古代ギリシャ語と音読の効用&THEの用法
前回のイギリス留学のお話の続きです。
語学とは言ってもかなりマニアックというか、珍しい、古代ギリシャ語とラテン語を受講して、
ひたすら全文書写と音読をしました。
(全文書写は、エジプトのヒエログリフを少し勉強した時に、「わからないものほど、書くと何かがわかる」と感じました。英語学習でも、やる気が出ないとき、写経のような感じでやるのはおすすめです)
秋学期の期末試験の結果が出ると、
ラテン語85%、古代ギリシャ語96%。
文字はラテン語の方が、ラクそうなのに、なぜか古代ギリシャ語の方が、頭にはいりやすかったのです。これは私の3つのモットーの1つFunny ending with apples という話につながっているような気がします。(これは次回)
とりあえず、この経験から、
今やっていることが大変でも、何か意味があるに違いないと思って待っているのも一つのやり方かもしれないと思いました。
The とつきあう:
古代ギリシャ語の学習からは得るものが多くありました。例えば、The という冠詞を使いすぎなくなりました。一つしかありえない特別な物や出来事、以前に話題にのぼったものによく使われるという事と、限定をしっかりとできないものには使う事ができないという事がわかったのです。
例えば、the chairと言ってしまったら、それがはっきりと一つの椅子のイメージにたどり着くまで、説明を加え続けなければならないのです。
誰が聞いても、「この椅子の話しをしているんだな」とわかるまで説明を加える必要があります。私の家の椅子の話をすると、7つぐらいあるので、「the chair near the bed in my room」私の部屋のベッド(一つしかありません)の横にある椅子というと一つに限定されます。あれしかない、と人が見てわかるのです。レディング大学にある特定の椅子の話をしたいなら、どの部屋のどの位置の椅子、と言って限定する事ができます。the chair at the front near the window of Room no.1 in Reading university.この場合、あの椅子、frontに theがつくのは、「前」と言うのは一つしかないからです。the windowになるのも、前にある窓は一つだからです。
ちなみに、犬が好きだと言おうとしてI like the dogと言ったら、どの犬?と思われます。隣の家にいる犬が好きならI like the dog kept next door.
一般に犬が好きならI like dogs. 犬、といって一匹だけを思い浮かべるよりは、適当に何匹も思い浮かべながら「うん、犬は好きだよ」と言うのが自然だから、複数になるのです。
普通、学校などで習うときにはTheは「その」と訳されていますが、「例の」と言うつもりで使ったほうが、不要な所で使いすぎずにすむのではないかと思いました。
といっても、「例の太陽がさ…」だとおかしくなるのできっと学校では採用されないと思います(笑)
#イギリス#留学#ギリシャ#語学
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