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【GMARCH攻略・短期集中シリーズ】第2回 GMARCH長文は「5つのテーマ」を押さえれば読める!——最初の壁を突破する読解法

2025/12/8

「全9回に分けて、GMARCHを目指す人へ受験までの道のりを、一緒に確かに歩んでいけるようにお話ししていきます。」

第2回の今日は、いよいよ“GMARCH英語の本丸”である 長文読解 に踏み込みます。

GMARCHの英語は「難しい」というイメージがありますが、実は最初に知っておくだけで読みやすくなる“型”があります。
そのカギになるのが——

■ GMARCH頻出 5大テーマ

GMARCHは大学ごとに出題傾向は違うものの、
扱われる長文テーマは驚くほど似ていることが最大の特徴です。

まず押さえるべきは、この5つ。

① 科学(science)

テーマ例:AI・脳科学・遺伝子・エネルギー
特徴:

  • 専門用語が多いように見えて、実は文章構造はシンプル

  • 1つの現象 → 理由 → 結論 の三段構成が基本

② 言語学(linguistics)

テーマ例:第二言語習得、バイリンガル、発音、語彙の変化
特徴:

  • GMARCHで最も“超頻出”

  • 抽象概念(meaning, function, structureなど)が多い

  • natively, acquisition, evolveなど固定の語彙が登場

③ 心理学(psychology)

テーマ例:行動経済学、錯覚、感情の仕組み
特徴:

  • 理由・例示の構造が明快

  • however, thereforeなど論理接続が点数に直結

④ 教育(education)

テーマ例:ICT教育、読書、学習法、子どもの発達
特徴:

  • 抽象→具体→結論 の黄金パターン

  • 意見と事実を分ける思考が必須

⑤ 社会問題(social issues)

テーマ例:貧困、ジェンダー、都市化、SNS
特徴:

  • 主張の立場が2つ以上出る

  • 筆者がどれを支持しているかを見抜くのがカギ

■ GMARCH長文が「話題先行型」になる理由

GMARCHの長文は、
“内容理解を試したい”大学の意図がはっきりしているのが特徴です。

だからこそ、

  • 難語よりも話題

  • 構文よりも論理

  • 単語力よりも主張把握

が優先されます。

文章を読みながら最初に確認すべきは、

● 筆者は何について話している?(テーマ)

● それについてどんな立場か?(主張)

この2つさえ押さえれば、内容一致問題の7割は取れます。

■ 語彙は“GMARCH頻出600語”に絞るのが最短ルート

GMARCHレベルで必要な語彙は、実は 約600語 に収まります。
やみくもに単語帳を全部覚える必要はありません。

特に長文5大テーマに頻出する語彙は決まっていて、

  • 心理・行動:bias / tendency / perceive

  • 言語学:acquire / exposure / context

  • 科学:mechanism / phenomenon

  • 教育:motivate / literacy

  • 社会問題:inequality / diversity / regulation

などが高確率で登場します。

“テーマに応じた語彙”を固める方が、時短かつ得点に直結します。

■ 今日のまとめ:最初に「読むべき長文の地図」をつくる

GMARCH長文は、
未知の文章が出るようで、実は似たパターンで構成されている
のが最大の特徴です。

だからこそ、最短で伸ばすには、

  1. 5大テーマを把握する

  2. テーマ別の語彙を覚える

  3. 主張を探す読み方に統一する

これだけで、長文の“霧”が一気に晴れます。

▶次回(第3回)

英語②:文法・語法 “出るところだけ”リスト

  • 慣用表現

  • 比較・仮定法・時制・関係詞の頻度

  • 文法は「7割安定ライン」で十分

  • 語法は過去問10年分で拾うべき

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