英単語が覚えられない子には理由がある!|『覚え方』を学ぶ単発ワークショップ
「毎日英単語を書いているのに、テストになると思い出せない。」
「意味は分かるけれど、スペルが書けない。」
「何度覚えても、次の日には忘れてしまう。」
保護者の方から、このようなお悩みをご相談いただくことがよくあります。
実は、「英単語が覚えられない」といっても、その原因はお子様によってさまざまです。
だから私は、最初から全員に同じ暗記法をお伝えすることはしていません。
まずは「なぜ覚えられないのか」を一緒に探るところから始めています。
まずは、お子様のタイプを見極めます
タイプ① 覚え方がもったいないタイプ
暗記する力は十分あるのに、
・眺めるだけで終わっている
・書くだけになっている
・思い出す練習が少ない
このようなお子様です。
最近の認知心理学では、「何回見たか」よりも「何回思い出したか」の方が記憶の定着に重要だと考えられています。
このタイプのお子様は、「思い出す回数」を増やすだけで驚くほど覚えられるようになることも少なくありません。
タイプ② 覚えること自体が苦手なタイプ
発達特性(またはその傾向)があるお子様の中には、ワーキングメモリーの特性から「覚えること」そのものが苦手なお子様もいます。
例えば、
・漢字がなかなか覚えられない
・黒板を書き写すのが苦手
・聞きながら書くことが苦手
といった特徴が見られることがあります。
その一方で、
好きなゲームや電車、恐竜などは驚くほど詳しく覚えていることも珍しくありません。
このタイプのお子様には、
・空書き(空中に書く)
・声に出す
・体を動かす
・語呂合わせ
・イメージ記憶
など、五感を使った方法を取り入れながら進めていきます。
タイプ③ 意味は分かるけれど書けないタイプ
例えば、practiceを見て、「練習する」とは答えられるのに、
スペルを書こうとすると止まってしまう。
このタイプのお子様には、丸暗記を増やすよりも、フォニックスのルールを知る方が近道になることがあります。
「なぜこの綴りになるのか」が分かるだけで、書ける単語が一気に増えることもあります。
ワークショップ前の準備
事前に30語ほど、覚えたい英単語を送っていただいています。
ほとんどのご家庭が、
・学校の教科書
・学校指定の単語帳
・これから学校で習う単語
などを送ってくださいます。
私は事前にすべて目を通し、
・フラッシュカードの作成
・フォニックスの確認
・覚えにくそうな単語の分析
・語呂合わせ
・身近なカタカナ英語との関連
などを考えてから当日を迎えます。
当日の流れ
① なぜ単語を覚える必要があるのかを知る
まずは、
「単語が分からないと、どんな場面で困るのか」
をお話しします。
英語は単語が材料です。
どれだけ文法を理解していても、単語が分からなければ文章は読めませんし、英作文もできません。まずは「単語学習の大切さ」を理解してもらいます。
② 間違った覚え方をチェック
意外と多いのが、
・見ているだけ
・書き写して終わり
・赤シートで眺めるだけ
という覚え方です。
「やっているつもり」になっていないか、一緒に確認します。
③ フラッシュカードでインプット
日本語と英語を声に出しながら何度も確認します。
目・耳・口を同時に使うことで、記憶に残りやすくなります。
④ 今度は思い出す練習
フラッシュカードを使い、
英語を見て意味が言えるか、
日本語を見て英語が言えるか、
アウトプットを繰り返します。
「思い出す」こと自体が記憶を強くすると考えられています。
⑤ フォニックスでスペルを理解する
今度は英単語だけを見ながら、
フォニックスを使って「音」と「スペル」を結び付けます。
シラブル(音節)ごとに区切り、一緒に空中へ書きながら覚えていきます。
また、
・魔法のe
・ai
・ea
・ee
・ck
・th
・gh
など、
つづりによって音が変わるルールも、その場で確認していきます。
「丸暗記」ではなく、
「なぜそう書くのか」
を理解することで、初めて見る単語にも応用しやすくなります。
⑥ ご家庭で続けられる暗記法を身につける
最後は、白紙を縦に4分割した「一人小テスト」の方法をお伝えします。
日本語 → 英語
英語 → 日本語
を交互に繰り返していく方法で、
紙1枚(裏表)だけで8回分の小テストができます。
最初は点数が低くても、繰り返すごとに点数が上がっていくお子様がほとんどです。
「覚えられる」という成功体験を、その場で実感していただけます。
このワークショップで一番伝えたいこと
実は、この時間で30語すべてを完璧に覚えることが目的ではありません。
一番の目的は、
「自分で覚えられるようになること」
です。
英単語は、中学校だけで終わるものではありません。
高校でも、大学受験でも、その先でも、新しい単語は出てきます。
だからこそ、
・自分の単語帳にどうヒントを書けばいいのか
・語呂合わせをどう考えるか
・一人でアウトプットする方法
・どれくらいの頻度で復習するのか
こうした「覚え方」そのものを持ち帰っていただきたいと思っています。
単語は英語という言語の土台です。
そして、その土台を自分で積み上げられる力は、一生使える財産になります。
「うちの子には、どの覚え方が合うんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
お子様の特性や学習スタイルに合わせて、一緒に「覚えられる方法」を探していきます。
この先生のおすすめコース
- 英単語をただひたすら書く・唱える方法で覚えている中学生
- 英単語が書けずテストで点数をとれない中学生
- 英単語の覚え方がいまいちよくわからない中学生
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英語のおすすめの指導コース
- 英検3級、準2級に合格したい方
- 中3レベル、高校前半レベルを完璧にしたい方
- 英検対策が分からない方
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