東大に入ったのに就職できないのは何故?

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2022/3/22

東大に入ったけど就職できないと嘆く方がいる一方で、高校生で下手したら億単位のお金を稼いでいる方もいます。

 

20年ぐらい前からこうした「逆転現象」は起こっています。

 

何故でしょうか。

 

現在、仕事の場で活躍されている人々は、職場における課題を見つけ、解決に向けて行動する人達です。その際に、他の人を巻き込んで、より大きなことに協働して対処できれば、更に良いです。

 

具体的に言えば、働く上で必要なものを以下の3つの資質を持っています。

 

①知識及び技能、

②思考力、判断力、表現力等、

③学びに向かう力、人間性等

 

知識・技能は確かに必要です。しかし、それだけではなく、物事を考えたり、情報を処理したり、自分の考えを表現したりするのに必要な思考力、判断力、表現力も必要です。併せて、主体的に学び・行動したり、ほかの人と協働するのに必要な、学びに向かう力・人間性も必要です。

 

恐らく、東大を出ているが就職で苦労している方は、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等、が欠けていると判断されている可能性があります。

 

「じゃあ、就職までにこうした能力をつければいいや」

 

と思った方もいるかもしれません。しかし、こうした資質は、一朝一夕で身につくものではありません。しかも大学の一般入試でも、思考力、判断力、表現力、を問う問題も出てきました。例えば、国語の問題で、文章を読み、それを元に自分の考えを述べるというものです。

 

対策は、「今から」行う必要があります。

 

 

それでは、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等、を身に付けるのはどうすれば良いのでしょうか。

 

答えは「探究」を行うことです。探究とは、自分の興味のある事柄から課題を見つけ、解決方法を考え、行動することです。さらにこれを複数の人間と行うと更に良いでしょう。

 

探究のメリットは、自分の好きなことを深く学ぶことができることです。

 

例えば、「オンラインゲーム」において、対戦相手への誹謗中傷を行ったり、対戦中に負けそうになるとログアウトしたりするなど失礼なプレイヤーがいます。こうしたプレイヤーを減らすにはどうすれば良いのでしょうか。こういうことも探究のテーマになります。

 

上手くいけば、自分の好きなことをして、大学にも合格できます。推薦選抜・総合型選抜においては、こうした探究をしてきた生徒が合格できます。大学側は、深い知識と共に、思考力・判断力・表現力を持った学生が欲しいからです。

 

推薦選抜・総合型選抜の入試全体の割合は増え続け、私学では全体の57%が推薦選抜・総合型選抜で合格しました。推薦選抜・総合型選抜の対策に関する需要は今後さらに増えていきます。

 

こうした声に答え、推薦選抜・総合型選抜に対応した「探究」のコースを今回設けました。これまでも、推薦選抜・総合型選抜に対応したコースはありましたが、小論文の書き方が中心でした。

 

しかし、小論文の書き方が身についても、小論文に書く「中身」がなければ意味がありません。この「探究」コースでは、「自分の言葉で」小論文で書いたり、面接で語ったりできるようにすることを目標にしています。

 

ご興味を持った方、是非お問合せください!


以下、コースのURLです。

https://manalink.jp/teacher/11813/courses/3010

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