【高校受験・大学受験】英語が伸びる人は「完璧」より「毎日」を選んでいる ―― 継続が英語力を伸ばす一番の近道を解説します
「今日は時間があるから3時間勉強しよう。」
「忙しいから今日は何もしなくていいか。」
英語が苦手な人ほど、このような勉強になりがちです。
一方で、英語が得意な人には共通点があります。
それは、
「完璧な勉強」ではなく、「毎日続ける勉強」を大切にしていること。
英語は知識を覚える教科であると同時に、「言語」を身につける教科です。
スポーツや楽器と同じように、毎日少しずつ触れることで力が伸びていきます。
今回は、なぜ毎日の積み重ねが英語力を大きく伸ばすのか、具体的な学習方法とともに解説します。
■英語は「言語」だから毎日触れることが重要
例えば、日本語を一週間話さなければ、言葉が少し出にくく感じることがあります。
英語も同じです。
毎日英文を読み、
毎日英語を聞き、
毎日少しでも声に出す。
この積み重ねによって、
単語
文法
長文読解
リスニング
英作文
すべての力が少しずつ育っていきます。
逆に、一週間に一度だけ何時間も勉強しても、その間に覚えた内容を忘れてしまいやすくなります。
■「毎日30分」の方が「週1回3時間」より効果的な理由
脳は、一度に大量の情報を覚えるより、
何度も繰り返し触れた情報を長期記憶として残しやすい
と言われています。
例えば、
月曜日に100個の英単語を覚えても、
そのまま復習しなければ数日後には多くを忘れてしまいます。
一方、
20語を5日間繰り返した方が、記憶は定着しやすくなります。
英語が伸びる人は、
「一気に覚える」
ではなく、
「毎日思い出す」
ことを大切にしています。
■毎日続けることで「英語を読む体力」が身につく
高校入試でも大学入試でも、
長文問題の割合は年々増えています。
共通テストでは、
大量の英文を限られた時間で読み切る力が求められます。
読むスピードは、
特別な才能ではありません。
毎日英文を読むことで、
語順に慣れる
文法を瞬時に理解する
内容を前から理解する
力が自然と身についていきます。
以前の記事でも紹介したように、
返り読みを減らすためにも、「毎日読む習慣」が非常に重要です。
■音読を毎日の習慣にしよう
英語学習の中でも、特におすすめしたいのが音読です。
音読には、
リーディング
リスニング
スピーキング
発音
を同時に鍛えられるという大きなメリットがあります。
また、
自分が発音できる音ほど、聞き取れるようになります。
つまり、
音読を続けることで、
リスニング力も自然と向上していきます。
おすすめは、
同じ英文を5〜10回音読することです。
一度読んで終わりではなく、
繰り返し読むことで英語が頭の中に定着していきます。
■高校受験生におすすめの毎日30分メニュー
平日(約30分)
英単語 10分
英文法 10分
長文または教科書音読 10分
休日(60〜90分)
長文読解2題
音読5〜10回
リスニング20分
復習
教科書の英文を音読するだけでも十分効果があります。
■大学受験生におすすめの毎日45分メニュー
平日(約45分)
英単語 10分
英文法・構文 10分
長文読解 15分
音読・シャドーイング 10分
休日(2〜3時間)
共通テスト・志望校レベルの長文
構文分析
音読5〜10回
シャドーイング
リスニング演習
復習
国公立志望は英作文や和訳、私立志望は志望校形式の長文演習も取り入れると効果的です。
■英語が伸びる人の共通点
英語が得意な人は、
特別な教材を使っているわけではありません。
共通しているのは、
「毎日英語に触れている」
ということです。
忙しい日でも、
英単語を20語確認する
長文を1題読む
音読を5分する
この積み重ねが、
1か月後、3か月後には大きな差になります。
「今日は時間がないから何もしない」
ではなく、
「5分でも英語に触れる」
という意識が、英語力を育てます。
■まとめ
英語は、一日で大きく伸びる教科ではありません。
しかし、毎日続けることで確実に力が積み重なっていきます。
大切なのは、
毎日英語に触れる
英単語を繰り返し復習する
長文を少しずつ読む
音読を習慣化する
完璧を目指さず、継続を目指す
この5つです。
英語学習で最も大切なのは、「たくさん勉強する日」を作ることではありません。
「毎日少しでも英語に触れる日」を積み重ねることです。
まずは今日から10分でも構いません。
毎日の積み重ねが、数か月後には「英語が読める」「英語が聞ける」という大きな自信につながります。