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「英作文かけない人」は「話せない!」私がやっているchatGPTとジャーナルアプリ使った毎日ちょこっと英作文

2025/6/20

小学中学英語を教えております、安芸(あき)です。


なんで今?英作文が重要視されるわけ

高校入試や英検の問題で『英作文』が重視されるようになっています。特に「自由英作文」が多く出題されるようになってます。英訳は得意だけれど英作文になったら解けないという生徒さんも多いと思います。

「あなたは家で映画を見るのと映画館に行くのとどっちが好き?なんで?」

「あなたは家で料理するのとレストランにいくのどっちが好き?なんで?」

「あなたはどの季節が好き?なんで?」


「なんでって改めて聞かれると困る…。」となってしまいますが、『日常会話』とは「なんで?どうして?いつ?どうやって?」そんな疑問詞をお互いにぶつけ合うことで成り立っていますよね?自由英作文の題材を字で書く練習は、それが口頭で尋ねられた際に瞬発的に言えるようになる「英会話」の練習にもつながるということです。例えば


👩‍🦰「昨日映画に行ってきた」

👨「何見たの?」

👩‍🦰「リロ&スティッチ」

👨「どんな映画?」

👩‍🦰「宇宙人と人間が仲良くなって家族になるの」

👨「へ~いいな~。どうだった?」

・・・といった具体で会話のキャッチボールは続きます。


何で大事?『書く=話すはつながっているから』

同じことを質問されたとしてあなたにとって「英会話」と「英作文」どっちで答える方が得意ですか?私は断然「英作文」です。なぜって『考える時間があるから』です。また「辞書を調べる時間」もあります。


英会話の難しいところは、聞かれて2、3秒で返事をしないといけないこと。文を脳内で組みたてながら同時進行で会話するというのは「英語脳」が出来上がっていないと結構難しい…。


「話す」も「書く」もどちらも自分が持ち合わせた文法、単語、知識、情報だけを使って「アウトプット」するということ。その表現方法が違うだけです。


時間をかけてゆっくり考えられる「英作文」ができない人は、同じことを数秒でする「英会話」はできないに等しいと思いませんか?


「自分の言いたいこと、主張を書けるようにな」れば英会話を楽しむ「土台」が出来上がることになります。そのため自由英作文は大切なんです。


自由英作文を鍛える方法

①まずは日本語で答えられるよう考える脳🧠づくり

日本語でも「なんで」「詳しく教えて」の質問に答えるのが難しいと感じられるかもしれません。「本を読むのは何で好き?」「だって好きだから。」それだと答えになっていません。答えるのが難しいと感じられる場合、そもそも理由を深く考える癖がついていないのかもしれません。日本語で答えられないものを英語で答えられるわけがありませんね。


✏️まず考える脳を鍛えましょう。

「なんで好き?」➡

「それをしたらどんな気持ちになる?」

「それをしたらどんないいことがある?」

「それをしなかったらどんな弊害がある?」

「健康や金銭面のメリットはある?」と言い換えてみましょう。理由が思いつきやすくなりませんでしたか?


②私がやっている毎日ちょこっと英作文ジャーナル

毎日寝る前に日記を英語で書いています。日記といっても大げさなものではなく、今日思ったことや何かの出来事を一つ切り取って好きに文章を作ります。


英作文問題集を使うのも良いですが、私が英作文を書く目的は「楽しく書くこと」「書いたことをいつか話すネタにすること」なので、問題集に書くテーマを指定されるよりも、自分の話のネタの引き出しをひとつ増やすイメージで楽しく書ける【自分に関すること】の方が続けやすいです。私がやっている方法を少しご紹介しますね。


※英作文問題集なら自分では考えた事のない事を尋ねられ、新たな事を考えるきっかけになるというメリットもあります。


✏️コツ①★辞書は使わない。知っている単語だけで一旦書く

辞書を使って小難しいことを書いても、結局それを英会話では使えないことが多いです。それは自分のものになっていないから。私はジャーナルに書いたことは、オンライン英会話の「フリートーク」などのネタにすることが多いので、自分の引き出しにはない言い回しや単語を使って背伸びして書いてもあまり役に立ちません。


むしろ自分が知っている単語だけで、どれだけ自分の言いたいことを表現できるか、の訓練をする方がチカラがつきます。どうしてもその単語が分からないと文章が書けないという場合のみ、要点となる1-2個を辞書で調べます。


✏️コツ②★chatGPTに「文法を添削し、自然な言い回しに直して」と添削依頼

有名なAIアプリ「chatGPT」に言い回しや文法を添削してもらいます。文法のミスはもちろんのこと、「意味は通じるけれどこの言いまわしの方が自然ですよ」というネイティブの良い回しも教えてくれます。

✏️コツ③★添削してもらったものをしっかり読み、使うべきだった単語、熟語を再確認

書いた内容をまるっきり変えられるわけではなく、つたない英語で書いた文章でも「おそらくこう言いたいんだろう」とくみ取ってきれいな英語で書き換えてくれるのがAIのすごいところ。添削してもらっていつも感じるのが、中学英語レベルでもけっこう奥の深いことが述べられるということです。フィードバックは自分が知っている単語が書かれていることが多いので「こういえばよかったのか~」と新たな発見ばかりです。


✏️コツ④★(時間がある時は)先ほどの添削を覚えているか書き直して自己チェック

フィードバックをしっかり読んだ後は、もう一度chatGPTの白紙枠に先ほどの添削を思い出して、一から書きなおします。さっきの指摘された文法の間違いを繰り返さないように気を付けてかきあげ、再度添削を依頼。上手くかけている場合、褒めてくれるのもchatGPTのかわいいところです。


✏️コツ⑤★完成したジャーナルを「ジャーナルアプリ」にコピペ

ジャーナルが流行っている昨今は、無料アプリでもジャーナルを残せるものがたくさんあります。私は「日記が保存できること・継続が可視化できること」が最優先事項だったので、保存され、ジャーナルを残した日はカレンダーにしるしがつくタイプのシンプルなアプリをチョイス。

そこに英語の日記をchatGPTからコピペします。

カレンダーが毎日埋まれば毎日継続して頑張っていることが感じられますし、次回オンライン英会話のレッスンで会話したい時に見返したりもできます。無料AIと無料アプリの二重使いで毎日のちょこっと英作文を楽しんでいます。


英作文を上手くなりたいと思っておられるなら、今日からちょこっと英作文ルーティンを始めてみませんか?


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