#2 関西の私大対策
2022/7/21
皆さま、こんにちは!
関西で頑張らせていただいております英語の西です。
本日は京都は西院で、高3の受験対策講座に呼ばれて、授業をさせていただきました。
⑴ 近畿大学の文法問題
まず、1コマ目は近畿大学の文法問題です。近大の文法問題は本当に難しい!選択問題では生徒たちも相当苦戦していました。毎年そうですが、have expectedとhave been expected の違いが見抜けない生徒が多いです。おそらく、「過去分詞=〜される」と考えてしまうんでしょうね。また、近大の整序作文は結構難関ですね。日本語訳はついていても、日本語訳からはすぐには答えが想像できないですね。「〜になる素養」が「〜するために必要とするもの」と考えられるかどうか、ですね。
毎回授業で伝えるのが、「整序作文」の重要性です。整序作文ができる子は合格率が高いです。この夏期は整序作文に取り組み始める時期でもありますね。
⑵ 関西大学の長文読解
2コマ目は関西大学の長文読解に挑戦してもらいました。関西大学の長文は、だいたい900語前後の単語数ですが、30分程度で解き切る必要があります。ほとんどの受験生が苦手なのが、第2問の15個の空欄補充問題です。文脈から判断しなければ解けない問題が多いです。
関西大学は単独の文法問題は出題されませんが、文法力で捌く問題も出題されるうえ、長文を読むためには文法の知識も必要です。
「関西大学は文法問題が出ないから、文法問題をしなくてもよい」という訳の分からないアドバイスを耳にすることがありますが、it was not until yesterday that I knew the truth が本文に出てきたら、どうするのでしょうか?
この夏は過去問を解いてみて、現状と合格ラインのギャップを知ることが重要です。
この先生の他のブログ
現在、オンライン授業は定員に達しており、受付を一時停止しております。ご希望いただいた皆様にはご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。次回の授業は2026年2月以降に再開予定です。詳細が決まり次第、改めてご案内いたしますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し...
長文を勉強しているなかで、多い質問の1つが「内容一致問題が解けない」というものです。「手がかりとなる根拠の文は見つけられているのに・・・」「選択肢が2つまで絞れてるのに・・・」など、「あともう少し」の生徒が多いです。どうすれば、正解にたどり着けるのでしょうか?(1) 語句の言い換えパターン例えば、本...
高校受験でよく出題されるのが「発音問題」です。たとえ、高校受験で出題されなくても、高校生になって英単語を覚えるときには「発音」は非常に重要です。ここでは、頻出の発音について、私が授業のなかで伝えているコツを紹介します。<アーの区別>(ポイント)下線部がarのときは、「口大アー」、下線部がar以外のと...
昨日、対面の授業ですが、高2生に対して「長文読解の勉強方法」について「これから意識すること」を話しました。(1) 「読める」が先、「解ける」が後まずは、長文を「読める(=訳せる)」ようにならなければなりません。つまり、「『精読の技術』を養うことに時間をかけるように」と伝えました。 【精読に必要なこと...