ドラマ『相棒』のワンシーン「すみません、細かいことが気になるもので・・・」

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2025/7/17

あれは本当に「細かいこと」なのか?

ドラマ『相棒』で杉下右京の名ゼリフ「すみません、細かいことが気になるもので」についての考察です。右京さんは必ずどこかで「少々突っ込んだ失礼な質問」をして、このセリフを毎回言います。それが伏線となり、事件解決へと向かうのですが、杉下右京の頭の中はどうなっているのでしょうか?

犯人ではない一般人ならばどう答えるかの想定、それとのズレを考え、「もう一回少々突っ込んだ質問をしたらば、(犯人ではない)一般人ならばどう答えるか」の想定を行い、実際に質問してみて確かめる。いうまでもなく、彼の頭の中は「犯人の特定」が最大の目標となっており、全てはそこから逆算して一つ一つの行動が組織化されています。

問い合わせ→チャット開通→私が行うこと

何でこんな話をしたのか?それはマナリンク内で「問い合わせ」を受けてから、私の頭の中で起こっていることについてご説明申し上げたかったからです。問い合わせを受けた時、私の頭の中は「最大目標=志望大学合格」で設定されます。そこから逆算して、「保護者様の要望(何をして欲しいのか)」、「体験授業までに知っておきたいこと(現状の成績)」、「体験授業を通して生徒様から引き出したい情報(漢字の出来、読解力、センス等)」、「他教科の状態(大学合格には絶対に必要な情報です!)」等を組み立て「どのようにすれば合格できるか」まで思考を組み立て提示します。

「余計なことを聞いてしまい・・・」

その際に、全ては「志望校合格」を最大目標として設定していますので、それとはやや遠い内容の依頼が来た場合には、依頼内容とはやや離れた「余計な質問・意見」をしてしまうことが多々あります。「記述対策希望」の方に「志望校は記述はほとんどありません」と言ってしまったり、「むしろ、古文の基礎ができているか気になるなぁ・・」と言ってしまったり、国語の依頼を受けているのにもかかわらず「他教科の状態」についてコメントしてしまったり、本当に余計なことだらけです。申し訳ありません🙏🙏🙏

しかし、私はそこにこそ「内田らしさ」があると自負しています。「すべては志望大学合格に向けて設定し注力する」、それが私のスタンスです。お問合せからチャットが開通し、内田が変な質問を始めたらば、杉下右京が変な質問をして「すみません、細かいことが気になるもので・・」と言い始めたと思ってご理解ください!🙏🙏🙏


私は右京さんみたいに聡明ではありませんが・・・。😭😭😭💨💨



(以下は筑波大学の記述、授業の一コマです。東進のサイトや赤本が出している解答例と見比べてみてください。最初の板書は記述の方針、ココで得点を積み重ねるよという方針、その通りに書いて最初の方針がどう反映され、どう採点されているのか?色分けして明示し、自己採点出来るようになっています。自分の採点に自信のない生徒さんは授業後に私の所に来ます🤗)

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