新学期へ!春休み明けに“やってよかった”家庭ルーティン
― 春の中だるみをゆるく乗り越える、小さな習慣づくり ―
こんにちは。家庭教師の内海です。
春休みが近づくこの時期、
毎年多くのご家庭からこんな声をいただきます。
「生活リズムが崩れてしまいそうで心配…」
「新学期に向けて気持ちがゆるんでいる気がする」
「やらせすぎもよくないけど、何もしないのも不安で…」
とてもよく分かります。
3月は、実は一年の中でも“中だるみ”しやすい時期です。
気温差、疲れ、環境の変化。
子どもも大人も、思っている以上にエネルギーを使っています。
だからこそ大切なのは、
頑張らせることではなく、整えてあげること。
今回は、これまで多くのご家庭にお伝えしてきた
「春休み明けに“やってよかった”と言われる家庭ルーティン」をご紹介します。
◆ 春は「崩れる前提」で考えるとうまくいく
まずお伝えしたいのは、
春は崩れて当然ということです。
朝起きる時間がズレる
勉強のやる気が落ちる
なんとなくダラダラする
これは“甘え”ではなく、自然な反応です。
だからこそ私は、
「崩れないように頑張る」ではなく、
「崩れても戻れる形」を作りましょうとお伝えしています。
◆ やってよかった家庭ルール①
「1日のリズムだけ固定する」
全部を管理しようとすると続きません。
おすすめは“1つだけ固定する”ルールです。
例えば…
朝は○時までに起きる
夜ご飯の後に机に座る
寝る前に5分だけ復習する
内容はゆるくてOK。
でも「毎日同じタイミングでやる」だけで、生活の軸ができます。
実際にあるご家庭では、
「夜8時に机に座るだけ」というルールにしたところ、
新学期に入っても自然に勉強へ戻れました。
習慣は、量より“位置”が大事です。
◆ ゆるくリセットする工夫
「頑張る日」を作らない
春休み中、意外と多いのがこのパターンです。
「今日は頑張る日だから、まとめてやろう」
でもこれ、続きません。
そして翌日ゼロになり、自己嫌悪につながります。
おすすめは、
毎日10分だけやる
できたら終了
余力があれば少し足す
この「物足りないくらい」で止める方法です。
以前指導していた生徒も、
春休みにやる気が落ちていましたが、
「理科を毎日5分だけ」に変えたところ、
新学期にスムーズにエンジンがかかりました。
やる気は、
出てからやるものではなく、やると出てくるものです。
◆ 春の“ダレ期”を乗り越えたエピソード
ある年、私自身も忙しさが重なり、
なんとなく気持ちが乗らない春がありました。
「やらなきゃ」と思うほど動けなくなる。
そんな感覚です。
その時にやったのが、
ハードルを極端に下げることでした。
机に向かうだけでOK
1問だけでもOK
ダメな日があっても気にしない
すると、不思議と少しずつ戻ってきました。
生徒たちを見ていても同じです。
ダレた後に戻れる子は、
「完璧に戻そう」としない子です。
◆ 焦りをラクにする声かけ術
この時期、保護者の方が一番悩むのが声かけです。
おすすめなのは、
未来より“今日”を見る声かけ。
例えば…
「新学期大丈夫?」ではなく
→「今日はどんな一日だった?」「勉強しなくていいの?」ではなく
→「少しだけ一緒にやってみる?」「このままで平気?」ではなく
→「戻すならいつからにする?」
責めないけれど、寄り添っている。
この距離感が、春にはとても大切です。
◆ 新生活が始まる子へ(中学生・高校生になる生徒さんへ)
春は、勉強だけでなく環境も大きく変わります。
新しい友達
新しい先生
通学時間の変化
それだけで十分エネルギーを使います。
だからこそ、春休み中は
「慣れる余白」を残しておくことも大事です。
詰め込みすぎず、
でも完全に止めない。
このバランスが、新生活を楽にします。
◆ 最後に
春は、スタートの季節であり、
同時に「整え直す季節」でもあります。
頑張りきれない日があっても大丈夫。
リズムが崩れても大丈夫。
大切なのは、
戻れる場所(習慣)を作っておくこと。
焦らず、比べず、
その子のペースで新学期を迎えていきましょう。
もし春の過ごし方で迷ったら、
いつでも気軽に相談してくださいね。
一緒に、無理のない形を考えていきましょう。