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国語

国語が苦手な人ほど“設問を先に読んでいない” ―― 問われていることを把握するだけで正答率が上がる理由

2026/6/8

■文章を読む前に、設問を見ていますか?

国語のテストになると、

「文章が長くて何を読めばいいか分からない」

「最後まで読んだのに問題が解けない」

という悩みを持つ人は少なくありません。

その原因の一つが、

設問を読まずに本文を読み始めていること

です。

国語が得意な人ほど、実は本文を読む前に設問へ目を通しています。

これは「答えを先に探すため」ではありません。

何が問われるのかを把握した状態で読むためです。

■国語は“情報探しゲーム”ではない

設問を先に読まない人は、

文章を最初から最後まで漫然と読んでしまいます。

すると、

・どこが重要なのか分からない

・筆者の主張を見失う

・記述問題の根拠を探し直す

という状態になりがちです。

一方で設問を先に確認すると、

・「理由を聞かれそうだな」

・「人物の心情が問われそうだな」

・「筆者の主張が重要そうだな」

という意識を持ちながら読めます。

同じ文章でも、見える情報量が大きく変わるのです。

■設問は“本文の地図”になる

例えば説明文で、

「筆者が主張したいことを答えなさい」

という設問があったとします。

この場合、

本文を読む段階から

・繰り返し出てくる言葉

・結論部分

・「つまり」「したがって」などの接続詞

に自然と注目できるようになります。

設問は、

「どこを重点的に読めばよいか教えてくれるヒント」

なのです。

■記述問題ほど設問分析が重要

特に差がつくのが記述問題です。

記述が苦手な人は、

本文を読んでから設問を見るため、

何を書けばよいのか分からなくなります。

しかし最初に設問を見ると、

・理由を書く問題なのか

・心情を書く問題なのか

・要約する問題なのか

を把握できます。

例えば、

「なぜ主人公はそう考えたのですか」

なら理由を探しながら読みます。

「主人公の気持ちを説明しなさい」

なら心情の変化に注目します。

設問が分かるだけで、読む視点が変わるのです。

■共通テスト・高校入試でも有効

近年の入試では文章量が増えています。

特に共通テストでは、

限られた時間で大量の文章を処理しなければなりません。

そのため、

「とりあえず読む」

では時間が足りなくなります。

設問を先に確認することで、

必要な情報を意識しながら読めるため、

読解の効率が大きく向上します。

高校入試でも同様です。

文章を読んだ後に設問を確認する人と、

設問を意識して読む人では、

正答率にも時間にも差が生まれます。

■設問を読むときのポイント

ただ設問を見るだけでは意味がありません。

次の3点を意識しましょう。

① 何を答える問題か確認する

理由なのか、内容説明なのか、心情なのかを確認します。

② 答える範囲を確認する

「傍線部周辺」なのか、

「文章全体」なのかを意識します。

③ キーワードに印を付ける

「なぜ」
「どのような」
「筆者の考え」

などの言葉に注目しましょう。

■今日からできる実践方法

国語の問題を解くときは、

本文を読む前に30秒だけ設問を確認してください。

確認するのは、

・記述問題の有無

・問われている内容

・重要になりそうなポイント

だけで十分です。

それだけでも本文の読み方は大きく変わります。

■国語は“読む前の準備”で差がつく

国語が苦手な人ほど、

文章を読むことだけに集中しています。

しかし実際には、

読む前の準備が読解力を支えている

のです。

設問を先に読むことで、

  • 重要な部分が見つけやすくなる

  • 記述の根拠が探しやすくなる

  • 時間配分が改善する

といった効果が期待できます。

国語の点数が安定しない人は、まず「設問を先に読む」習慣から始めてみてください。

小さな工夫ですが、読解の精度は大きく変わります。

もし1〜2か月続けても成果が出ない場合は、文章の読み方や問題の解き方に課題があるかもしれません。

国語の読解や記述対策でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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