英単語の舞台裏 ⑭
2025/6/25
英単語の舞台裏 ⑭
Boundary
〜 境界線は広がる 〜
こんにちは、英語担当のバックスターです。
今日の言葉は boundary(境界線) です。
boundary は、
見えるもの、土地やエリア、また、
見えないもの考え方などにおける「境界」を表す言葉です。
たとえば国境や県境は physical boundaries(物理的な境界)ですが、
人との関係においても emotional boundaries(感情的な境界)や
personal boundaries(個人の一線)という形で使われます。
興味深いのは、この単語が「線を引くこと」と同時に、
線を広げていくことにもつながるという点です。
私たちは時に、自分の限界を「ここまで」と無意識に定めてしまいます。
でも、新しい経験や学びは、その「boundary」の限界を少しずつ広げてくれます。
「これは私には無理」
「ここまではできるけど、それ以上は……」
そう思った瞬間、見えない境界線ができているのかもしれません。
でも一歩踏み出してみると、意外とその先にも世界が広がっていて、
その体験が自分の枠を少しずつ、しかし確実に広げてくれるのです。
boundary は引くものでもありながら、超えていくものでもあるのではないでしょうか。
自分で引いた線を、いつか自分で塗り替える事を目指せればいいなと思っています
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