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国語

【高校受験・大学受験】9月の模試で国語の点数が下がった?秋から見直したい「国語の勉強法」

2026/9/14

■夏休みに頑張ったのに結果が出ないとき、まず確認したいこと

9月に入り、学校生活も本格的に始まりました。

受験生にとっては、夏休みの勉強を終えて、模試や実力テストなどで現在の実力を確認する時期でもあります。

そんな中で、保護者の方からよく聞くのが、

「夏休みにかなり勉強したのに、国語の点数があまり伸びませんでした」

「むしろ夏前より点数が下がってしまいました」

「国語は何を勉強すればいいのか分かりません」

という悩みです。

特に国語は、英語や数学と比べて「何を勉強すれば点数が上がるのか」が分かりにくい教科です。

そのため、模試の結果を見て、

「うちの子は国語が苦手なのでは?」

と不安になってしまうこともあります。

しかし、9月の段階では、単純に点数だけを見て判断する必要はありません。

むしろ大切なのは、

「なぜその点数だったのか」

を分析することです。

今回は、高校受験・大学受験に向けて、9月から見直したい国語の勉強法について紹介します。

■9月の模試で国語の点数が伸びないのは珍しくない

まず知っておいてほしいのは、

夏休みに勉強したからといって、9月の模試ですぐに大幅な点数アップにつながるとは限らない

ということです。

国語の読解力は、単語や公式のように「覚えた翌日に点数になる」という性質のものではありません。

例えば夏休みに、

  • 読解問題をたくさん解いた

  • 漢字や語彙を勉強した

  • 記述問題の練習をした

  • 過去問や模試形式の問題に取り組んだ

としても、それがすぐに模試の点数として表れるとは限りません。

学習したことが実際の読解力として定着するまでには、ある程度の時間が必要です。

だからこそ、

「夏休みに頑張ったのに9月の点数が低かった=勉強方法が間違っていた」

とは限りません。

■国語の模試は「点数」より「間違い方」を見る

では、模試が返ってきたら何を見るべきでしょうか。

もちろん、合計点や偏差値も重要です。

しかし、国語については、

「どの問題を、なぜ間違えたのか」

を確認することをおすすめします。

例えば80点満点の国語で50点だったとします。

同じ50点でも、

Aさんは、

・漢字で10点失点

・記述で5点失点

・読解で15点失点

だったかもしれません。

一方でBさんは、

・漢字は満点

・記述はほぼ取れている

・読解の選択問題で大きく失点

という可能性もあります。

同じ50点でも、必要な対策はまったく違います。

だからこそ、

「国語が苦手」ではなく、「国語のどこで失点しているのか」

まで細かく見ることが大切です。

■国語の失点は大きく4つに分けてみる

模試の復習では、間違えた問題を次のように分類してみてください。

① 知識不足

漢字、語句、文法など、知っていれば解けた問題です。

この場合は、知識を増やす必要があります。

② 本文の読み取り不足

本文の内容を正しく理解できていなかったケースです。

「筆者が何を言っているのか」

「登場人物がなぜその行動をしたのか」

などを読み取る力が必要になります。

③ 選択肢の比較不足

本文はある程度理解できているのに、選択肢の細かい違いを見抜けず間違えるケースです。

これは高校受験でも大学受験でも非常に重要です。

例えば、

「前半は本文と合っているけれど、後半が違う」

「本文に書かれていない内容が付け加えられている」

といった選択肢があります。

④ 時間不足

最後まで解き切れなかった場合です。

この場合は「国語の読解力」だけが問題とは限りません。

読むスピード、問題を解く順番、時間配分なども見直す必要があります。

■「国語が苦手」という言葉をできるだけ細かくする

家庭で勉強するときにも、

「国語が苦手だから国語を勉強しよう」

だけでは、少し曖昧です。

それよりも、

「説明文の選択問題で間違えやすい」

「小説の心情問題が苦手」

「記述問題で部分点しか取れない」

「漢字で毎回失点する」

「最後まで解き終わらない」

というように、具体的にしていきましょう。

ここまで分かれば、対策が立てやすくなります。

例えば、

記述が苦手なら、記述問題を重点的に練習する。

語彙が弱いなら、語彙学習の時間を作る。

時間が足りないなら、時間を測って長文を読む。

このように、弱点に合わせて学習内容を変えていきます。

■秋の国語は「問題数を増やす」だけではない

9月になると、

「受験が近づいてきたから、もっと問題を解かないと」

と考える人も多いでしょう。

もちろん、問題演習は大切です。

しかし、

10問解いて、丸つけだけして終わる

よりも、

5問解いて、その5問を丁寧に復習する

ほうが、場合によっては大きな学習効果につながります。

特に国語では、

「なぜこの答えなのか」

「なぜ自分はこの選択肢を選んだのか」

を考えることが重要です。

問題を解くことだけが勉強ではありません。

答え合わせと復習も、国語の勉強そのものです。

■9月からは「正解した問題」にも注目する

意外と見落とされやすいのが、

