〈数学1A〉共通テストの総括と来年度の対策

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2024/1/16

受験生の皆様お疲れ様でした(^o^)

良い結果が出た方、思うようにいかなかった形それぞれだとは思いますが、切り替えて今後の受験にむかってください。


一応、総括と来年度受験の方への対策を

述べさせていただきます。

もちろん私個人的な感想ですので悪しからず。


数1A

第1問 整数部分と三角比


整数部分は生徒には必ず教えていたところです。2√7は2✕2.◯だから4とかするなよと。

◯の値次第で5もありえます。

2√7=√28として.√25と√36で挟むことによって整数部分は5とわかります。

数学が苦手な人は引っかかりますが、しっかり対策していれば完答すべき。

三角比も難しくないですが、計算がやや重い。

第1問に出されたら焦りますね。

最後は解けていなくてもやむ無しかなと(難しくはないです。時間的に後回しでもよいかなと)


第2問 2次関数とデータ


2次関数。最近多い、自分で立式をしないといけない問題です。このパターンになると数学や図形が苦手な方は序盤から厳しいです。

難易度は高くないので、図形をしっかり理解して場合分けをすれば完答しやすいと思います。

データは標準偏差までしか聞かれておらず、計算もほぼなし。いつものように量も多くなく

易しいと思います。


第3問 場合の数と確率


二次試験とかで聞かれそうな(1)(2)と誘導にしっかりのっていくタイプ。

(2)が(1)の使い方がわかれば、

(3)も同じように(2)を使うだけで誘導がとても親切。

計算ミスを最初にしたら全コケにはなりますのでそこがこわい。 ただ、難易度的には低め。


第4問 整数の性質

n進法→公式を暗記でなく意味がしっかり分かっていれば計算量も少なく短時間で解ける。

ただ、最小公倍数や1次不定方程式の問題を

n進法の中で聞いてきたので、そこに気づけたかどうか。計算量も少ない


第5問 図形の性質

メネラウスの定理と方べきの定理を利用する問題。誘導でこれを使うことはわかるので、誘導にのっていけば解きやすい。

最後の問題で、今までの誘導あった問題を

誘導なしでもう一度違う点で解いていくことができれば解ける。


総括。


計算量が多い(時間がかかる)のが

三角比、次に2次関数。

序盤に計算が重い問題集があり、焦ることがありえたか。

ただ、データがかなり計算量が少なく、場合の数確率もそこまで計算量や場合分けもなく、

整数も計算量が少ないため、最後まで解いてまた三角比や2次関数にも戻れる時間の余裕はあった。

国立や難関大を狙う生徒は90点は取りたい。


来年度の受験生へ対策法


式が与えられてただ解く問題は減ってます。

自分で図を書く、自分で問題文を立式する力をつけていきましょう。

また、誘導にのせる問題が多いので

大問で(3)を解く際に(1)(2)を使う

問題(二次試験で出ていることが多い)を

たくさん練習しておいた方が良い。

マークだから記述は関係ないという意識は捨てること。

また、集合が出ていないこと。

データでは相関係数や共分散

場合の数確率では、条件付き確率(新課程では期待値も)が出ていないので、来年は要注目です。

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