【高校受験・大学受験】9月に知りたい「秋の社会」!身近な疑問から学ぶ地理・歴史の雑学5選
■「なぜ?」を知ると、社会はもっと面白くなる。受験勉強の息抜きにもおすすめ
9月になりました。
夏の暑さも少しずつ落ち着き、季節は秋へと向かっていきます。
受験生にとって9月は、夏休みが終わり、学校生活と受験勉強を両立していく時期です。
夏休みのように一日中勉強できるわけではありません。
学校の授業、宿題、部活動、学校行事。
そして受験勉強。
「少し疲れてきたな」と感じる人もいるでしょう。
そんな今回は、いつもの入試問題から少し離れて、
「秋」という身近なテーマから社会を考えてみましょう。
実は、私たちが普段何気なく感じている季節の変化にも、
地理
歴史
気候
農業
文化
など、社会につながる要素がたくさんあります。
今回は、受験勉強のちょっとした息抜きとして楽しめる「秋の社会の雑学」を5つ紹介します。
① なぜ「秋」は台風が多い?|日本の気候と台風の関係
夏から秋にかけて、日本では台風が多く発生します。
ニュースでも、
「台風が接近しています」
という言葉を耳にする機会が増えます。
では、なぜ秋に台風が多いのでしょうか。
大きな理由の一つが、海面水温と大気の状態です。
台風は暖かい海から供給される水蒸気をエネルギーとして発達します。
夏から秋にかけては海水温が高く、台風が発達しやすい条件が整います。
さらに秋になると、日本付近の気圧配置が変化し、台風の進路にも変化が生じます。
高校受験の地理でも、
台風
季節風
梅雨
日本の気候
などは重要なテーマです。
普段見ている天気予報も、実は地理の勉強につながっています。
② なぜ「実りの秋」と呼ばれる?|日本の農業と季節
「実りの秋」という言葉があります。
秋になると、
米
果物
野菜
など、さまざまな農作物が収穫の時期を迎えます。
特に日本では、
稲作と季節の変化
が深く結びついてきました。
日本では古くから米が重要な農作物でした。
そのため、
「いつ田植えをして、いつ収穫するのか」
という農業のサイクルが、人々の生活や文化とも深く関係してきました。
例えば、
秋祭り
も、収穫への感謝と関係しているものがあります。
つまり、
「秋になった」
という季節の変化一つを見ても、
気候 → 農業 → 人々の生活 → 文化
というつながりが見えてきます。
これこそ、社会を学ぶ面白さの一つです。
③ なぜ「十五夜」は毎年日付が違う?|社会と月の暦
秋の行事といえば、
十五夜
を思い浮かべる人もいるでしょう。
月を眺める「お月見」の文化です。
ところで、
「十五夜は毎年同じ日なの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
実は、十五夜の日付は毎年同じではありません。
これは、昔の日本で使われていた暦と、現在使われている暦の仕組みが異なることが関係しています。
現在、日本で一般的に使われているのは、
太陽暦
です。
一方、かつて日本で使われていた暦は、
月の満ち欠けを基準の一つとする太陰太陽暦
でした。
ここから、
「暦はどのように作られているのか」
という歴史や文化の話につながっていきます。
高校受験の歴史では、明治時代に太陽暦が採用された
ことも重要なポイントです。
普段の「十五夜」から、歴史の学習につながるわけです。
④ なぜ「秋分の日」がある?|地球の動きと季節
9月には、
秋分の日
があります。
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日として知られています。
では、なぜ季節によって昼と夜の長さが変わるのでしょうか。
これは、
地球の自転と公転、そして地軸の傾き
が関係しています。
地球は太陽の周りを公転しています。
そして、地球の地軸は公転面に対して傾いています。
このため、季節によって太陽の光の当たり方が変化します。
その結果、
夏は昼が長い
冬は夜が長い
春分・秋分ごろは昼と夜の長さが近くなる
という現象が起こります。
これは中学地理・理科でも登場する内容です。
社会と理科は完全に別の教科に見えますが、
教科をまたいで知識がつながる瞬間
があります。
⑤ なぜヨーロッパでは「9月」が新しいスタートになる?|世界の学校制度
日本では4月に新年度が始まります。
しかし、世界を見ると、
9月ごろに新年度が始まる国も多くあります。
例えば、ヨーロッパやアメリカなどでは、秋から学校の新年度が始まる制度が一般的です。
なぜでしょうか。
その背景には、
農業社会の生活リズムや歴史的な学校制度
など、さまざまな要因があります。
日本の学校制度が当たり前だと思っていると、
「なぜ9月からなの?」
と疑問に感じるかもしれません。
しかし、
「日本では4月、海外では9月に始まる地域が多い」
