なぜ“3月に習う単元”が高校入試で狙われるのか?家庭教師が見てきた“受験で差がつく最後の単元”とその対策」
【数学】高校受験の罠!
中学数学の高校入試問題を長く見ていると、ある共通点に気づきます。
それは、次のような単元がかなり高い頻度で出題されることです。
データの活用(ヒストグラム・箱ひげ図)
三平方の定理
円周角と中心角の関係
多くの受験生が感じている通り、実際の入試問題でもよく見かけるテーマです。
しかしここで少し皮肉なことがあります。
これらの単元は、多くの学校で「3学期の終盤」に習うことが多いのです!!
つまり
定期テストが終わっている
学校の復習機会が少ない
受験直前で時間がない
という状況で学ぶことが多い単元なのです。
家庭教師として生徒を見ていると、この構造が入試で差を生む原因の一つになっていると感じます。
なぜ3月の単元が入試で出やすいのか
理由① 入試問題は「学習指導要領の最後まで」が範囲
高校入試は基本的に
中学校3年間の学習内容すべて
が試験範囲です。
当然ながら、3学期に学ぶ内容も出題範囲に含まれます。
しかし現実には、
学校ではその単元を習ってすぐ受験になることも多いのです。
そのため
「理解が浅いまま入試を迎える生徒」が多い単元
になります。
理由② 出題者にとって“差をつけやすい”
入試問題は
基礎問題
標準問題
思考問題
のバランスで作られます。
その中で、
多くの受験生が完全に理解していない単元
は、差をつける問題に使いやすいのです。
例えば次のような問題です。
三平方+図形の複合問題
箱ひげ図の読み取り問題
円周角を使った証明問題
基礎だけでは解けないが、
理解していれば確実に解ける。
まさに入試向きの問題です。
理由③ 実際の入試でも出題例が多い
多くの県の公立高校入試を見ると、
よく出るテーマは次の通りです。
データの活用(箱ひげ図・ヒストグラム)
三平方の定理
円周角の定理
これは中学校数学の中でも
比較的新しい単元かつ思考力を問いやすい単元
です。
文部科学省も近年、
データの読み取り
数学的思考力
を重視しているため、
出題が増えていると言われています。
実際に起きている問題
家庭教師としてよく見るのが次のパターンです。
①定期テストが終わる
↓
②授業がゆるくなる
↓
③復習しない
↓
④理解が浅い
↓
⑤入試で出る
つまり
学校で習っただけの状態
で入試を迎えてしまのは非常にもったいない状況です。
受験で困らないための勉強法
ではどうすればいいのでしょうか。
家庭教師としておすすめしている方法はシンプルです。
① 学んだその週に「問題集」を解く
授業だけでは理解は浅いです。
理解を定着させるには
問題を解くことが必要です。
目安は
基本問題
応用問題
をそれぞれ5〜10問程度。
これだけでも理解度は大きく変わります。
② 図形は「自分で図を描く」
三平方や円周角は
図を書かないと理解できません。
入試で点を取る生徒は
補助線を書く
三角形を見つける
角度を書き込む
などを自然にしています。
③ データ問題は「読み取り練習」
箱ひげ図やヒストグラムは
計算よりも読み取りが重要です。
ポイントは
中央値
四分位範囲
分布の広がり
を説明できるようにすることです。
④ 入試問題を早めに解く
一番効果的なのは
過去の入試問題です。
実際の問題を見ると
「どのレベルまで理解すればいいのか」
がはっきりします。
まとめ
3月に習う単元は
定期テストがない
復習しない
理解が浅い
という理由で
入試で差がつきやすい単元になっています。
しかし逆に言えば
少し復習する
問題を解く
だけで
他の受験生より有利になれる単元でもあります。
私からメッセージ
受験は、実は
才能より準備で差がつく世界です。
多くの受験生が油断する単元を
きちんと理解しておくだけで、
入試本番で大きな武器になることも少なくありません。
もし今、3学期の単元を習っているなら
ぜひ「習っただけ」で終わらせず問題を解いてみてください。
それが、入試で差をつける一歩になります。
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