【高校受験・大学受験】9月は「読書の秋」!受験生の国語力を伸ばす読書習慣
■9月から国語の読解力を伸ばすために、受験生が実践したい1日10分の読書
9月になりました。
夏休みが終わり、学校生活も再び始まります。
受験生にとっては、模試や実力テストが増え、ここから本格的に入試を意識する時期です。
「夏休みより勉強時間が取れなくなった」
「学校が始まって少し疲れている」
そんな人もいるかもしれません。
そこで今回は、少しだけ受験勉強から離れた話をします。
9月といえば、
「読書の秋」
です。
実は読書は、受験生の国語力を高めるためにもおすすめの習慣です。
とはいえ、
「受験生だから難しい本を何時間も読まなければいけない」
というわけではありません。
1日10〜15分程度の読書でも十分です。
今回は、高校受験・大学受験を控えた皆さんに向けて、9月から取り入れたい読書習慣と国語の読解力との関係について解説します。
■受験生に読書がおすすめな理由|国語の読解力は「読む量」と関係する
国語の成績を上げようとすると、
「国語の問題をたくさん解こう」
と考える人が多いと思います。
もちろん、入試問題や読解問題を解くことは重要です。
しかし、国語の土台には、
「文章を読むことに慣れているか」
という力があります。
普段から文章を読む機会が少ないと、長い文章を読んだだけで疲れてしまうことがあります。
一方、日頃から本や文章を読む習慣がある人は、比較的長い文章にも抵抗なく取り組めます。
これはスポーツと似ています。
いきなり長距離を走るより、普段から少しずつ走っている方が長い距離に対応しやすくなります。
文章を読むことも同じです。
読書を通して文章に触れることで、「読む体力」を少しずつ身につけることができます。
■国語の成績を上げるために長時間の読書は必要?
ここで注意したいのは、
「受験生は毎日1時間読書をしよう」
という話ではありません。
9月以降は学校があります。
宿題もあります。
部活動や学校行事がある人もいるでしょう。
さらに受験勉強も必要です。
そのため、読書のために勉強時間を大きく削る必要はありません。
おすすめは、
1日10〜15分程度。
例えば、
・朝、学校へ行く前に10分
・昼休みに10分
・寝る前に15分
・勉強の休憩時間に10分
などです。
「毎日必ず30分読まなければいけない」と考える必要もありません。
無理なく続けられる時間で習慣化することが大切です。
■受験生の読書におすすめの本|小説・エッセイ・新書
「読書をするといっても、何を読めばいいの?」
という人もいるでしょう。
結論から言えば、
自分が興味を持てる本で構いません。
高校受験生におすすめなのは小説やエッセイ
小説では、
・登場人物の心情
・人間関係
・場面の変化
・表現の意味
などを自然に考えることになります。
これは高校入試の小説問題を読む際にも役立つ力です。
また、エッセイなら筆者の経験や考えを読むことで、
「この人は何を伝えたいのか」
を考える機会になります。
■大学受験生は新書や評論にも挑戦する
大学受験生なら、
社会
科学
哲学
言語
文化
教育
などを扱った新書や評論系の文章もおすすめです。
大学入試の現代文では、抽象的なテーマを扱った文章が出題されることがあります。
普段からこうした文章に触れておくと、
抽象的な文章を読むことへの抵抗感を減らす
ことにつながります。
ただし、読書だけで大学入試の現代文が解けるようになるわけではありません。
入試問題の演習と並行して取り組みましょう。
■受験生が読む本は「難しい本」でなくてもいい
「受験生だから難しい本を読まなければ」
と考える必要はありません。
難しすぎる本を選んで、
「何を書いているのか分からない」
↓
「読むのがつらい」
↓
「読書をやめる」
となってしまっては本末転倒です。
歴史が好きなら歴史の本。
スポーツが好きならスポーツ選手の自伝。
科学が好きなら科学の読み物。
旅行が好きなら地理や文化に関する本。
このように、
自分が興味を持てるテーマから始めること
をおすすめします。
■読書で語彙力を伸ばす方法|分からない言葉を全部調べなくてもいい
読書には、語彙を増やすというメリットもあります。
ただし、読書中に知らない言葉が出てくるたびに、
「絶対に意味を調べなければ」
と考える必要はありません。
文脈から、
「たぶんこういう意味かな」
と推測しながら読み進めても大丈夫です。
そして、
何度も出てくる
重要そう
気になる
という言葉だけ辞書などで調べてみましょう。
文脈の中で言葉を覚える
ことで、単なる意味の暗記とは違った語彙力につながります。
■読書を国語の読解力につなげる簡単な方法
ただ本を読むだけでも意味はあります。
しかし、少しだけ工夫すると国語の学習にもつながります。
本を読み終えた後、
「この文章は結局何を伝えたかったのだろう?」
と考えてみてください。
そして、
一言でまとめる
練習をしてみましょう。
例えば、
「この文章では、失敗を恐れず挑戦することの大切さについて述べていた。」
くらいで構いません。
これを続けることで、
文章の要点をつかむ力
を意識することができます。
■高校受験の国語対策|小説と説明文の両方を読む
高校受験生は、
小説
エッセイ
説明文
科学・社会系の読み物
など、異なるタイプの文章に触れてみましょう。
高校入試では、小説だけでなく説明的文章も出題されます。
そのため、
「物語は読めるけれど、説明文になると苦手」
という人は、説明文にも少しずつ慣れていくことが重要です。
■大学受験の国語対策|評論文に慣れることも重要
