頑張ったつもりなのに、うまくいかなかった。

これは、誰にでもあることです。

しかし、私は教師として、そして家庭教師として多くの生徒さんを見てきて、「結果が出なかったあとにどう動いたか」で、その後の伸び方には大きな差が出ると感じています。

一番落ち込むのは、実は親かもしれない

私自身、二人の子どもを育てた親として感じることがあります。

子どもがうまくいかなかったとき、実は親の方が落ち込むことがあるのです。

「もっとこうしてあげればよかった」
「このままで大丈夫なのかな」
「次はどうなるんだろう」

親として心配になるのは自然なことです。
これは決して特別なことではありません。

ただ、その一方で、子ども本人も悩んでいます。

だからこそ大切なのは、“親の不安”だけで家庭を埋め尽くさないことだと思うのです。

真面目な生徒ほど、深く悩んでいる

教師時代、私は多くの生徒さんと関わりました。

その中で強く感じたのは、「本当に真面目な生徒さんほど、結果に対して深く悩む」ということです。

悔しさの表現の仕方には、いくつかのタイプがあります。

例えば、プライドの高い生徒さんは、

  • 「問題の質がおかしい」

  • 「採点基準に納得がいかない」

  • 「この問題は意地悪だ」

という形で表現することがあります。

一方で、真面目な生徒さんは、

  • 「もっと頑張ればよかった」

  • 「自分の勉強が足りなかった」

  • 「悔しい」

と、自分の思いを素直に口にします。

どちらにも共通しているのは、「本当は悔しい」という気持ちです。

大切なのは、“発信できるか”

