【英語ブログ】 「長文になると急に読めなくなる理由」 ―― 情報量に負けない読み方を整理します
「短い英文なら読めるのに、長文になると急に分からなくなる」
「途中までは理解できるけど、後半になると内容が頭に入らない」
これは英語が苦手というより、
長文の読み方が整理されていない状態で起こります。
長文読解では、単語力や文法力だけでなく、
情報を整理しながら読む力が必要になります。
今回は、「長文になると読めなくなる理由」を整理していきます。
① 一文ずつ処理してしまう
多くの人は、英文を
一文読む
日本語に訳す
次の文へ進む
という読み方をしています。
短い文章なら問題ありませんが、
長文ではこの方法だと情報が積み重なりません。
その結果、
「さっき何の話をしていたんだっけ?」
という状態になります。
長文では、
文章全体の流れを意識することが重要です。
② 段落の役割を見ていない
英語の長文は、段落ごとに役割があります。
例えば説明文なら、
第1段落:テーマ提示
第2段落:理由
第3段落:具体例
第4段落:まとめ
という構造が多く見られます。
この流れを意識せずに読むと、
すべての文が同じ重さに見えてしまい、
情報の整理ができなくなります。
③ 接続語を見逃している
長文では、接続語が文章の流れを作ります。
例えば、
however
therefore
for example
in addition
これらは、
筆者の考えの方向を示しています。
接続語を見逃すと、
論理の変化を読み取れなくなります。
④ 長文を読むときの基本戦略
長文読解では、
「すべてを完璧に理解する」必要はありません。
大切なのは、
重要な部分を見抜くことです。
ポイントは3つあります。
① 段落ごとに要点をつかむ
1段落読んだら、
「この段落は何の話?」
これを一言で整理します。
例えば、
環境問題の紹介
スマートフォンのメリット
新しい研究結果
といった形でOKです。
② 筆者の主張を探す
長文では、
筆者が一番伝えたい内容があります。
多くの場合、
最初
最後
however の後
などに現れます。
ここを意識すると、
文章の軸が見えてきます。
③ 細かい部分にこだわりすぎない
長文では、
分からない単語
少し難しい文
が必ず出てきます。
しかしそこで止まると、
全体の流れを失います。
大切なのは、
分からない部分があっても前へ進むことです。
まとめ
「長文になると読めなくなる」
その原因は、
一文ずつ処理している
段落の役割を見ていない
接続語を意識していない
という点にあります。
長文は難しいから読めないのではありません。
読み方の順序を整理すれば、理解は安定します。
英語読解は、
単語や文法だけではなく
情報整理の力でもあります。
読み方を変えるだけで、
同じ長文でも見え方が大きく変わります。
次回予告
次回は、
「英文を読むスピードが上がらない理由」
―― 速く読む人が無意識にやっている
“視線の使い方”と“情報処理のコツ”を整理します。