オンライン家庭教師マナリンク
国語

「読めている“つもり”から抜け出す 国語・読解力の正体」 第1回 「国語ができない」の正体は、“読めていない”ではない

2026/2/9

「国語が苦手です」
そう話す生徒に、少しだけ詳しく聞いてみると、
こんな答えが返ってくることがよくあります。

「文章の内容は、だいたい分かるんです」
「話の流れも理解できています」
「でも、テストになると点が取れなくて……」

実はこの言葉こそが、
国語が伸びない原因をはっきり示しています。

「読めている」と「点が取れる」は別物

多くの人が思っている「読めている」とは、
・内容がなんとなく理解できる
・言いたいことが頭に入る
・読み終わったあとに要旨を言える

このレベルです。

もちろん、これは大切です。
ですが、入試や定期テストで求められている読解力は、ここではありません。

国語の問題で問われているのは、
「内容を理解したか」ではなく、
「設問の条件に合う根拠を、文章の中から正確に扱えるか」です。

つまり、
「分かったつもり」と
「正解できる読み方」には、
はっきりとした差があります。

国語は「感想」を書く教科ではない

国語が苦手な生徒ほど、
無意識のうちにこう考えています。

「どう感じたか」
「どう思ったか」
「なんとなく合っていそうか」

ですが、テストの国語は、
感想を問う教科ではありません。

答えは必ず、
文章の中に、
しかも決まった形で存在しています。

それを
・探せるか
・戻れるか
・説明できるか

ここまでできて、初めて「読めている」と言えるのです。

点が伸びない人ほど、読み方があいまい

国語が安定しない生徒には、共通点があります。

・毎回、読み方が違う
・問題ごとに雰囲気で判断している
・正解しても「なぜ合っていたか」が説明できない

これは、能力の問題ではありません。
読み方の基準が決まっていないだけです。

逆に言えば、
読み方を整理すれば、
国語は再現性のある教科になります。

このシリーズで扱う「読解力の正体」

このシリーズでは、
「国語はセンス」「才能がないと無理」
そう思われがちな読解力を、
一つずつ分解していきます。

・どこを重点的に読むのか
・何を理解しなくてもいいのか
・設問と文章をどう行き来するのか

「読めているつもり」から抜け出し、
点数につながる読み方へ。

次回は、
「全部わかろうとする人ほど、なぜ国語で失点するのか」
この勘違いを、具体例で整理していきます。

このブログを書いた先生

国語のオンライン家庭教師一覧

国語のブログ

ライバルに差をつける春

こんにちは、講師のニシオカです。4月からの新学年にむけて、皆様準備はいかがでしょうか。4月といわず、3月、2月の今動き出してみませんか。特に受験を意識して勉強を始めたい人は、まだライバルたちが油断している今がチャンスです!苦手教科や苦手分野について、すこしでも克服しておくことで、4月の新たなスタートを気持ちよく迎えることが出来ますよ!!私も今月は多くの新規学生さんに体験授業/新コース開設を行っております~「国語が苦手で・・・」という人も、「国語でしっかり得点したい!」という人も、お気軽にお問い合わせ下さいね。お待ちしています!続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/2/9

【春休みに入る前に】国語の完全オーダーメイド学習のすゝめ

こんにちは。マナリンクで国語を担当している島田です(^^♪2月、新学年への準備が本格化するこの時期。塾の春期講習のパンフレットが並びますが、その多くは「志望校別クラス」などの集団カリキュラムです。うちにも娘あてによくチラシ届いていますねぇ(;^_^Aしかし、思うのですけども、国語という教科ほど、「その子独自の読み方の癖」が影響している教科はないでしょう。だからこそ、今この2月に必要なのは、平均的な対策ではなく、あなただけの課題を狙い撃ちする「オーダーメイドの戦略」だろうと思います。なぜ「オーダーメイド」が必要なのか国語の力は、すべての教科を動かす「OS(基本ソフト)」のようなものです。 しかし...続きを見る
島田の写真
島田オンライン家庭教師
2026/2/6

現代文の正しい勉強法で差がつくのは高1・高2|大学受験で伸びる子の共通点とは

⚫︎「現代文の勉強法が分からない」⚫︎「読んでいるはずなのに点数が安定しない」これは、新大学受験生となる高校2年生、そして時間に余裕のある高校1年生の保護者の方から、非常によく聞くお悩みです。現代文は「センスの教科」「国語は才能」と思われがちですが、大学受験の現代文は決して感覚勝負ではありません。正しい勉強法を、適切な時期に身につけられたかどうかで結果が大きく変わる教科です。🍀現代文が伸びない原因は「読めているつもり」高校1・2年生の段階では、「内容はなんとなく分かる」「選択肢もそれっぽく選べる」という状態に陥りやすくなります。しかし、なぜその答えになるのかを説明できない場合、それは本当の意味...続きを見る
富岡の写真
富岡オンライン家庭教師
2026/2/6

毎日コツコツ勉強してほしい?

