新学年のスタートダッシュ!国語の偏差値を10上げるために「2月・3月」にすべきこと
はじめに:新学年はもう始まっている
2026年も1月が過ぎ、いよいよ新学年への準備が本格化する季節になりました。新小6、新中3、新高3の受験生の皆さん、そして保護者の皆様、おめでとうございます。
しかし、受験生にとって「新学年」は4月からではありません。中学入試も高校入試・大学入試も、受験本番は1月・2月です。逆算すると、新年度のカリキュラムが始まる**2月・3月が実質的な「新学年のスタート」**となります。
多くの生徒が英数や理社の先取り学習を始める中、国語の勉強はどうでしょうか?
「とりあえず漢字や語彙をやっておこう」 「塾の授業を受けていればなんとかなるだろう」
もしそう思っているなら、非常に危険です。国語は、他の教科とは根本的に異なります。「読み方のルール」を知らないまま、ただ問題を解き続けても、成績は絶対に上がりません。
この記事では、国語専門
のプロ講師の視点から、この春休みに確実に「国語の偏差値を10上げる」ためにやるべき3つのことをお伝えします。
1. 「接続語」を制する者は受験を制す
国語が苦手な生徒の共通点、それは**「筆者の主張」と「具体例」の区別がついていないこと**です。文章をただ上から下へ読んでいるだけでは、何が重要なのか見極められません。
そこで最初にすべきは、「接続語」への意識改革です。
「しかし」「だが」(逆接)の後には、筆者の最も言いたい**「主張」**が来ます。
「つまり」「要するに」(要約)の後には、それまでの内容の**「まとめ」**が来ます。
「たとえば」(具体例)の後には、主張を分かりやすくするための**「飾り」**が来ます。
当塾では、最初の授業で必ずこれらの接続語に印をつけるトレーニングを行います。これだけで、文章の構造が骨格のように浮かび上がり、「どこに答えがあるか」が一目瞭然になるのです。この春、まずは接続語に徹底的に強くなりましょう。
2. 「指示語」が指す内容を100%特定する
「これ」「それ」「あれ」「どれ」。これらの指示語が何を指しているか、なんとなく読んでいませんか?
入試問題、特に記述問題では、指示語の内容を正確に捉える力が問われます。多くの生徒が「前の文全体」のように曖昧に答えて失点します。
指示語の内容は、必ず「直前」にあります。そして、そのまま抜き出すのではなく、文脈に合わせて「言い換える」力が必要です。このトレーニングは、独学では非常に難しい部分です。プロの講師が「なぜその答えになるのか」を対話を通じて一緒に考えることで、初めて身につく技術です。
3. 時間を計って「精読」の訓練をする
新学年が始まると、模試の回数が増え、制限時間との戦いになります。「時間が足りなくて最後まで解けなかった」という経験はありませんか?
これは、読むスピードが遅いのではなく、「読むべき箇所」と「読み飛ばしていい箇所」の判断ができていないからです。
2月・3月の間は、長文を時間をかけてじっくり読む「精読」の訓練をしましょう。一文一文の意味を正確に理解し、段落ごとの要旨をまとめる。この土台ができて初めて、スピードを上げる「速読」の練習が意味を持ちます。
「急がば回れ」。丁寧に読む習慣こそが、最終的な解答スピードを最速にします。
まとめ:春休みに「国語の型」を手に入れよう
他の教科は「知識」を積み上げる足し算ですが、国語は「思考の型」を身につける掛け算です。この型さえ手に入れば、どんな初見の文章が来ても、安定して高得点が取れるようになります。
「国語はセンスじゃないの?」 「うちの子は本を読まないから…」
そんな心配は無用です。国語力は、正しいトレーニングで誰でも後天的に伸ばせます。
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