家庭教師をつけようか迷っている?始めるのにおすすめのタイミングとは?

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2022/5/17

長年家庭教師を行っていると、生徒さんや保護者の方が家庭教師をつけようと決意される時期やタイミングが見えてきます。


『家庭教師をつけようと決意する時期=家庭教師の依頼が増える時期』ということですね。


家庭教師を検討されるきっかけは?

●お子さんが不登校になった

●定期テストで点数が落ちた

●新年度になり授業が難しくなった

●小学生から中学生、中学生から高校生になった

●受験まで数か月を切ったが、志望校にほど遠い成績

などが挙げられます。


家庭教師はいつ始めるといい?

●早ければ早いほど生徒さんの負担は少ない

ぜひともお伝えしたいことは、「成績が下がってから家庭教師をお願いする」よりも、「小学生から中学生に上がるタイミング」や「定期テストの前」から家庭教師を始めておく方が生徒さんの負担はだいぶ少ないということ。


『個人で勉強できて成績がキープできるなら、家庭教師をあえて雇いたくない』という気持ちは当然です^^自習できるならそれに越したことはありませんね。


そのため多くの方が『成績が下がる』『授業についていけなくなる』という問題が生じてから、家庭教師を検討され始めます。


ただ、一度「勉強に躓いた」「ある教科が苦手になった」「授業がついていけなくなった」あとに浮上するのは生徒さんにとってとてもしんどいことです。


ハングライダーでも一定の高度で飛ぶのと、一度下降してから上昇するのとでは必要なエネルギーが全然違いますよね。


また苦手になった部分を一度復習・崩れた土台を修復してから積み直すことは、崩れることなく土台を積み上げた場合に比べ時間をかかります。エネルギーもかかります。苦手意識が一回ついたものを払拭し、自信を取り戻すのにも労力がかかります。


●苦手になる前に始めるなら『躓く経験』をしなくて済む


実際にこんな例をたくさん見てきました。


●小学英語から私と授業を行ってきた生徒さんが、そのままエスカレーター式に中学英語も私と授業を続けられました。(計6年ほど英語を一緒に勉強したことになります^^)

その場合『躓く』という経験をすることなく、予習型の授業に徹することができたので、高校受験まで英語を得意教科にしたまま卒業できました。


●中学に上がるタイミング、3月から数学の授業を受けていた生徒さんも、『数学がわからなくなってから』始めたわけではないので、苦手意識を持つことなく、高校卒業まで数学を高得点キープされて卒業されました。


もしいつか塾に行かせよう、家庭教師を雇おう、と思っておられるのであれば、『早め』に、つまり『躓いたり、勉強が嫌いになる』前に始めておくのがおすすめ!!


そうすることで家庭教師から学ぶ目的を

●『苦手教科を普通にする』ことではなく

●『普通レベルの教科を得意にする』ことができます!


以上の点を踏まえて、

家庭教師を始めるおすすめの時期は?

できるだけ早めというのが前提で、私の独断と偏見で『おすすめ時期』を発表します。今まで数多くの生徒さんを教えてきて、いい感じに新年度や新学期を迎えられた子たちは、これらの時期から始められました。


●新年度が始まる一か月前の3月

●がっつり復習に時間が取れる長期休暇(夏休み)


一学期の中間テストが始まり、新しい学年の授業が難しくなったと感じている方も多いはず。「ちょっと難しくてわからなくなってきた」が「全くさっぱりわからなくなってきた」になる前に、早めの対処がおすすめです。



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