【中高一貫校の生徒に塾や家庭教師は必要?】保護者が知っておきたい“学びの落とし穴”
こんにちは。マナリンク講師の上原です。
「中高一貫校に通っているなら、家庭教師は必要ないですよね?」
保護者の方から、よくこんなご相談をいただきます。
確かに、中高一貫校は進学実績も高く、授業の質も高い学校が多いです。
でも実は、“外部の学習サポートが必要になるタイミング”が、意外と早く訪れることもあるのです。
🏫 中高一貫校の強みと“盲点”
中高一貫校の最大のメリットは、高校受験がない分、6年間を通して計画的に学習できること。 しかしその反面、以下のような“盲点”もあります。
進度が早すぎて理解が追いつかない → 中3で高校内容に入る学校もあり、基礎が不十分なまま進むことも。
定期テスト対策が大学受験対策と直結しづらい → 学校独自のカリキュラムで、外部模試とのギャップが生まれることも。
「できる子前提」の授業になりがち → 自主性が高い生徒には合うが、サポートが必要な子には厳しい場面も。
📉 こんなサインが出ていたら要注意
「うちの子は大丈夫」と思っていても、以下のような様子が見られたら、外部サポートを検討するタイミングかもしれません。
授業についていけていないのに、先生に質問できていない
定期テストの点数が下がってきたが、原因が分からない
勉強しているのに成果が出ない
学習計画が立てられず、課題に追われている
保護者が勉強の進捗を管理しないと回らない
✏️ 家庭教師が果たす役割
中高一貫校の生徒にとって、家庭教師は「補習」だけではなく「学習の伴走者」としての役割が大きくなります。
学校の進度に合わせた先取り・復習のバランス調整
定期テストと模試対策の両立
学習計画の立案と進捗管理
志望大学に向けた長期的な戦略づくり
特に家庭教師は、個別の状況に合わせて柔軟に対応できるため、学校では拾いきれない部分を丁寧にサポートできます。
👪 保護者ができること・任せるべきこと
中高一貫校の6年間は、保護者の関わり方も変化します。 「全部見てあげる」のではなく、「必要な部分を任せる」ことが、結果的にお子さまの自立につながります。
学習の“見える化”を外部に任せる
勉強の管理をプロに委ねることで、親子関係のストレスを減らす
保護者は“応援者”として関わる
✅ まとめ:必要かどうかは“今の状態”で決まる
中高一貫校に通っているからといって、家庭教師が不要とは限りません。 むしろ、学校の進度や方針に合わせて、外部の力を上手に使うことで、学びの質が大きく変わります。
「今のうちの子に必要かどうか」 それを見極めるためにも、まずは一度、学習状況を整理してみませんか?
私の授業では、保護者様との連携を大切にしながら、お子さまの学びを“管理”し、“導く”指導を行っています。