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私は英検を一回しか受けたことがありません

2026/7/20

前回はTOEICで満点を取った時のお話をしましたが、

今回は英検1級を取った時のお話です。

TOEICの有効期限は2年(と言っても満点を取ったあと、力が落ちることはあんまりないと思いますが…)

英検は、一度取れば永久資格なので…

なのかどうかはわかりませんが、英検は高いです。

普通は英検3級ぐらいからはじめて

準2、2、準1、1級と進むようですが、

私はそこまでお金がなかったので、節約のために、一回で1級を取りたいと思いました。

ホームページで過去問をダウンロード、対策をして、

1級の一次試験を受けました。

1級の単語は古代ギリシャ語由来とかラテン語由来とか、もう、わけがわからない難しさです。

満点は無理です…(たぶん、必死で例文音読すればいけますが)

読解は、内容が面白いです。

高校時代、英文読解という科目として文章を読んでいたときは、まず問題文を読み、何が聞かれているのか、キーワードは何かを探し、そのキーワードに線を引くことで、ある程度は対応できるようになりましたが、

もう一歩進んで、文章全体を少し離れたところから俯瞰して見ることや、筆者の考えや内容そのものを楽しむという段階までは、当時の実力ではまだ追いついていませんでした。

ある時急に「内容がある」ことに気づいて、驚いた記憶があります。

それまで、フィクションでも読んでいるような感覚で、

読んだ内容がこの世界と直接つながっているという実感がありませんでした。

英文は「同じ人間が、何かを伝えるために書いたものである」ということに気づいてから、

道具としての英語というものを理解できるようになった気がします。

作文は、一番好きです。自分の意見を書くに当たって、

日本語と英語では、全く論理展開や説明の仕方、考え方が違うのですが、

何より一番大事なのは、物事を複数の視点から見られるようになることだと思います。

さて、無事1次試験を通過したら、2次は面接なので、時事問題や教養も少し求められます。

私はしゃべれるけれど、ネガティブに偏りがちなニュース報道を見るのがあまり好きではないので

やや不利です(笑)

その当時出された問題は、新聞や本という紙媒体が今後の世界に残っていくかどうかという問題でした。

私は、新聞はともかく、本は残っていくだろうなと思っていたので、まあ、残っていく、とだけ答えたんですが、

ちょっと言葉足らずなのを試験官の方も見抜いてくださり、

具体的に新聞についてもそう思いますか? みたいな感じで話を展開してくださったんですね。

それで私が、まあ、新聞は割と即席なものだから、オンラインでも用が足りる可能性はあると思うんだけれども、

本というのは長いことかけて研究をしたり、文章を練ったり情報を集めたりして、その集大成だから、なんかとても重みが違うっていうことを、話したんじゃないかと思います。

今だったらもっと全然違うことが言えたかなとは思うんですが、

例えば、紙媒体を見たときと、インターネットで見たときとでは脳の反応が違うとか、

いろいろ科学的にも研究が進歩していますからね。

ともかく、そんな話をして、最後に私が使ったのが、クリントン大統領のあるスピーチで、

なんかI hope you have enjoyed this evening as much as I haveというのがあったので、それを応用して言った記憶があります。

その時の試験監督の反応で、「受かったんじゃないかな?」という手ごたえがありました。

英検で一番大事なのは、自分が喋れるということを示すことなので、内容ももちろん大事なんですけれども、

できるだけセットフレーズを覚えて、ここぞというときに出すというのも大事です。

例えば、「あーー、えーーー、んーーー」の代わりに「ちょっと時間をください」でも、「これは、なんて言ったらいいかがとても難しいんですけれども」って言ったりとか、

そういうことでも自分の力というのは示すことができますよね。

だから、もし内容が難しくても諦めないで、試験で何を見られているかということを考えて、

ちゃんと自分の力が伝わるように喋ればいいんです。

合格して一番うれしかったのは、もう対策しなくて良いということでした(笑)

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