オンライン家庭教師マナリンク

宿題してるのに成績が伸びない子の共通点 ― 努力が結果につながらない本当の理由

2026/3/12

小中英語を主に教えています、安芸(あき)です。

「真面目で、頑張り屋さんで、授業態度もよく、宿題も提出される」

のに「成績があまり伸びない」

そのようなお子さんも少なからずおられます。

実際に見てみると、その子は決してサボっているわけではありません。
ノートもきれいにまとめていますし、ワークも一通り終わらせています。

授業ではうなずき、しっかり答え、授業も集中して聞いておられます。

それでも、点数が伸びない。

なんで真面目に勉強しているのに伸びない?

このとき、私は「努力が足りない」とは考えません。
多くの場合、努力の方向が少しずれているだけかもしれません。

共通点① 家庭での勉強がオンライン授業+宿題のみ

伸び悩む子によくみられるのが「その教科に触れる時間が少ない」ケース。

『教科書を学校に置いてきている子』がそれに当てはまることが多いです。

家庭教師があるとき以外は、その教科に一切触れない。

思い当たる節がある場合「家庭学習」の時間が足りていない場合かもしれません。

一週間に一時間だけの授業では次回の授業までに大半を忘れてしまっています。

大切なのは「思い出す回数」を増やすこと。

脳は毎3日以内に思い出す作業をすると、

学んだことが長期記憶にうつされ、忘れにくくなります。

理想①:授業➡三日以内に宿題➡さらに三日以内にお直し・再提出➡次回授業

理想②:毎日10分教科書音読

理想③:毎日10分単語暗記

毎日短時間でもその教科に触れる時間を設ける努力をしてみましょう。

共通点② ノートをまとめることが「勉強の目的」になっている

もう一つのケースは、授業での「ノートまとめ」に時間と意識が向きすぎていること。

・教科書の内容をきれいに書き写す
・色ペンを使って整理する
・見やすいノートを作る

これは一見、とても良い勉強に見えます。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。

それは、ノートをまとめている間は、“思い出す”作業をしていないという点です。

教科書を見ながら書いている間、脳は「確認」はしていますが、「記憶から取り出す」練習はしていません。

テストで必要なのは、「見れば分かる」ことではなく、
「何も見ずに思い出せる」こと

大切なのは、綺麗にまとめたノートを「活かして」復習することです。

理想①:ノートを取る時、大切な部分を赤字で書こう。自宅学習ではそのノートに赤シートをあてて、答えられるか「一人小テスト」をするといいですよ。

共通点③ 「見て覚えた気になっている」

例えば英単語を覚えるとき、

・英語を見る
・日本語の意味を見る
・「覚えた」と思う

しかし、いざ日本語だけを見て英語を書こうとすると、書けない。

これは決して珍しいことではありません。

脳は、「見て理解した」だけでは、長期的な記憶として定着しないことが分かっています。

認知心理学では、“想起練習(retrieval practice)”と呼ばれる、「思い出す行為」そのものが記憶を強くすることが証明されています。

つまり、

・見るだけ
・読むだけ

では不十分で、

・思い出す
・書く
・答えを隠してテストする

この過程が必要なのです。

共通点④ 宿題やりっぱなし・添削を見ない

宿題は「提出」が目的ではありません。

「満点」にするために、できていないところを「あぶり出す」こと。

それと「あぶり出した」ところを「できるようにすること」です。

「宿題できた!」提出。

先生から添削されて帰ってきた。

けれど見ずに放置。

これだとテストでまた同じような問題を間違ってしまうでしょう。

点数を上げるには、「間違ったところ」を「できるようにする」ことで

●失点を減らし

●得点を増やす

必要があります。

「提出したこと」で「目的達成」と思うのではなく、

やり直しまで含めて「宿題提出」だという認識を持ちましょう。

共通点⑤説明聞いて「うんうん」わかったつもり

先生の説明をきいて「わかりやすい!納得」

ワークの解説を読んで「なるほど!そうするのか」

これだけで終わると点数が取れないことが多いです。

解説を見れば分かる状態と、自力で解ける状態は、全く別の段階だからです。

大切なのはインプットしたあと、アウトプットする作業をはさむこと。

「思い出す練習」をし、自分で解いてみたときに

『本当の理解』につながります。

例えば英単語なら、

・日本語を見て英語を書けるか試す
・書けなければ、もう一度覚え直す
・またテストする

これを繰り返します。

数学なら

・問題を解く

・添削し、間違ったところの解説を読む

・もう一度解けるかやってみる

これをくり返します。

あと一歩の作業をすれば伸びるところまで来てる!

