【高校受験・大学受験】夏休みの国語、最後に「できるようになったこと」を確認しよう
■2学期の国語を伸ばすために、夏の努力を自信に変える方法
夏休みも、いよいよ終わりを迎えます。
受験生の皆さんは、この夏どのように過ごしたでしょうか。
毎日計画通りに勉強できた人もいれば、
「思ったより勉強できなかった」
「もっとやっておけばよかった」
「国語の成績が思ったほど伸びなかった」
と感じている人もいるかもしれません。
特に国語は、英単語のように「100個覚えた」という明確な成果が見えにくい教科です。
そのため、夏休みの終わりに、
「自分は国語が伸びたのだろうか?」
と不安になる受験生も少なくありません。
しかし、ここで一度立ち止まってみてください。
夏休みの最後に必要なのは、
「もっと勉強しなければ」と焦ることではありません。
まずは、
「この夏、自分は何ができるようになったのか」
を確認することです。
■国語は「伸びた実感」が出にくい教科
国語の学習では、
「昨日まで読めなかった文章が、今日は読めるようになった」
という変化が、毎回はっきり分かるわけではありません。
例えば、
漢字を覚えた
語彙が増えた
接続詞に注目できるようになった
指示語の内容を確認するようになった
記述問題で本文から根拠を探せるようになった
選択肢を感覚ではなく本文と照らし合わせるようになった
こうした力は、少しずつ身についていきます。
そして、ある日突然、
「以前より文章が読みやすくなった」
と感じることがあります。
だからこそ、国語では「今の点数」だけで成長を判断しないことが大切です。
■夏休み前の自分と比べてみよう
夏休み最後のこの時期に、一度だけ振り返ってみてください。
例えば、夏休み前には、
説明文を読むと何が重要なのか分からなかった。
という人が、
接続詞や段落の役割を意識して読めるようになった。
のであれば、それは立派な成長です。
あるいは、
記述問題は何を書けばいいか分からなかった。
という人が、
本文から根拠を探して、自分の言葉でまとめられるようになった。
のであれば、これも大きな前進です。
点数だけでは見えない成長があります。
■夏休みにできるようになったことを5つ確認する
ここでは、国語について次の5項目を確認してみましょう。
① 漢字・語彙
夏休み前より、
漢字を書けるようになった
熟語の意味が分かるようになった
慣用句を覚えた
評論で出てくる言葉が理解できるようになった
という変化はありませんか?
知識問題は、積み重ねた分だけ力になります。
② 説明文・評論
文章を読むとき、
「筆者は何を伝えたいのか」
を意識できるようになったでしょうか。
さらに、
接続詞
指示語
具体例
対比
繰り返される表現
などに注目できるようになっていれば、大きな進歩です。
③ 小説
小説では、
「なんとなく悲しそう」
「たぶん嬉しかった」
という感覚だけで答えるのではなく、
「本文のどこからそう判断できるのか」
を考えられるようになったでしょうか。
心情問題で根拠を探す習慣が身についたのであれば、これも夏の大きな成果です。
④ 記述問題
記述問題は、最初から完璧に書ける必要はありません。
例えば、
「本文から根拠を探せるようになった」
「指定字数を意識できるようになった」
「理由を『なぜなら』まで考えられるようになった」
だけでも成長です。
記述は経験を積むほど改善していきます。
⑤ 古文・漢文
大学受験生であれば、
古文単語
助動詞
助詞
敬語
古文常識
漢文句法
などについて、夏前より理解が進んでいるか確認しましょう。
「まだ全部覚えていない」
としても問題ありません。
大切なのは、
夏前よりできることが増えているか
です。
■「まだできないこと」があっても大丈夫
ここは非常に重要です。
夏休みが終わると、
「結局、全部できるようにならなかった」
と落ち込む受験生がいます。
しかし、
夏休みだけですべての弱点を克服する必要はありません。
むしろ夏休みの役割の一つは、
「自分の弱点を発見すること」
でもあります。
例えば、
「説明文は以前より読めるようになったけれど、記述がまだ弱い」
「現代文は大丈夫だけれど、古文単語が不足している」
ということが分かったのであれば、それだけでも大きな収穫です。
■9月からは「全部やる」をやめる
夏休みが終わったら、勉強時間は学校生活などによって変わります。
そのため、
「国語をもっと頑張ろう」
だけでは具体性がありません。
9月からは、
「自分の一番弱いところは何か」
を考えましょう。
例えば、
高校受験
漢字・語彙 → 毎日15分
説明文 → 週2題
記述 → 週3問
間違えた問題 → 土曜日に復習
というようにします。
大学受験
現代文 → 週2〜3題
古文単語 → 毎日