私は教師時代、前者の生徒さんのように「設問の質」に不満が出ないよう、試験問題を作る際にはかなり時間をかけていました。

同僚とも共有しながら、

  • 誤解を招かないか

  • 難易度は適切か

  • 表現は公平か

を何度も確認していました。

そこまで丁寧に作ると、実際には「問題がおかしい」というクレームはほとんど出ません。

つまり、多くの場合、生徒さんは“悔しさ”をどこかに向けて表現しているのです。

そして私は、後者の真面目な生徒さんとの関わりも大切にしていました。

朝の学活後。
掃除の時間。
放課後。

なんとなく教室に残っている。
少し元気がない。
どこか悔しそう。

そんな生徒さんに、さりげなく話しかけます。

すると、かなりの確率で、

「実はすごく勉強したんです」
「本当に悔しくて…」

と話してくれます。

そこから、

  • どこが課題だったのか

  • 次に何を変えるか

  • どんな勉強が必要か

を一緒に考えていく。

この積み重ねが、信頼関係になり、成長につながっていきます。

伸びる生徒さんには共通点がある

結果が出なかったあとに、

  • 先生に話す

  • 家族に話す

  • 家庭教師に相談する

こうして“言葉にできる”生徒さんは、必ず伸びます。

なぜなら、一人で抱え込まないからです。

周囲を「味方」にして、次の課題に一緒に取り組めるからです。

だから私は、「発信力」は学力以上に大切な力だと思っています。

親に必要なのは、“スナフキン”のような距離感

親は、心配するとつい言葉にしてしまいます。

「勉強大丈夫?」
「ちゃんとやってる?」
「次はどうするの?」

でも、親は立場が強い存在です。

だからこそ、言われ続けると、子どもは逆に話さなくなってしまうことがあります。

すると、

親は不安になる
↓
さらに言葉が増える
↓
子どもは黙る
↓
何を考えているかわからなくなる

という“負のスパイラル”が起こります。

私自身、親としてその難しさを経験しました。

だからこそ感じるのは、親は「心配していないふり」を少しできるといい、ということです。

私はそれを、ムーミンの「スナフキン」のような距離感だと思っています。

必要なときにはそばにいる。
でも、過度に支配しない。
黙って見守る余白を持つ。

子どもが「話しても大丈夫」と思える空気を作る。

これが、くじけたあとに再び前を向くための土台になるのだと思います。

最後に

うまくいかなかった経験は、決して無駄ではありません。

本当に大切なのは、そのあとです。

悔しさを誰かに言葉で伝えられること。
そして、その言葉を受け止めてくれる大人がいること。

その積み重ねが、子どもを大きく成長させます。

くじけたときこそ、一人で抱え込まない。
先生、家庭教師、保護者を「味方」にして、一緒に次の一歩を考えていく。

私は、それが伸びる生徒さんと親子に共通する姿だと感じています。

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

英語のおすすめの指導コース

英語の月額コース
【やり直しコース】中学英語まるっとおさらい
無料体験あり
【やり直しコース】中学英語まるっとおさらい
20,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生、高校1〜3年生
  • 学校の授業が早くてついていけない人
  • 内申点を上げたい人
  • もう一度基礎からやり直したい人
コースの詳細を見る
英語の月額コース
英検準1級 実力アップ集中講座
タイプ別
無料体験あり
英検準1級 実力アップ集中講座
23,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生
  • 英検準1級の試験に挑戦したい方
  • 毎日30分~1時間程度、英語の学習時間を確保できる方
  • 英語の勉強方法を改善したい方、または学習計画のサポートが欲しい方
コースの詳細を見る
26,000円/月
1回60分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生、浪人生
  • 難関大学を志望しているのに英語が苦手で泣きそうなあなた
  • 暗記の仕方がよくわからないあなた
  • 英単語を覚えずに入試を切り抜けられないかばかり考えているあなた
コースの詳細を見る
45,000円/月
1回90分(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生、浪人生
  • 他塾・予備校で慶応法学部特化型の英語対策に不満がある方
  • 独学に限界を感じ伸び悩んでいる方、特に英語長文読解や語彙力に課題がある方
  • 摸試や他大学の英語試験では高得点が取れるのに、慶応の英語には太刀打ちできない方
コースの詳細を見る
英語の単発/短期コース
まずはここから!英単語が覚えられない中学生向けの短期集中講座
タイプ別
無料体験あり
まずはここから!英単語が覚えられない中学生向けの短期集中講座
25,000円
45分(全5回)
中学1〜3年生
  • 理屈より感覚で覚える、コツコツやるよりラクラク覚えたいというタイプの生徒さん
  • 以下のどれかが好きな生徒さん:絵を描くこと、歌うこと、物語を作ったり読んだりすること
  • 語学が好き、声を出すことに抵抗がない、英語でコミュニケーションできるようになりたいという生徒さん
コースの詳細を見る

英語のブログ

はっきり言います。子どもを怠け者にしたのは、あなたです

やる子とやらない子がなぜいるのか?それは親であるあなたの教育のせいです。最初にはっきり言っておきます。この記事は、読んで気分が良くなる内容ではありません。「うちの子はどうして宿題をやらないのか」「何度言っても机に向かわない」そう悩んでいる親御さんにこそ読んでほしいのですが、その答えはおそらく、あなたが一番聞きたくないものです。子どもがやるべきことをやらないのは、子どもの性格のせいでも、学校のせいでも、スマホのせいでもありません。多くの場合、それは親であるあなたが、長い時間をかけてそう育ててきた結果です。差を生んでいるのは「頭の良さ」ではない私は二十年近く、医学部や難関大学を目指す生徒を含め、数...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/10/15

速く解けばいいわけじゃない!テストで時間を上手に使うための練習

「テストで時間が足りなくなってしまう」「急いで解くと、ケアレスミスが増えてしまう」お子さんの勉強について、そんなお悩みはありませんか?テストでは、問題を解く力だけでなく、限られた時間をどう使うかも大切です。そこで私の授業では、時間を意識して問題を解く練習を取り入れています。ただし、私が目指しているのは、何が何でも速く解けるようになることではありません。今回は、授業で行っている時間配分の練習についてご紹介します。⏱️「よーい、どん!」で時間を意識する授業では、問題の難易度や量に応じて、「この問題は○分くらいで解いてみよう」という目安を設け、ストップウォッチで時間を計ることがあります。「よーい、ど...続きを見る
安芸の写真
安芸オンライン家庭教師
2026/10/14

過去問はいつから、どう使う?秋からの効果的な活用法

10月に入り、英検や大学受験に向けて過去問に取り組み始める人も増えてきました。この時期になると、「まだ実力が足りないので、過去問はもう少し後にしたほうがいいですか?」「何年分くらい解けばいいですか?」といった質問を受けることがあります。過去問というと、「本番直前に実力を確認するもの」というイメージを持つ人もいますが、実際にはそれだけではありません。過去問は「今後の勉強を決める材料」になる過去問を解く大きな目的の一つは、現在の実力と目標との距離を確認することです。たとえば英検であれば、・語彙問題で大きく失点している・長文は読めているが時間が足りない・内容は理解できているのに設問で間違える・ライテ...続きを見る
佐藤の写真
佐藤オンライン家庭教師
2026/10/14

