受験生必見!英語の文法は「解く」より「仕分ける」で伸びる。家庭教師が実践する4つのマーク勉強法
受験生になると、
「文法問題集を何周もしているのに点数が上がらない。」
「実力テストになると習ったはずの文法がごちゃごちゃになる。」
そんな悩みをよく耳にします。
実は、受験勉強では「問題をたくさん解くこと」よりも、「どう復習するか」の方が重要です。
今回は、私が授業でもおすすめしている「単元つぶし」と「4つのマーク採点法」をご紹介します。
まずは2週間で潰す単元を決めよう
受験勉強では、
「今日は気分で不定詞。」
「明日は受動態。」
という勉強よりも、
一つの単元を集中的に攻略する方が定着しやすくなります。
例えば、
・現在完了
・不定詞
・比較
・受動態
など、一つだけ選びます。
目標は、
2週間でその単元をほぼマスターすること。
お持ちの問題集で、その単元が何ページあるか数えてみましょう。
例えば18ページなら、
1日2〜3ページずつ進めれば約1週間で一通り終えられます。
2週目は、復習中心です。
問題は「量」より「質」
文法問題集には、
「be動詞を入れましょう。」
「toを入れましょう。」
のような、比較的単純な穴埋め問題もあります。
もちろん基礎確認には役立ちますが、受験対策としてはそれだけでは少し物足りません。
私がおすすめするのは、
並び替え問題
英作文
日本語訳
言い換え問題
肯定文を否定文・疑問文へ書き換える問題
など、実際に文法を使う問題です。
こうした問題の方が、本当に理解できているかどうかが分かります。
答え合わせが一番大切
そして、一番大事なのがここです。
私は答え合わせをするときに、問題を4つに仕分けてもらっています。
OKマーク
正解し、自信を持って説明もできる問題。
この問題は卒業です。
何度も解く必要はありません。
○マーク
正解したけれど、
・少し迷った
・時間がかかった
・ケアレスミスをした
・まぐれで当たった気がする
そんな問題です。
まだ復習が必要です。
△マーク
解けなかったけれど、
解説を見たら理解できた問題。
「ああ、そうだった!」
と思い出せた問題です。
あと一歩で定着するグループなので、重点的に復習します。
×マーク
解説を見ても分からない問題。
これは暗記不足や理解不足です。
単語や文法をもう一度覚え直したり、先生に質問したりして基礎から復習します。
復習するのは○と△だけ
この方法のポイントは、
全部を何周もしないこと。
復習するのは、
○と△だけです。
例えば、
○を解き直す
↓
今度はスラスラ解けた
↓
OKへ昇格!
△も、
△→○→OK
と昇格させていきます。
できる問題に時間を使うより、
あと少しでできる問題を優先する方が、成績は伸びやすくなります。
「30秒シンキング」で時間を無駄にしない
受験では時間との勝負でもあります。
私は生徒さんによく、
「30秒シンキング」
という方法もおすすめしています。
問題を見て30秒考えても全く手が動かないなら、
それ以上悩んでも答えは出てこないことがほとんどです。
英語は数学のように、その場で何分も考えれば解法が思いつく教科ではありません。
覚えているか、覚えていないか。
その差が大きい教科です。
30秒考えても分からなければ×を付けて先へ進み、
後で暗記や復習を行った方が効率的です。
単元をクリアしたら目次を塗ろう!
単元の8〜9割がOKマークになったら、
問題集の目次にある
「現在完了」
「不定詞」
などの単元名をマーカーで塗ってしまいましょう。
「この単元はクリア!」
という証です。
目次がどんどん色付いていくと、
達成感もありますし、
次に何を勉強すればいいかも一目で分かります。
受験勉強では、
「何をやればいいか分からない時間」
が一番もったいない時間です。
勉強内容を見える化すると、机に座ってすぐ勉強を始められるようになります。
2週間に1回は「ごちゃ混ぜ問題」に挑戦!
ただし、単元別の勉強だけでは受験では戦えません。
実際の入試では、
現在完了
受動態
比較
不定詞
三単現
などがすべて混ざって出題されます。
そのため、2週間に1回程度は、
文法がランダムに出題される総合問題
にも取り組みましょう。
最初は点数が低くても心配はいりません。
単元別の復習を続けていけば、
「あ、この日本語なら現在完了だ。」
「ここは受動態だ。」
と見抜く力が少しずつ育ってきます。
最後に
受験勉強で大切なのは、
「たくさん解いた」ではなく、「できない問題をできる問題に変えた」という積み重ねです。
単元ごとにしっかり基礎を固め、
答え合わせでは4つのマークで仕分けをする。
そして定期的にランダム問題で実戦力を確認する。
このサイクルを繰り返していけば、
少しずつ「分かる」が「解ける」に変わり、実力テストや入試でも安定して力を発揮できるようになります。
受験勉強は、がむしゃらに頑張るだけではなく、「効率よく復習する仕組み」を作ることも大切です。ぜひ一度、この方法を試してみてください。
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