という違いを知るだけでも、世界の文化や制度に興味を持つきっかけになります。
大学受験の世界史・地理では、こうした「国による違い」を理解することも重要です。
■社会は「暗記科目」ではなく「身近な疑問を考える教科」
ここまで5つの秋に関する話を紹介しました。
改めて考えてみると、
「秋」という一つのテーマだけでも、
台風 → 気候
稲作 → 農業
十五夜 → 歴史・文化
秋分 → 地球と季節
9月の新学期 → 世界の制度
と、さまざまな分野につながっています。
これが社会の面白いところです。
社会が苦手な人は、
「覚えることが多すぎる教科」
と考えてしまいがちです。
もちろん、受験では覚えなければならない知識もあります。
しかし、「なぜ?」を考えることで、単なる暗記ではなくなります。
■高校受験の社会では「身近な疑問」を入試につなげよう
高校受験生なら、普段の生活の中で、
「なぜ?」
と思ったことを、そのまま勉強につなげてみましょう。
例えば、
「なぜ日本は台風が多い?」
↓
日本の位置・気候・海水温
「なぜ北海道は農業が盛ん?」
↓
気候・土地・農業
「なぜ東京に人口が集中している?」
↓
都市・産業・交通
というように、
身近な疑問から地理の知識を広げる
ことができます。
■大学受験の社会では「知識同士をつなげる」
大学受験では、単語を一つ知っているだけでは対応できない問題も増えてきます。
例えば、
「この出来事が起こった背景は何か」
「この地域でこの産業が発達した理由は何か」
「この資料から何が読み取れるか」
といった問題です。
そのため、
知識A+知識B+資料
を組み合わせて考える力が必要になります。
普段から、
「なぜ?」
「その結果どうなった?」
「他の地域ではどうだろう?」
と考える習慣をつけておくと、こうした問題にも対応しやすくなります。
■受験勉強の息抜きに「社会の雑学」を使おう
受験勉強の合間に、
「今日は10分だけ社会の雑学を調べてみる」
という時間を作ってもいいでしょう。
例えば、
日本の地名の由来
世界の国旗
世界遺産
歴史上の人物の意外なエピソード
地図を見る
昔の地図と現在の地図を比べる
身近な商品の産地を調べる
など。
重要なのは、
「勉強しなければ」と考えすぎないこと。
「ちょっと気になるから調べてみる」
くらいで十分です。
その小さな興味が、社会への理解を深めるきっかけになります。
■9月は「社会を楽しむ時間」も作ってみよう
夏休みが終わり、受験勉強もいよいよ後半戦に入っていきます。
これからは、
「もっと勉強しなければ」
という気持ちが強くなるでしょう。
もちろん、学習量を確保することは大切です。
しかし、
ずっと問題集と向き合い続ける必要はありません。
少し疲れたときには、
地図を見る。
歴史の本を読む。
世界遺産を調べる。
ニュースを見てみる。
身近な「なぜ?」を調べる。
そんな時間を作ってみてください。
それも立派な社会との接点です。
■まとめ|「秋」をきっかけに社会をもっと身近に感じよう
今回は、秋をテーマに社会の雑学を紹介しました。
秋の台風と日本の気候
実りの秋と日本の農業
十五夜と日本の暦
秋分の日と地球の動き
9月の新学期と世界の学校制度
一見すると、受験とは関係なさそうな話もあります。
しかし、少し掘り下げると、
地理・歴史・文化・気候・世界の制度
につながっています。
社会は、教科書の中だけにあるものではありません。
学校へ行く途中の景色。
ニュースで見る天気。
スーパーに並ぶ農産物。
旅行先の地名。
身近な行事。
こうしたところにも社会の学びがあります。
だからこそ、9月は少しだけ視点を変えてみてください。
「これって、なぜなんだろう?」
その疑問から始まる学びは、意外と記憶に残ります。
■最後に|受験生の皆さんへ
9月になりました。
夏休みを終えて、
「もっと勉強すればよかった」
と思っている人もいるかもしれません。
でも、ここからです。
夏休みは終わりましたが、受験までの時間はまだ残っています。
学校生活もあります。
部活もあります。
友達との時間もあります。
少し疲れる日もあるでしょう。
だからこそ、すべてを完璧にこなそうとしなくて大丈夫です。
勉強するときは集中する。
疲れたら休む。
興味を持ったことは少し楽しむ。
そして、また勉強に戻る。
そんなペースで構いません。
社会の勉強も、
「覚えなければ」
だけではなく、
「なぜ?」
という気持ちを少し大切にしてみてください。
もしかすると、今まで苦手だった社会の中に、
「ちょっと面白い」
と思える瞬間が見つかるかもしれません。
秋は、受験勉強の後半戦が始まる季節です。
焦らず、でも一歩ずつ。
夏を越えた皆さんなら、ここからもまだまだ伸びます。
9月も、自分のペースで頑張っていきましょう。
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