【高校受験・大学受験】社会が得意な人ほどニュースを勉強に変えている ―― 時事問題と受験をつなげる学習法を解説します
「ニュースを気にしたことなんてない。」
そう思っている受験生は少なくありません。
しかし、社会が得意な生徒ほど、日頃からニュースを「知識」としてではなく、「受験勉強の教材」として活用しています。
もちろん、毎日ニュース番組を1時間見る必要はありません。
大切なのは、
「ニュースで見た出来事を、学校で学ぶ内容と結び付けること」
です。
この習慣が身につくと、教科書の内容が「覚える知識」ではなく、「理解できる知識」に変わります。
今回は、高校受験・大学受験に役立つニュースの活用法を紹介します。
■なぜニュースを見ると社会の成績が伸びるのか
社会は出来事を暗記する教科ではありません。
「なぜ起こったのか」
「どんな影響があるのか」
を理解することで、知識が定着していきます。
例えば、
円安
少子高齢化
異常気象
国際会議
選挙
こうしたニュースは、学校で学ぶ地理・歴史・公民と深くつながっています。
ニュースを見ることで、
「教科書で学んだ内容が、今の社会でも起きている」
と実感できるようになります。
■高校受験生は「公民・地理」と結び付けよう
高校入試では、資料問題や時事的な内容を背景とした問題が増えています。
例えば、
選挙のニュース → 公民(選挙制度・民主主義)
円安・円高 → 地理・公民(貿易・為替)
地震や豪雨 → 地理(自然災害・防災)
少子高齢化 → 公民(社会保障・人口問題)
このように関連づけて考えるだけで、知識が整理されます。
「ニュースを見たら、教科書のどの単元とつながるかな?」
と考える習慣をつけましょう。
■大学受験生は「歴史とのつながり」も意識する
大学受験では、単なる暗記では対応できない問題が増えています。
例えば、
国際情勢のニュースを見たら、
世界史では
植民地支配
帝国主義
冷戦
国際連盟・国際連合
日本史では
明治維新後の外交
日清・日露戦争
戦後復興
国際協力
などと結び付けて考えてみましょう。
また、地理では、
エネルギー問題
食料問題
気候変動
人口移動
など、現在のニュースがそのまま学習内容につながります。
「過去を学ぶことで現在を理解し、現在を見ることで過去を深く理解する」
これが大学受験の社会で求められる力です。
■ニュースを見るときの3つのポイント
①「なぜ起きたのか」を考える
出来事だけを覚えても忘れてしまいます。
背景や原因を調べることで、知識は長く記憶に残ります。
② 教科書や資料集を開いてみる
ニュースを見たら、
「この内容はどのページに載っているだろう?」
と教科書や資料集で確認してみましょう。
資料集には地図や写真、統計が掲載されているため、理解がさらに深まります。
③ 家族や先生と話してみる
ニュースについて誰かに説明すると、自分の理解度がよく分かります。
「説明できる=理解できている」
という状態を目指しましょう。
■ニュースを見るだけでは成績は伸びない
注意したいのは、
ニュースを見るだけで満足してしまうことです。
社会が得意な人は、
ニュースを見る
↓
教科書で確認する
↓
資料集で調べる
↓
問題を解いてみる
という流れで学習しています。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、本当の得点力につながります。
■おすすめの学習時間
高校受験生
平日(15〜20分)
ニュースを1つ確認(5分)
教科書・資料集で関連内容を確認(10分)
一問一答やワークで復習(5分)
休日(30〜40分)
気になったニュースを深掘りする
地図帳・資料集で確認
関連する単元を復習
大学受験生
平日(20〜30分)
ニュースを1つ選ぶ
世界史・日本史・地理・公民との関連を考える
資料集や参考書で確認する
休日(45〜60分)
テーマを一つ決めて調べる
共通テストや志望校レベルの資料問題に取り組む
関連する過去問を解く
■社会が得意な人の共通点
社会が得意な人は、
「ニュースを見る」
のではなく、
「ニュースから学ぶ」
ことができています。
教科書と現実社会を結び付けることで、
知識は単なる暗記ではなく、「理解」へと変わります。
その理解が、資料問題や記述問題、思考力を問う問題への対応力につながっていくのです。
■まとめ
社会は、日常生活の中にも学ぶヒントがたくさんある教科です。
ニュースを見たら、
どの単元と関係があるのか
なぜその出来事が起きたのか
歴史や地理、公民とどうつながるのか
を考える習慣をつけてみましょう。
この積み重ねが、「暗記だけの社会」から「理解して解ける社会」への第一歩になります。
明日からニュースを見る時間を、ぜひ「受験勉強の時間」に変えてみてください。
この先生のおすすめコース
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- 社会が苦手で、「覚えるだけ」から抜け出したい生徒
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