【GMARCH攻略・短期集中シリーズ】第3回 英語②:文法・語法は“出るところだけ”で合格ラインに乗せる
「全9回に分けて、GMARCHを目指す人へ受験までの道のりを、一緒に確かに歩んでいけるようにお話ししていきます。」
第3回は文法 長文読解、単語と並ぶ英語の重要な要素
こんな不安はありませんか?
文法問題、どこまでやればいいのか分からない
語法が細かすぎて、覚えてもキリがない
長文は読めるのに、文法で点を落としてしまう
GMARCH英語において、これはとても“もったいない状態”です。
理由はシンプル。
文法・語法は「満点を狙う科目」ではないからです。
① GMARCHの文法は「7割安定」で十分
まず大前提として押さえてほしいのがこれです。
👉 GMARCH英語は「長文>文法」
配点の中心は長文読解
文法は「差がつきにくい」
難問・奇問はほぼ出ない
だから目標は
「文法で7割を安定させる」
これだけで、合格圏に十分届きます。
② 文法で“必ず出る”4分野だけを固める
GMARCHの文法問題は、実は毎年かなりパターンが固定されています。
特に頻度が高いのが、次の4つです。
◆① 比較
as ~ as
比較級+than
the 比較級, the 比較級
👉 文の構造を見抜けるかが問われる分野。
◆② 仮定法
仮定法過去
仮定法過去完了
If の省略(Were / Had)
👉 時制のズレに気づけるかがポイント。
◆③ 時制
現在完了 vs 過去
未来完了・完了進行(やや注意)
👉 「いつの話か」を意識するだけで正答率が跳ね上がる。
◆④ 関係詞
関係代名詞(主格・目的格)
関係副詞(when / where / why)
非制限用法(, which)
👉 文を前から読めるかどうかが試される。
この4分野で、
👉 文法問題の6〜7割をカバーできます。
③ 慣用表現は「よく出る形」だけでOK
慣用表現(イディオム)は、すべてを暗記する必要はありません。
GMARCHで頻出なのは、例えば:
take care of
be aware of
be responsible for
in terms of
have an effect on
👉 前置詞込みの形で覚える
👉 動詞+前置詞の“型”を意識する
これだけで十分対応できます。
④ 語法は「過去問10年分」がすべて
語法対策で一番やってはいけないのは、
市販の分厚い語法集を最初から全部やることです。
おすすめはこれ。
GMARCHの過去問を10年分見る
何度も出ている語法をチェック
自分専用の「語法ノート」を作る
例えば:
allow 人 to ~
prevent 人 from ~ing
depend on
be used to ~ing
👉 大学側が“好きな語法”は毎年似ている
👉 出題者は変わらない、という発想が大切です。
⑤ 文法は「完璧」より「事故らない」
GMARCH英語で合否を分けるのは、
文法で満点 → ❌
文法で大事故を起こさない → ⭕
という考え方です。
難問は捨てる
見たことある形は確実に取る
長文に集中できる余力を残す
これが、最短ルート。
▶ 次回予告(第4回)
次回は、
英語③:GMARCH長文の「設問別・読み方マニュアル」。
内容一致問題はどこを見る?
指示語問題の即答パターン
「全部読まない」長文攻略法
を、具体例つきで解説します。