大学受験生は、評論文や新書などにも挑戦してみましょう。
特に、
社会
科学
哲学
言語
文化
教育
などのテーマに触れておくと、普段とは違う考え方や文章構造に慣れることができます。
ただし、読書と入試対策は目的が異なります。
読書=文章に慣れる
問題演習=入試で得点する方法を身につける
というように、それぞれの役割を理解しておきましょう。
■9月から実践したい「1日10〜15分読書」の学習方法
忙しい受験生には、次のような方法がおすすめです。
平日
1日10〜15分
好きな本を読む。
土日
20〜30分程度
平日より少し長めに読む。
読み終わったら
「この文章は何を伝えたかったのか」を一言で考える。
これだけでも十分です。
毎日大量に読む必要はありません。
重要なのは、
文章を読む習慣を切らさないこと
です。
■受験生は「勉強の息抜き」に読書を取り入れよう
9月からは、
「もっと勉強しなければ」
という気持ちが強くなるでしょう。
しかし、受験勉強を長く続けるためには、
適度な息抜きも必要です。
例えば、
30分勉強する
↓
10分休憩する
↓
10分読書する
↓
また勉強する
という使い方でも構いません。
読書は、
「勉強でもあり、息抜きでもある」
という時間にすることができます。
■受験生にとって「休むこと」も大切な勉強
受験生になると、
「勉強していない時間=無駄な時間」
と考えてしまうことがあります。
しかし、それは必ずしも正しくありません。
食事をする。
睡眠を取る。
散歩する。
家族と話す。
友達と少し話す。
本を読む。
好きな音楽を聴く。
こうした時間があるからこそ、また集中して勉強できます。
適切に休むことも、受験勉強を続けるためには大切です。
■9月からの国語学習は「問題演習+読書」で考える
9月以降の国語学習では、
読書だけをすればいいわけではありません。
基本的には、
入試問題・読解問題
→ 得点力を伸ばす
読書
→ 文章を読む習慣や読む体力をつける
という役割分担で考えましょう。
例えば、
平日
漢字・語彙 10分
読解問題 20〜30分
読書 10分
休日
読解演習
復習
古文・漢文
読書20〜30分
など、自分の状況に合わせて取り入れてみてください。
9月は「頑張り続ける」より「続けられる形」を作ろう
夏休みは、まとまった時間を使って勉強できました。
しかし、9月からはそうはいきません。
学校生活が戻り、勉強時間も限られます。
だからこそ、
「毎日3時間国語を勉強する」
という目標より、
「毎日少しでも国語に触れる」
という習慣の方が重要になることがあります。
読書10分でも構いません。
漢字10分でも構いません。
短い読解問題1題でも構いません。
大切なのは、
無理なく続けられる学習を積み重ねること
です。
■まとめ|9月は読書で国語力を伸ばしながら上手に息抜きしよう
9月は「読書の秋」。
受験生にとって読書は、
国語の読解力を支える
文章を読む体力をつける
語彙を増やす
様々な文章に慣れる
国語への苦手意識を減らす
といったメリットがあります。
ただし、
読書を「勉強」にしすぎないことも大切です。
1日10分でもいい。
数ページでもいい。
好きな本を開いてみてください。
勉強の合間に少しだけ文章の世界を楽しんでみましょう。
最後に|9月からも、自分のペースで進もう
夏休み、本当にお疲れさまでした。
9月からは学校生活が始まり、夏休みより忙しくなるでしょう。
思うように勉強時間を確保できない日もあるかもしれません。
そんなとき、
「今日は2時間しか勉強できなかった」
と落ち込むのではなく、
「今日は2時間集中できた」
と考えてみてください。
毎日100点の勉強をする必要はありません。
疲れた日は少し休んでもいい。
本を読んでもいい。
友達と話してもいい。
そして、また次の日に机に向かえばいい。
受験は長い道のりです。
頑張り続けるためには、上手に休むことも大切です。
9月は少しだけ深呼吸して、自分のペースを取り戻しましょう。
そして今日から、寝る前の10分だけでも本を開いてみてください。
その10分が、
国語を好きになるきっかけ
になるかもしれません。
夏を乗り越えた皆さんなら、ここからも大丈夫です。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。
この先生のおすすめコース
- 「文章量が多いと集中力が切れる」 「設問で迷う」 といった理由で得点が安定しないタイプ。
- 「答えは本文にあるはずなのに見つからない」「解説を読めば分かるが、同じ発想ができない」 と感じている
- 今のうちに“考え方”から学習を立て直したい生徒。
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国語のおすすめの指導コース
- 読み書き障がい(LD)がある生徒さん
- 作文など文を書くのが苦手な生徒さん
- 子どものペースに合った授業、サポートをしてほしいと思っている保護者さん
- ”なんとなく”国語を解いている方
- 国語の点数が安定しない方
- ”正しい国語の読み方””国語の解き方を知りたい方”
- 効率的な国語の入試対策を知りたい方
- 国語の読解力を鍛えたい方
- 国語の論述問題を添削してほしい方
- 国語は毎回違う文章だから勉強する意味ない!そう思っているお子さん
- 記述の問題を見ただけで諦めてしまい、テストでも空白になっているお子さん
- 国語のテストでいつも時間が足りなくなってしまい、後半が埋まらず点数が低くなっているお子さん