1987年同志社大学文学部英文学科卒業 【資格】日本漢字能力検定(漢検)準1級<合格率10%前後>
作文ならまだ何とかなるかもしれないけれど、「小論文」などと言われるとどうしても構えてしまいます。「小」とは言っても「論文」ですから、何か立派なことを書かなければならない気がします。もちろん、幼稚な内容では困りますが、ある程度、納得できるような意見であれば、論文に仕立て上げることはじゅうぶんに可能です。作文であれば、単なる感想が許されたり、「と思う」とだけ書いて論拠の乏しい場合でも可であったりしますが、小論文はそれを避ければいいのです。「論」とは意見ということで、「あなたの意見を堂々と述べて下さい」と許可されたようなものですから、それを書けばいいだけです。ただ一つ、論理的に筋道が通っているかどうかだけに気を付けてもらえば、小論文は簡単です。作文とは、似て非なる「小論文」というものですが、どう同じでどう違うのかをきちんと理解してもらいます。
高校生ともなれば、意見の一つや二つはみんなもっているものです。単純に言えば、あるお題が出て「イエスかノーか」のどちらかを選ぶだけで立派な「意見」になります。肯定か否定かの論拠ですが、それもだいたい出てくる模範解答のようなものは決まっているものです。もちろん、誰もが思い浮かばないような卓越した意見を、しかも、説得力をもって展開できる力があるようでなら、実力をそのまま発揮すれば、きっと合格できるでしょう。そして、そのような生徒なら、初めから自信があるはずです。でも、通常は型破りである必要などはなく、逆に模範解答のような文を型どおりに書く力が求められているのです。その型・パタ―ンというのがどういうものなのかを教えます。
私には「物書きになること」を目指してきたというもう一つの顔があります。ハードルの極めて高い純文学系の小説を世に送りだすことが夢ですが、そのためには大手出版社が主催する文学新人賞を取る必要があります。作品の質以前に、誤字や文法的間違いなどがあることは論外ですから、絶対的な国語力を備えなければなりません。それがあることは最低条件です。加えて長年の作文指導経験により、お子様の作文をブラッシュアップするための様々なノウハウを身につけました。模範解答の作文を書かせるための「魔法」。それはきちんと知識や理論に支えられたものです。オンラインでもそれを伝えたいと思います。
「考え」はその子がすでにもっているのですから、それをインタビューするような感じでうまく引き出していきます。そして、その小論文のテーマに合うものだけを選別し、それを文章に加工する術を教えます。こちらが大上段から指導する感じではなく、その子が潜在的に秘めているものを取り出すといったコーチングを進めていきます。
■宿題について➡コースの性質上、一つの作文を課題としそれを次回までに書いてくるという形式にします。
■保護者様への報告方法➡指導後にマナリンクチャットで、必要なら面談はズームで随時
■お問合せを行って頂く際に知りたいこと➡具体的な志望校、 知りえるなら受験校の小論文の出題傾向・過 去問題など
1987年同志社大学文学部英文学科卒業 【資格】日本漢字能力検定(漢検)準1級<合格率10%前後>
はじめまして。金子と申します。 塾講師としての30余年。キャリアの中でいろいろなノウハウを身につけましたし、様々なテクニック・コツも引き出しに詰め込みました。接してきた生徒も無数にいるため、どのよう...
居住県の公立(学区)最難関校、私立校最難関クラス、国立高専などをはじめ多数。偏差値70レベルの学校学科も多数。合格実績は無数にあるりますが、それは当人の努力の賜物であり、また、他教科の先生のご尽力あっ...
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