品詞に関心を持て! 辞書を正しく使ってますか?
「Free は、どういう意味?」とクラスで聞くと、大抵「自由」と返ってきます。本当にそうですか?
「日本人は英語ができない」というのは、ここに原因の一つがあると、私は思っています。
日本語は、英語で言う第2文型のSVCの文で話すことが多い言語です。 AはBですーの形ですね。この文って『です』なくても意味通じますよね。 あの子は可愛い。この本面白い。あの人は先生。などが良い例です。これに対して英語は、SVO 第3文型が一番メインの感覚で文を作ります。 SとOは名詞で出来ているので、形容詞などは動詞の後ろに置けません。 英語は、助詞(は、で、に、をなど)を使う日本語と違って、語順で意味を正しく表す言語なので、品詞をしっかり理解していないといけません。
では、最初の問いに戻ると、freeは自由ではなく、自由な、自由の という形容詞で、動詞として使うと、開放する、自由にする と言う意味になります。 自由は、freedom です。日本語では、先ほど言ったように、名詞プラス助詞で、場所、時、主語、目的語など色々なことを表せるので、単語を意味でしか理解しようとしない傾向が日本人にはあります。 at the station は、『駅で』『駅に』『駅において』という意味ですが、日本人学習者は、「駅」という認識でしか理解しないので、駅が、駅を、駅と、など何にでもしてしまいます。長文で内容が複雑になると、読解ができない生徒は、文型、文法を使わずに、単語の意味から話しを想像するので、めちゃくちゃな解釈をします。
また、study の意味は? と聞くと、「勉強」と返ってきます。 動詞のstudyは勉強するです。studyは名詞では、「研究」という意味になります。この様に、名詞と動詞で意味の変わるものもあるのに、それに無頓着です。
品詞を理解することが、どれだけ英語において重要なことかを理解いただけたでしょうか? 英語を本当に身につけたいと思ったら、難しい読解問題に取り組む前に、文法上の品詞の役割をしっかり理解しましょう。
クラスで、いつも言うのは、辞書を引いたらどこを見るのか?です。 綴りを見て、解らないから辞書を引くので、まずは綴りでその単語を探します。 綴りの次に書いてあるのは何ですか? 発音記号です。 だから、綴りの次に重要なのは、発音なんですよ! その次は、何が書いてありますか? まだ、意味に飛びつくのは早いんです。 次は、品詞ですよね? 品詞ごとに意味があるので、品詞を理解した上で、意味を読んで、例文を読む。 それが、正しい辞書の引き方です。 重要な順に並んでいるのに、無視し続けて英語が上手になるはずはありません。
言語は、スポーツと同じです。基礎、型 を身につけないでは、上手になりません。勉強の仕方を見直せば、これからの伸びに違いを感じることができるはずです! がんばれ!
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