古文読解 → 週2題
漢文句法 → 毎日少しずつ
など、自分の課題に合わせて組み立てます。
■夏休みの最後に「3つ」だけ書き出そう
おすすめなのは、
「夏休みにできるようになったこと3つ」
と、
「9月から頑張ること3つ」
を書き出すことです。
例えば、
夏休みにできるようになったこと
説明文の段落構成を意識できるようになった
記述問題で本文の根拠を探せるようになった
古文単語を300語覚えた
9月から頑張ること
漢字を毎日15分
記述問題を週3問
古文読解を週2題
このように整理します。
すると、
「夏休みの勉強」→「9月からの勉強」
が一本につながります。
■国語は「続けること」が大きな力になる
国語は、一気に何時間も勉強するよりも、継続して文章に触れることが重要です。
夏休みに1日2時間勉強した人も、
9月からまったく国語をやらなくなってしまえば、その効果を十分に活かせません。
反対に、
毎日20〜30分でも国語に触れる
習慣を続ければ、夏に身につけた読み方を維持し、さらに伸ばしていくことができます。
夏休みは「終わる」のではなく、
秋の学習へつながっていく
と考えてください。
■思うようにできなかった人へ
ここまで読んで、
「夏休み、もっと勉強すればよかった……」
と思っている人もいるかもしれません。
でも、まだ受験は終わっていません。
夏休みの過ごし方だけで合否が決まるわけでもありません。
もちろん、計画通りに勉強できたことは素晴らしいことです。
しかし、
思うようにできなかった日があったとしても、そこから立て直せばいい。
受験勉強で本当に大切なのは、
「一度も計画を崩さないこと」
ではありません。
崩れたときに、もう一度戻ることです。
■ここまで頑張った自分を、一度認めよう
受験生にとって、夏休みは決して楽な期間ではありません。
朝から勉強した日。
暑い中、塾へ通った日。
部活と勉強を両立した日。
思うように集中できなかった日。
模試の結果を見て落ち込んだ日。
それでも次の日には、また勉強した。
その一日一日の積み重ねが、今の自分を作っています。
だから夏休み最後の日には、
「まだ足りない」だけではなく、「ここまでよく頑張った」と自分にも言ってあげてください。
受験勉強は長い戦いです。
ずっと自分を追い込み続ける必要はありません。
頑張るときは頑張る。
疲れたら少し休む。
そして、また前を向く。
その繰り返しで十分です。
■まとめ
夏休み最後の国語で確認したいのは、
「何点取れるようになったか」だけではありません。
文章の読み方が変わった
語彙が増えた
漢字が書けるようになった
記述で根拠を探せるようになった
選択肢を本文と照らし合わせられるようになった
古文・漢文の基礎が身についた
こうした小さな変化を、一度振り返ってみてください。
そして、9月から取り組むことを3つに絞りましょう。
夏の努力を、秋の学習につなげる。
それが夏休み最後の国語の目標です。
■最後に、受験生の皆さんへ
夏休みが終わると、学校生活が戻ってきます。
授業、宿題、部活、学校行事。
夏休みより自由に使える時間は少なくなるでしょう。
だからこそ、
「夏休みほど勉強できない」
と焦る必要はありません。
限られた時間の中で、毎日少しずつ積み重ねることが、これからの受験勉強では大切になります。
夏休みの最後まで頑張った人も、
思うように勉強できなかった人も、
ここからまたスタートできます。
受験までの道のりは、まだ続いています。
今日の一問、今日の一ページ、今日の30分。
その積み重ねが、数か月後の自分を作ります。
夏休みの最後に、自分の努力をしっかり認めてあげてください。
そして、9月からまた一歩ずつ進んでいきましょう。
ここまで本当によく頑張りました。
夏を越えた皆さんなら、ここからも大丈夫です。
一緒に最後まで頑張っていきましょう。
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- 月額コースを申し込んでいて、授業を追加されたい方
- 長期休暇中等、時間がある時期のみ授業を追加されたい方
- 週の授業回数増加を検討されている方
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- 国語に苦手意識がある
- 文章を読むのに時間がかかる
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- 国語のテストの点数に波があり、解き方の「センス」や「勘」に頼ってしまっている方。
- 文章を読めているつもりなのに、記述問題や選択肢問題でいつも間違えてしまう方。
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