【高校受験・大学受験】8月から社会は「演習中心」に切り替えるタイミング
■ インプットからアウトプットへ移行するベストな時期を解説します
8月に入り、夏休みも少しずつ折り返しが見えてきました。
ここまで、
教科書を読み進めた
一問一答を繰り返した
通史を進めてきた
という人も多いのではないでしょうか。
しかし、この時期にぜひ意識してほしいことがあります。
それは、
「覚える勉強」から「使う勉強」へ切り替えることです。
社会は知識量も大切ですが、入試本番では「覚えているか」ではなく、「使いこなせるか」が問われます。
今回は、高校受験・大学受験それぞれに向けて、8月から始めたい演習中心の学習法を紹介します。
■なぜ8月は「演習中心」に切り替えるべきなのか
夏休み前半は基礎知識を身につける大切な期間です。
しかし、知識をインプットするだけでは、問題を解けるようにはなりません。
例えば、
「鎌倉幕府が成立した年」
「ブラジルの主要輸出品」
「日本国憲法の三原則」
を覚えていても、
資料やグラフ、文章と組み合わせて出題されると、思うように解けないことがあります。
これは、「知識」と「問題を解く力」が結び付いていない状態だからです。
だからこそ8月は、演習を通して知識を使う練習を始める絶好のタイミングなのです。
■高校受験生が8月から意識したい学習法
高校入試では、
地理
歴史
公民
の3分野が総合的に出題されます。
演習を始める際は、次の流れがおすすめです。
① 教科書で流れを確認する
まずは重要事項を簡単に復習します。
② 一問一答で知識を確認する
ここで暗記漏れをチェックします。
③ ワーク・過去問レベルの問題を解く
知識がどのように出題されるのかを確認します。
④ 間違えた単元だけ教科書へ戻る
これを繰り返すことで、
「覚える」と「解く」が自然につながっていきます。
■大学受験生が8月から意識したい学習法
大学受験では、
単なる暗記では対応できない問題が多く出題されます。
世界史
通史の確認を続けながら、
テーマ史や文化史にも触れ始めましょう。
例えば、
シルクロード
大航海時代
宗教改革
帝国主義
など、一つのテーマを時代や地域を越えて整理すると理解が深まります。
日本史
時代ごとの流れだけでなく、
政治・経済・文化を関連付けて整理することが重要です。
地理
統計資料や地図帳を活用し、
「なぜその産業が発達したのか」
まで考える習慣をつけましょう。
共通テストでは、資料を読み取る力が大きな得点差につながります。
■一問一答だけでは点数は伸びにくい
一問一答は非常に優れた教材ですが、
それだけでは入試問題に対応する力は身につきません。
例えば、
「この人物は誰ですか?」
という問題には答えられても、
「この資料から読み取れることを選びなさい。」
という問題になると迷ってしまう受験生は少なくありません。
知識をアウトプットする場として、
資料問題
記述問題
総合問題
にも積極的に取り組んでいきましょう。
■資料集・地図帳をもっと活用しよう
社会が得意な人ほど、
資料集や地図帳をよく開いています。
歴史なら、
年表
写真
文化財
地理なら、
地形図
気候
農業
工業
公民なら、
グラフ
統計資料
を確認しながら学習しています。
文章だけではイメージしにくい内容も、資料を見ることで理解しやすくなります。
■おすすめの学習スケジュール
高校受験生
平日(約90分)
教科書・資料集 20分
一問一答 20分
問題演習 40分
解き直し 10分
休日(3〜4時間)
地理・歴史・公民の総合演習
資料問題
模試形式の演習
間違えた単元の復習
大学受験生
平日(約2〜3時間)
通史復習 60分
一問一答 30分
演習問題 40分
資料集・地図帳 20分
解き直し 20分
休日(4〜6時間)
過去問・実戦問題
テーマ史・文化史
資料問題
苦手単元の復習
■8月後半は「知識を得点力」に変える期間
夏休み後半は、
新しいことを次々覚える時期ではありません。
これまで積み重ねた知識を、
「問題を解く力」へ変えていく期間です。
教科書で理解し、
一問一答で確認し、
演習で使い、
間違えたら復習する。
このサイクルを何度も繰り返すことで、知識は本番で使える武器になります。
■まとめ
8月は、社会の学習方法を見直す絶好のタイミングです。
これからは、
インプットだけで終わらせない
演習を通して知識を使う
資料問題にも取り組む
解き直しを丁寧に行う
この4つを意識して学習を進めてみましょう。
社会は、正しい順番で学習すれば短期間でも大きく伸びる教科です。
もし、
「問題を解いても点数が伸びない」
「演習を始めるタイミングが分からない」
「志望校に合わせた学習計画を立てたい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
現在の学習状況や志望校に合わせて、夏休み後半を最大限に活かす学習プランを一緒に考えていきましょう。
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