日々少しずつ勉強を続ける毎日コツコツ積み重ねる…とっても大きな力になります。でも、なかなかできないことが多いのではないでしょうか。。・゚・。。・゚・。。・゚・。そもそも、学校生活や習い事など、曜日によって生活時間が異なることが多いので、毎日同じことを同じように続けるのは難しい場合が多いです。それに、お子さんのやる気や疲れ具合は、日々変動します。そんな毎日の生活をおうちの方が、俯瞰してみましょう。毎日同じようにコツコツと続けることが、絶対に必要なのか、おうちの方が見極めることが大事です。。・゚・。。・゚・。。・゚・。おうちの方の「これくらい(量・頻度)勉強してほしい」と、お子さんの実生活における...続きを見る
杉田の写真
杉田オンライン家庭教師
2026/2/3

読書が好きだと国語は得意に!?

こんにちは、講師のニシオカです。現代文をなんとかしたい!という声が世の中にはあふれています。そうですね、何をどう勉強すれば力がつくのか、ちょっと見えにくい教科ですよね。いろんな大人たちに、「もっと本を読みなさい!」「本を読まないから、国語力がないのだ!」と言われた経験のある人も多いと思います。さて、はたして「読書が好きだと国語は得意になる」のでしょうか??            私は学生時代、本を読むのが好きな方でした。好きな作家・ジャンルのものをよく読んでいました。中学国語のレベルまでは、それらの読書経験から得た語彙や知識などで、テストなども高得点を狙えていました。「本を読む習慣があれば、国...続きを見る
ニシオカの写真
ニシオカオンライン家庭教師
2026/1/29

この先生の他のブログ

そらの写真

【英語ブログ】 リスニングが苦手な人ほどやるべき “音読・シャドーイング”の本当の使い方 ―― やっているのに伸びない人が必ずハマっている落とし穴

2026/2/6
はじめに|「ちゃんとやっているのに聞こえない」リスニングが苦手な生徒ほど、実はこう言います。「音読は毎日やっています」「シャドーイングもやっています」それでも、模試や本番になると——音が流れた瞬間に、選択肢がぼやける。このとき問題なのは、努力不足ではありません。多くの場合、音読・シャドーイングの“目...
続きを読む
そらの写真

【GMARCH攻略・短期集中シリーズ】英語⑨ 最終回 GMARCH英語は、特別な才能がある人の試験ではありません

2026/2/2
GMARCH英語というと、「英語が得意な人だけが勝てる試験」そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。でも、ここまでこのシリーズを読んできた人なら、もう気づいているはずです。語学センスではありません。必要なのは、正しい順番で処理すること迷わない判断基準を持つことそれだけです。「読める」よりも...
続きを読む
そらの写真

【世界を旅した先生が伝えたい!歴史への興味がグッと深まる「旅×学び」のススメ】vol.22 南米編 その9

2026/2/1
ボリビア近代史と先住民運動へ―― 銀の時代、その「後」を生きた国ポトシ銀山。かつて世界経済の中心にまでなったこの場所は、やがて「掘り尽くされた山」となり、静かに役割を終えていきました。しかし、歴史はそこで終わりません。銀の時代が終わった“その後”こそ、ボリビアという国が近代と向き合い始めた本当の出発...
続きを読む
そらの写真

【英語ブログ】 リスニングで「選択肢が切れる人」の思考法

2026/1/30
リスニングが苦手な人ほど、こう思いがちです。「聞き取れなかったら終わり」「単語が聞こえないと無理」ですが、リスニングで安定して点を取る人の多くは、全文を完璧に聞き取っていません。違いはただ一つ。“聞き方”ではなく、“選択肢の切り方”を知っているかどうかです。① リスニングは「正解を探す試験」ではない...
続きを読む