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【英語ブログ】語彙が少なくても戦える! 「推測読み」の技術

2025/12/26

「単語が分からないと、長文は読めない」
そう思い込んでいる受験生はとても多いです。

ですが、GMARCHレベルの長文を分析していくと、
実は“すべての単語を知っている必要はない”ことが分かります。
むしろ、合否を分けるのは
👉 知らない単語が出てきたとき、どう対応できるか
この一点です。

今回は、語彙に自信がなくても得点を積み上げるための
「推測読み」の考え方と実践ポイントを解説します。

なぜGMARCHでは「推測読み」が通用するのか

GMARCHの長文は、難解な専門用語を大量に覚えさせる試験ではありません。
出題者が見ているのは、

  • 文脈を追えているか

  • 話の流れをつかめているか

  • 筆者の主張を理解できているか

という読解力そのものです。

実際、GMARCHの長文では
1文の中で分からない単語が2〜3語あっても、設問は解けるように作られています。

だからこそ、「全部分からない=詰み」ではないのです。

推測読み① 文脈で意味を絞る

知らない単語が出てきたら、まず確認するのは

  • ポジティブな話か、ネガティブな話か

  • 原因なのか、結果なのか

  • 筆者が賛成しているか、反対しているか

たとえば、

This policy had a detrimental effect on education.

detrimental を知らなくても、
「policy」「effect」「education」という周辺語から
👉 良くない影響だな
と推測できます。

GMARCHでは、このレベルの把握で十分正解できます。

推測読み② 接続詞を“道しるべ”にする

推測読みで最も重要なのが、接続詞です。

  • however / but → 話が逆に転ぶ

  • therefore / as a result → 結論が来る

  • for example → 具体例

接続詞があるだけで、
分からない単語があっても、文の役割が分かるようになります。

長文は「単語の集まり」ではなく、
論理の流れとして読むことが大切です。

推測読み③ 品詞で意味を限定する

知らない単語に出会ったら、

  • 名詞か

  • 動詞か

  • 形容詞か

を意識するだけで、意味の幅は一気に狭まります。

たとえば形容詞なら
「評価」「状態」「性質」を表している可能性が高い。

細かい意味にこだわらず、
👉 どんな役割の単語か
をつかむことが、GMARCHでは得点につながります。

「全部読まない」勇気を持つ

推測読みができるようになると、
長文を完璧に理解しようとしなくていいと気づきます。

GMARCHの長文攻略で大切なのは、

  • 設問に関係ある部分を正確に読む

  • それ以外は流れを追うだけ

このメリハリです。

「分からない単語で立ち止まらない」
これができる受験生ほど、安定して点を取れます。

語彙力は“あとから”でも間に合う

誤解してほしくないのは、
語彙学習が不要というわけではないという点です。

ただし、

  • 語彙を完璧にしてから長文
    ではなく、

  • 長文を読みながら語彙を補強

この順番の方が、GMARCH対策としては圧倒的に効率的です。

次につながる学習へ

推測読みは「才能」ではありません。
読み方の技術です。

次回は、
📘 読解力に直結する「テーマ別で鍛える長文読解の型」
を解説します。

科学・社会・教育・心理――
GMARCHで頻出のテーマごとに、
「どう読めばいいか」を具体的に整理していきます。

語彙に不安があっても、
GMARCHは十分に戦えます。
正しい読み方を、今から身につけていきましょう。

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