「英語ができる」の本当の基準とは?駿台スーパーαクラスを指導した講師が明かす|英検準1級・河合塾偏差値80のリアル

「英語ができる」の本当の基準とは?駿台スーパーαクラスを指導した講師が明かす|英検準1級・河合塾偏差値80のリアル「うちの子は英語ができるほうだと思うんです」。保護者の方からよくいただく言葉です。学校の定期テストで90点を取っている、英検2級に合格した、クラスで英語はいつも上位。たしかに立派な成績です。けれども、早稲田・慶應や私立医学部といった難関大学の英語入試を見据えたとき、「英語ができる」の基準は多くの方が想像しているよりもずっと高いところにあります。では、英語がある程度できると言われる基準とは、具体的にどのレベルなのでしょうか。この記事では、私が大手予備校の駿台で最上位のスーパーαクラス...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/10/13

紙の辞書と電子辞書、大学受験で差がつくのはどっち?英語講師が保護者に伝えたい真実

こんにちは。マナリンクで早慶・MARCH・医学部を目指す受験生の英語指導をしている上谷です。今回は、受験生のお子さんを持つ保護者の方に、ぜひ知っていただきたいお話をします。お子さんの机の上を、一度じっくり眺めてみてください。そこにあるのはノートパソコンとスマートフォン、そして数年前に買った電子辞書くらいではないでしょうか。紙の英和辞典は本棚の奥で眠っているか、そもそも家にないかもしれません。わからない単語があれば検索窓に打ち込めば一秒で意味が出る。便利さという点で、これに勝るものはありません。しかし、長く大学受験の英語指導に携わってきた立場から、あえて申し上げたいことがあります。▶ 調べた瞬間...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/10/12

高市首相の英語力で日本は二流国に?トランプ外交とノーベル平和賞で見えた「英語が話せない代償」と子どもに今すべきこと

トランプにノーベル賞を差し出した首相 受賞は叶わず、残ったのは「昭和の接待外交」だけだった皆さん、覚えていますか。去年の秋、2025年10月28日のことです。来日したトランプ大統領と東京で初の首脳会談に臨んだ高市早苗首相は、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦する意向を伝えました。それを世界に発表したのは、日本政府ではなく米ホワイトハウスでした。そして今年10月9日、その答えが出ました。2026年のノーベル平和賞は、南アフリカ出身の法律家で元国連人権高等弁務官のナビ・ピレイ氏に決まりました。授賞理由は平和と国際法の推進への尽力です。トランプ大統領は、熱望していた受賞を今年も逃しました。日本の首相が...続きを見る
上谷の写真
上谷オンライン家庭教師
2026/10/10

この先生の他のブログ

平岡の写真

夏休み、親子で頑張るほど空回りすることもある ――「学力を伸ばしたい親」と「充電したい子」の間で、家庭教師が考えていること

2026/8/26
夏休みには、保護者さまの方から、この夏休みで遅れを取り戻したい、苦手を克服したい、2学期からはもっと成績を上げてほしい、というご相談をよくいただきます。そのお気持ちは、私自身も一人の親としてよく分かります。私は25年間、教員として多くの生徒たちと接してきました。現在は家庭教師として、保護者の方と生徒...
続きを読む
平岡の写真

学校・塾・オンライン家庭教師。それぞれの経験を通して、私が大切にしていること

2026/7/26
こんにちは。マナリンクで英語を担当しております平岡です。私は約20年間、中学校・高校で英語教員として勤務し、その後も現在に至るまで、大手個別指導塾とマナリンクのオンライン家庭教師を並行して指導しています。学校、塾、オンライン家庭教師。指導する場所や形は異なりますが、生徒一人ひとりの成長を願い、その歩...
続きを読む
平岡の写真

【夏休みこそ挑戦!】洋書を1冊読み切ると英語力は大きく伸びます

2026/6/24
こんにちは。マナリンク家庭教師の平岡です。英語を中心に指導しています。夏休みになると、英単語帳をやろう文法を復習しよう英検対策をしようという生徒さんは多いですが、実は私がおすすめしたいのは 「洋書を1冊読み切ること」 です。特に中学生・高校生には、レベル別に作られた ラダーシリーズ が非常におすすめ...
続きを読む
平岡の写真

スポーツと勉強はよく似ている ― 学力を伸ばす「生活のリズム」の力

2026/6/7
自宅の本棚を整理していたところ、一冊の懐かしい本が出てきました。『スポーツのすすめ』という本です。著者は田崎先生。息子が麻布中学・高校でラグビー部に所属していた頃からご縁があり、現在も家族ぐるみでお付き合いをさせていただいている素敵なドクターです。ご自身も麻布学園の卒業生で、外科医でありながら、東大...
続きを読む