【夏期講習】「読む」ための高校英文法を身に付ける！

■コース内容

「ある程度英文法を勉強してきたのに、なかなか英文を正しく読めたという気がしない･･･」

このような悩みを持つ高校生・受験生はとても多いです。特に、偏差値６０台で伸び悩んでいる人に多い印象があります。私自身、文法は分かっているはずなのに英文を読むのに苦労した時期が受験生時代にありました。

なぜこのようなことが起こるかというと、英文法を「知識」として知っていても、それを具体的な英文にどのように「応用」するかが分かっていないからです。

たとえて言うと、本や動画で「サッカーでのボールのドリブルの仕方」をいくら勉強しても、それだけでいきなりプロのようなドリブルが自分でできるようになるわけではありません。

実際に自分の足を動かしてボールを蹴るという練習を積むことで、初めて頭の中の知識が活用されて（なるほど、本で読んだあれはこういうことだったのか、という感覚です）、しばらくすると上手にドリブルができるようになります。

これは「英文法の知識」と「実際に英文を正しく読むこと」においても全く同じ。もちろん「知識」は大切ですが、それさえあればいきなり正しく英文を読めるようになるわけではないのです。どの知識をどのように使うかという実地の訓練を重ねることで、初めて「知識」は実用的なものになります。

いきなりですが、下の２つの英文を正しく訳せるでしょうか？

⑴The village stands on a hill.

⑵In the village stands a hill.

使っている単語はほどんと同じですが、内容は全く違う事を言っています。

⑴はそれほど難しくないと思います。「その村は丘の上にある」が正しい訳です。

では⑵はどうでしょうか？「その村の中に丘がある」という意味であることが分かるためには、

ⓐ「前置詞＋名詞」は主語（Ｓ）になれない

ⓑＳが述語動詞（Ｖ）の左に無い時は、その右にある

という文法知識を適用できなくてはいけません。こういった構文に関わる文法知識は、ただ知っているだけではダメで、実際に色々な英文に取り組むことで自由自在に使えるようになることが大切なのです。

⑶Nobody cannot stand this heat.

今度は、

ⓒ原則として、前置詞の付いていない名詞は文中でＳ・Ｏ・Ｃのいずれかの働きをする

という知識が必要です。これにより、

Nobody＝Ｓ

this heat＝Ｏ　←Nobody≠this heatより

と判断し、⑶のstandは⑴⑵とは違って「他動詞」であることが分かります。ここまで判断できてはじめて、単語集で覚えた「他動詞stand＝耐える」という知識が活きてきます。（訳：だれもこの暑さには耐えられない。）

このように、一見簡単そうな英文でも、文法知識を正しく適用できなければ、正しい意味を取ることができません。

そして、偏差値６０台で伸び悩んでいる人が偏差値７０を突破するためには、こうした文構造を見抜く訓練がとても重要になってきます。

以前、英語が偏差値６０台で伸び悩んでいた医学部受験生がいました。まずは焦らずに、英文を分析して和訳するというトレーニングをしばらく続けたところ、数ヶ月後には一気に英語の偏差値が伸びました。秋には駿台の模試で偏差値７０を突破し、最後には難関の医学部入試にも合格しました。

英語で高得点を取れるようになれば、文系・理系を問わず、どの大学入試でも大きなアドバンテージになります！

この夏に「読むための文法知識」を習得して、秋以降の飛躍を目指しましょう！

※こちらのコースは、午前６：００～９：００の時間帯に受講いただくと、通常料金の１割引きのご利用料金（税抜３６，０００円）となる「早朝割引」を実施しております。ただし早朝割引は６月末日までに本授業のご契約が成立した方が対象となりますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。

☝読むための英文法を身に付ける最良の方法は、一定のレベルの英文の和訳を実際に書いてみることです。かと言って、もちろん書きっぱなしでは力は付きません。プロの目から答案を徹底的に添削して、知識をどのように使うべきかを明らかにします！

☝実際に答案を書いてみると、自分の思わぬ弱点がいろいろと見つかります。でもそれこそが成長のきっかけ！入試本番で同じミスをしないよう、自分の答案を客観的に捉え、今後に活かしていければＯＫ！

☝英文を読む中で、文法だけではなく、重要な単語・熟語の知識の抜けが見つかることもあります。知識を単発で覚えるだけでなく、同意語・反意語をまとめて覚えることも記憶の強化につながります。授業ではそうした情報もプリントにまとめて、知識の補強・拡充を図ります！

■使用教材

教材は、受講生の現在の学力や目標をもとに、相談して決めていきます。

学校で使っている教材でも、市販の教材でも対応可能です。

■特典

本コースの受講者には、１０回まで英語についての質問にチャットで無料でお答えします。

自習で生じた疑問点の解決にぜひご利用ください。

■オプション（コマ数追加）

追加料金のお支払いにより、コマ数を追加することができます。

１コマ追加につき＋４，０００円（税別）

■お問い合わせの際にお知らせしていただきたいこと

・在籍（卒業）校名

・現在使用中の英語教材（学校・塾・自習含めて）

・直近の学校や模試の成績

・志望校