高2 ベネッセ記述模試のやり直し方法(2025年11月)
今月、高2生はベネッセの記述模試が行われたのではないでしょうか?
模試を受けたら、「やり直し」は必須です。
では、どのようにやり直したら効果的なのでしょうか?
(1) 何を優先的にやり直すのか?
高2の11月の時期を考えると、やり直しの「優先順位」は以下の通りになります。
大問3A(文法)→大問3B(文法正誤)→大問6A(和文英訳)→大問5(長文)
もちろん、その他の問題も重要ですが、大問4(物語文)は大学入試での出題率が低いので、やり直しは後回しでも構いません。物語文は、論説文や説明文とは異なり、非常に解きにくい問題です。先ほども申し上げましたが、それほど出題率は高くないので、まずは大問5のような少々かたい文章を優先します。
(2) どうやり直すのか?
やり直しの方法はたくさんありますが、私が生徒たちに話しているのは次の通りです。
【大問3A】
・ノートに問題と選択肢を写す
・なぜ、その答えになるのかを「解説」を見ながら、自分で解説を作成する。
・関連する単元の問題を、VintageやNext Stageなどで復習する
【大問3B】
そもそも正誤問題に慣れていませんので(関西の私大ではほとんど出題されない)、どう解いて良いのか分からない生徒が多いと思われます。ほとんどの生徒は「いったん和訳して解く」と思いますが、和訳だけでは正誤問題には対処できません。「メカニズム」を理解する必要があります。例えば、I as well as you( was, were )・・・の場合、答えはwasになります。A as well as B「BだけでなくAも」が主語になる場合は、動詞はAに合わせるからです。このようなメカニズムの理解が重要です。
・ノートに問題を写す
なぜ、その答えになるのかを「解説」を見ながら、自分で解説を作成する。
【大問6A】
高2生で英作文までしっかりと勉強できている生徒は少ないと思われます。そのため、当面は「解答を暗記する」ほうが効率的です。「この日本語がきたらこんな英語にすればいいんだな」という感じです。
・ノートに日本語を写す
・解答を丸写しする
・解答の英文の文構造を理解する
・日本語のどの部分が英語と一致しているのかを確認する
・英文を丸暗記する
【大問5】
問題が「解ける」よりも、長文の内容が「分かる」ほうが重要です。つまり、長文読解よりは「英文解釈(和訳)」に重点をおきます。
・長文をノートに写す
・和訳をする
・和訳の際には、SVOCMなど、文構造が分かるように書き込む
→全文に記号をつけなくてもよい。複雑な文のみで構わない。
・どう記号をうけて良いのか分からない場合は、chatGPTに聞いてみる
(3) 模試は復習が重要
模試の結果がどうであれ、しっかりと復習することが重要です。
復習するから既知の内容を思い出せますし、英語の解答術が上達します。
是非、頑張ってくださいね!
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