【英語ブログ】 リスニングで「選択肢が切れる人」の思考法
リスニングが苦手な人ほど、こう思いがちです。
「聞き取れなかったら終わり」
「単語が聞こえないと無理」
ですが、リスニングで
安定して点を取る人の多くは、全文を完璧に聞き取っていません。
違いはただ一つ。
“聞き方”ではなく、“選択肢の切り方”を知っているかどうかです。
① リスニングは「正解を探す試験」ではない
まず、意識を切り替えてください。
リスニングは
❌ 正解を見つける試験
ではなく
⭕ 間違いを消していく試験です。
実際、選択肢の多くは
言っていないこと
一部だけ合っていること
話の主旨とズレていること
で構成されています。
「正解っぽいものを選ぶ」人ほど迷い、
「違うものを切る」人ほど安定します。
② 「選択肢が切れる人」はここを聞いている
全文を追っているわけではありません。
彼らが集中して聞いているのは、主に次の3点です。
① 話の「立場・評価」
特に注意すべきは、
I think / I believe / I feel
The speaker argues that ~
The problem is / The advantage is ~
→ 話し手の意見・評価が出た瞬間
ここが分かるだけで、
「事実を述べただけの選択肢」は一気に切れます。
② 変化・対比のサイン
リスニングで最重要なのが、これです。
but / however / although
instead / rather than
used to ~ but now ~
これが出たら、
前半は“切り捨て情報”、後半が“答え候補”。
例:
I used to think online classes were inefficient, but now I see their benefits.
→ 「以前は非効率だと思っていた」は×
→ 「今は利点があると考えている」が◎
③ 結論・まとめの一文
会話・説明文の最後に出やすい
In conclusion
Overall
What matters most is ~
ここを聞き逃さなければ、
細部が聞こえなくても選択肢はかなり切れます。
③ 「聞き取れなかった=即アウト」ではない理由
リスニングでよくある誤解がこれです。
「この単語、聞こえなかった…」
でも実際は、
聞こえなかった単語が
選択肢にそのまま出てくることは少ない
むしろ、
聞こえたキーワード
話の流れ
話者の態度
これらと合わない選択肢を切るだけで、
正解は自然に残ります。
④ 選択肢が切れる人の“頭の中”
彼らは問題をこう処理しています。
「これは言ってない」→切る
「話の主張と逆」→切る
「細かすぎる・具体すぎる」→切る
最後に残ったものを、
**「一番マシ」ではなく「一番ズレていない」**と判断します。
ここが、
迷う人との決定的な差です。
⑤ 明日からできる練習法
リスニング練習で、これを意識してください。
正解した理由より
「なぜ他の選択肢が切れたか」を言語化する
例:
③は speaker の意見じゃない
②は before の話
④は言いすぎ
この思考を積み重ねると、
聞こえる量が増える前に、点数が先に上がります。
まとめ|リスニングは「聞く試験」ではない
全部聞き取る必要はない
大事なのは、立場・変化・結論
正解探しより、選択肢カット
リスニングは、
耳よりも「判断力」で差がつく分野です。
次回予告
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