勉強しているのに伸びないお子さんは、「大変惜しい」状態です。

・宿題する➡やり直しまではしない

・単語暗記する➡思い出す作業まではしない

・ワークする➡解説は読むがもう一度解きなおすことはしない

あと一歩の作業をするかしないかで結果が大きく変わってきます!

最後に

努力しているのに結果が出ないと、子どもは自信を失ってしまいます。

しかし、多くの場合、それは能力の問題ではなく、方法の問題です。

効果的で正しい方法を早いうちに身に着けるようにしましょう。

📚安芸先生と学ぶコース📚

【中学英語】平均点脱出!80点以上目指す子向け定期テスト対策 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14710 

【英検5・4・3級】イラスト&反復練習で易しく学習★楽しく合格 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/12840 

【小5.6】飽きずに楽しい!中学英語を無双状態にする準備講座 

https://manalink.jp/teacher/12421/courses/14707 

👇安芸先生のページの飛ぶQRコードはこちら✨

このブログを書いた先生

このブログに関連するオンライン家庭教師はこちら

定期テスト対策におすすめの指導コース

18,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生
  • 学校の政治経済の授業についていけていないと感じている
  • 学校の政治経済の授業で疑問点があるが、質問ができない。
  • 一人で政治経済の勉強ができない
コースの詳細を見る
25,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
高校1〜3年生、浪人生
  • 真面目に勉強してるつもりでも授業についていけず成績が伸びない人。
  • とにかく基礎を完璧に理解したい、授業中のハテナを潰したい人。
  • 難しい言葉は使いません、できるだけ丁寧に、誰にでもわかる授業をします。
コースの詳細を見る
19,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
小学4〜6年生
  • 小学生でまだ英語をほとんど習っていない生徒様
  • 英語学習を今までしていない生徒様
  • 先取り学習で英語を得意教科にしたい生徒様
コースの詳細を見る
20,000/月
1回60(月4回(週1回目安))
中学1〜3年生
  • 単語が分からなくて文法演習どころじゃないあなた
  • 次回の定期テストで20点得点を上げたいあなた
  • 間違えても怒らない先生を探しているあなた
コースの詳細を見る
5,000
60(全1回)
小学1〜6年生
  • お試しもかねて一回授業を受けてみたい方
  • やりたいところだけ集中的に授業を受けたい方
  • テスト対策したい方
コースの詳細を見る

この先生の他のブログ

安芸の写真

実は最強?「教科書」と「目次」を使った受験勉強!英語の文法を瞬時に引き出せるようになる復習法

2026/7/22
夏休みに試したい、お手軽な英語の受験勉強をお伝えします。新しいテキスト?新しい問題集?そんなものはいりません。教科書と私の授業で使っているwinpass。これでできる復習法です。受験では、長文を読みながら文法を判断する力英作文で適切な文法を選ぶ力並び替え問題で語順を組み立てる力が求められます。そのた...
続きを読む
安芸の写真

受験生必見!英語の文法は「解く」より「仕分ける」で伸びる。家庭教師が実践する4つのマーク勉強法

2026/7/22
受験生になると、「文法問題集を何周もしているのに点数が上がらない。」「実力テストになると習ったはずの文法がごちゃごちゃになる。」そんな悩みをよく耳にします。実は、受験勉強では「問題をたくさん解くこと」よりも、「どう復習するか」の方が重要です。今回は、私が授業でもおすすめしている「単元つぶし」と「4つ...
続きを読む
安芸の写真

英単語が覚えられない子には理由がある!|『覚え方』を学ぶ単発ワークショップ

2026/7/22
「毎日英単語を書いているのに、テストになると思い出せない。」「意味は分かるけれど、スペルが書けない。」「何度覚えても、次の日には忘れてしまう。」保護者の方から、このようなお悩みをご相談いただくことがよくあります。実は、「英単語が覚えられない」といっても、その原因はお子様によってさまざまです。だから私...
続きを読む
安芸の写真

「塾の問題集ではできるのにテストになると点が取れない…」平均点以下どまりのお子さんの共通点

2026/7/14
「今までの塾の先生にも、授業ではできていますと言われます」「文法ごとの問題集なら正解できるんです。」それなのに…実力テストになると点数が下がる長文問題になると急に手が止まる英作文で文法がごちゃ混ぜになってしまう語順や動詞の変化法のルールがぐちゃぐちゃこのようなお悩みを、保護者の方からご相談いただくこ...
続きを読む