正解した問題の確認

です。

例えば、

「たぶん③だと思ったら、正解だった」

という問題があったとします。

結果としては正解です。

しかし、もし根拠が曖昧だったのであれば、次に似た問題が出たときには間違えるかもしれません。

そこで、

「なぜ③なのか?」

を本文に戻って確認します。

本文のどこが根拠なのか説明できるか。

これを意識するだけでも、国語の解き方は少しずつ変わってきます。

■高校受験の国語|秋からは「入試問題を意識した復習」を

高校受験では、9月以降、実力テストや模試、過去問など、入試を意識した問題に触れる機会が増えてきます。

この時期に大切なのは、

「問題を解いたら、その問題から何を学んだか」を残すこと

です。

例えば、

選択肢は最後まで読む。

「しかし」の後に注目する。

心情問題では、気持ちだけでなく、その理由まで本文から探す。

といったように、自分のミスに合わせてルールを作っていきます。

こうした小さな修正を積み重ねることで、本番での失点を減らしていきます。

■大学受験の国語|「正解の根拠」を説明できるようにする

大学受験の現代文では、特に、

「なぜこの選択肢が正解なのか」

を説明できることが重要です。

難しい評論文になると、選択肢も非常に紛らわしくなります。

「なんとなくこれ」

ではなく、

「本文のこの部分と対応しているから」

と説明できるようにしていきます。

また、記述問題では、

「本文のどの部分を使うべきだったのか」

「何を書けば得点になるのか」

まで確認します。

単純に正解を覚えるのではなく、

正解にたどり着くための思考過程を身につける

ことが、秋以降の国語対策では重要です。

■保護者の方に知っていただきたい「国語の成績の伸び方」

国語は、勉強した分だけ毎回きれいに点数が上がる教科ではありません。

例えば、

50点
↓
55点
↓
48点
↓
62点
↓
58点
↓
68点

というように、上下を繰り返しながら伸びていくこともあります。

一度の模試で、

「前より5点下がった」

というだけで、

「勉強方法を変えたほうがいい」

と判断する必要はありません。

むしろ、

以前できなかった問題ができるようになっているか

を見ることが大切です。

点数だけでは見えない成長があります。

■秋からの国語学習は「2つの軸」で考える

9月以降は、

① 基礎・知識の維持

と

② 読解問題の演習・復習

の2つを並行していくのがおすすめです。

例えば、

平日に15分程度、漢字や語彙を確認する。

そのうえで、週に数回は読解問題に取り組む。

そして、解いた問題は必ず復習する。

このように、

「知識を増やす」+「読解の精度を上げる」

という両方を意識していきます。

■国語の成績が伸び悩んだときこそ、勉強を細かく見直す

9月は、受験生にとって焦りが出やすい時期です。

夏休みが終わり、

「もっと勉強しなければ」

「周りの受験生に遅れているかもしれない」

と感じることもあるでしょう。

しかし、焦って勉強時間だけを増やす必要はありません。

まずは、

「今、何ができていて、何ができていないのか」

を確認してみてください。

国語の点数が50点だったとしても、

「国語が苦手」

という一言で終わらせるのではなく、

「漢字は取れている」

「説明文は比較的できている」

「小説の心情問題で失点している」

「記述で点が取れていない」

と分解していきます。

すると、次にやるべき勉強が見えてきます。

まとめ|9月の国語は「点数」より「伸びる原因」を見つける

9月の模試で国語の点数が思ったように伸びなかったとしても、すぐに焦る必要はありません。

まず確認したいのは、

「なぜその点数になったのか」

です。

そして、

  • 知識不足なのか

  • 本文の読み取りなのか

  • 選択肢の比較なのか

  • 記述なのか

  • 時間配分なのか

を具体的にしてみましょう。

国語は、ただ問題数を増やすだけではなく、

「間違い方を分析して、次の問題で修正する」

ことが成績アップにつながります。

特に9月以降は、模試や実力テストの結果を「順位」や「偏差値」だけで終わらせず、

自分の国語の課題を見つけるための材料

として活用してほしいと思います。

夏休みに頑張った成果が、すぐに数字として表れないこともあります。

だからこそ、焦らずに一つずつ。

「前は間違えた問題が解けるようになった」

「選択肢の見方が分かってきた」

「記述で部分点が取れるようになった」

そんな小さな変化を積み重ねていくことが、秋から冬にかけての大きな成長につながります。

国語は「苦手だから、とにかく問題を解く」のではなく、「何が苦手なのかを見つけてから対策する」。

9月からは、そんな視点で国語の勉強を見直してみてください。

「勉強しているのに、なかなか国語の点数が上がらない」

「模試の結果を見ても、何を改善すればいいのか分からない」

という場合は、ぜひ一度、現在の学習方法そのものを見直してみることをおすすめします。

受験までの残り時間が限られてくる秋だからこそ、一人ひとりの課題に合わせた学習が大切になってきます。

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