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小学生の英検3級、英作文は「難しい英語」より「知っている英語」で勝負!

2026/9/11

小学生が英検3級を目指すとき、意外な壁になるのが英作文です。

「文法はよくできる」

「リスニングも得意」

「長文も読める」

それなのに、

「英作文を書いてみよう!」

となると、急に手が止まってしまう。

そんな生徒さんは、決して珍しくありません。

英作文というと、

「難しい文法を使わないといけない」

「中学校3年生レベルの英語を書かないといけない」

と思ってしまいがち。

でも、実は英検3級の英作文で大切なのは、難しい英語を書くことではありません。

むしろ、

「自分が知っている英語を使って、質問にきちんと答える」

ことが大切です。

✏️英検3級の英作文は、どうやって採点される?

現在の英検3級のライティングでは、英作文は4つの観点から採点されます。

① 内容

質問に対して、自分の考えと、それを支える理由2つを書けているか。

② 構成

英文の流れが分かりやすく、理由などがきちんとつながっているか。

③ 語彙

単語を正しい意味・スペルで使えているか。

④ 文法

文法的に正しい英文になっているか。

それぞれ0~4点で、合計16点満点です。

そして3級の英作文では、25~35語程度が語数の目安になっています。

つまり、

「難しい単語をたくさん使う」

「難しい文法を見せる」

ことが目的ではありません。

🌟「知っている英語だけ」で書いていい!

例えば、

Which do you like better, watching movies or reading books?

というような質問が出たとします。

「私は映画を見るほうが好きです」

と答えたい。

ここで、

「映画鑑賞は読書よりも有意義な活動である」

みたいな難しいことを英語にしようとする必要はありません。

小学生なら、

I like watching movies better.

で十分、立派なスタートです。

あとは、

「なぜ?」

という理由を2つ考えます。

例えば、

I can watch movies with my family.

I can learn many things from movies.

など。

自分が知っている単語と文法で、きちんと意味が伝わればいい。

だから私は、小学生の英作文では、

「難しい英語を書く」より「間違えない英語を書く」

ことを大切にしています。

「難しい英語を書こう」とすると、ミスが増える!

例えば、

「映画を見るのが好き」

と書きたいのに、

「映画を見ることは私にとって非常に有益な経験をもたらす」

のような日本語を考えてしまう。

すると、

「beneficialって何だっけ?」

「experienceのスペルは?」

「bringを使うんだっけ?」

と、どんどん難しくなってしまいます。

でも、

I like movies.

なら、知っている単語で書ける。

英作文では、

自分が確実に書ける英語に言い換える力

がとても大切です。

「言いたいことをそのまま英語にする」のではなく、

「自分が知っている英語で言える形に変える」

という考え方です。

点を落とさないためにできること

英作文でまず気をつけたいのは、次の4つ。

① 質問にちゃんと答える

聞かれていることと違うことを書かない。

英検協会も、QUESTIONに答えていない場合、すべての観点で0点になることがあると説明しています。

② 意見を1つに決める

「映画と読書、どちらが好き?」

と聞かれたら、

「映画が好き」

と決めたら、映画が好きな理由を書きます。

途中で、

「でも本も好き」

と逆の方向に話を広げないこと。

英検協会も、Aを選んだ場合はAを支持する理由を書くよう案内しています。

③ 理由を2つ書く

「映画が好きです。楽しいからです。」

だけではなく、

理由を2つ。

そして、理由はできれば少し具体的にします。

「楽しい」

だけではなく、

「家族と一緒に見られる」

「いろいろなことを学べる」

など、

「なぜ?」の先まで考えるのがポイントです。

④ 最後にスペルと文法をチェックする

英作文を書き終わったら、

☑ 大文字は合っている?

☑ 文末にピリオドがある?

☑ 単語のスペルは合っている?

☑ 主語と動詞は合っている?

☑ 三単現のsを忘れていない?

☑ 複数形のsは必要?

☑ 時制は合っている?

とチェック。

「書いて終わり」ではなく、最後の見直しでもう1点、2点を拾うイメージです。

英語が書けない」のではなく、「理由が思いつかない」こともある!

ここは、小学生にとても多いポイントです。

例えば、

「映画を見るのが好きです。理由を2つ書きましょう」

と言われたとき。

英語以前に、

「……理由?」

となってしまう。

「好きだから。」

「楽しいから。」

……以上!

という状態です。

これは、必ずしも英語力の問題ではありません。

日本語でも「なぜ好きなのか」を具体的に考える経験が少ないのかもしれません。

例えば、

🎬「映画を見るのが好き」

「なぜ?」

家族と一緒に見られる

「誰と?」

お父さんやお母さんと見られる

英語にすると?

I can watch movies with my family.

こんなふうに、

理由 → 具体的な説明

まで掘り下げてみます。

「電車のほうが好き」も、まず日本語で考えてみよう

例えば、

「飛行機と電車、どちらが好きですか?」

と聞かれたとします。

「電車!」

でも、

「なぜ?」

「……。」

となったら、いきなり英語にしない。

まず日本語でOK。

「景色を見ることができる」

「駅でいろいろなものを買える」

「家族と話せる」

「飛行機より怖くない」

などなど。

そこから、

自分が英語で言えるものを選ぶ。

例えば、

「景色を見ることができる」

なら、

I can see many beautiful views.

「家族と話せる」

なら、

I can talk with my family.

というように、

日本語で理由を考える

知っている英語に変換する

という順番で考えます。

これなら、小学生でも取り組みやすくなります。

小学生が覚えておくと便利!「ヘビロテ表現」

英作文では、毎回ゼロから英文を作る必要はありません。

むしろ、

何度も使える「型」をいくつか持っておく

と、とても楽になります。

「~が好きです」

I like ~.

「~のほうが好きです」

I like ~ better.

「~することができます」

I can ~.

「~するのが楽しいです」

It is fun to ~.

「~するのが好きです」

I enjoy ~ing.

※ enjoyの後ろは、基本的に「~ing」の形。

「~を学ぶことができます」

I can learn ~.

「~と一緒にできます」

I can ~ with my family.

「~する時間があります」

I have time to ~.

「~は簡単です」

It is easy to ~.

「~は面白いです」

It is interesting.

「~は楽しいです」

It is fun.

⭐「~できてうれしいです」

I am happy to~.

「例えば、~」

For example, ~.

「そして、もう一つの理由は……」

Also, ~.

🌟「~だからです」

This is because~.

こうした表現をいくつか「自分の引き出し」として持っておくと、

英作文のたびに、

「この日本語を英語にするには……」

と全部を一から考えなくてよくなります。

英作文は「英語力」+「アイデア力」!

英検3級の英作文で苦戦している小学生を見ると、

「英語が苦手なのかな?」

と思ってしまうことがあります。

でも、実際には、

英語は書ける。
でも、理由が思いつかない。

というケースもあります。

だから私は、

「英作文の練習=英文を書く練習」

だけにしなくてもいいと思っています。

例えば普段から、

「どっちが好き?」

「どうして?」

「ほかには?」

と日本語で話してみる。

映画と本、どっちが好き?

電車と飛行機、どっちが好き?

夏と冬、どっちが好き?

サッカーと野球、どっちが好き?

家で食べるのと外食、どっちが好き?

そして、

「どうして?」を2つ考える。

これだけでも、英作文の「理由を考える力」のトレーニングになります。

「難しい英語」ではなく「伝わる英語」を!

小学生が英検3級を目指すとき、

「中学3年生レベルの英語を書かないと!」

と考える必要はありません。

もちろん3級は中学卒業程度の級で、身近な英語を理解・使用する力が求められます。

でも、英作文で大切なのは、

自分の意見を決める

理由を2つ考える

自分が知っている英語にする

スペル・文法を確認する

ということ。

英作文は、

「自分の知らない英語をたくさん使うテスト」

ではありません。

むしろ、

「自分が知っている英語を、正確に使って伝えるゲーム」

と考えてみるといいかもしれません✨

そして、

「理由が思いつかない!」

というときは、まず日本語で考えてOK。

「どうして?」を2回聞いてみる。

そこから、自分の知っている英語に変えていく。

この練習を積み重ねれば、小学生でも英作文は少しずつ「何を書けばいいか分からない問題」から、「知っている表現を組み合わせて答えられる問題」に変わっていきます。

英作文は、実は工夫次第で点を取りにいきやすい分野でもあります。

難しい英語を追いかけるより、

「知っている英語を、ミスなく、質問に合わせて使う」

ところから始めてみましょう😊

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