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平均点が取れない中学生こそ、夏休みに勉強の「やり方」を変えてほしい理由

2026/7/31

平均点が取れないと、「うちの子は勉強が苦手なのかもしれない」と不安になりますよね。

でも、点が取れない原因の多くは、能力ではなく勉強のやり方にあります。

この記事では、平均点前後のお子さんが夏休みにやり方を変えて点数を伸ばすための考え方を、かつて自分もクラスで最下位だった家庭教師の視点でお話しします。

平均点が取れないのは、能力ではなく「やり方」のことが多いです

先にお伝えしておきたいことがあります。実は私自身、中学の途中で勉強から離れてしまい、クラスで最下位になった時期がありました。

そのとき痛感したのは、急に頭が悪くなったわけではない、ということです。

ただ、勉強のやり方が分からなくなっていただけでした。

やり方を立て直したら、成績は少しずつ戻っていきました。だからこそ、平均点が取れないお子さんを見ても、「能力の問題ではないな」と感じることがほとんどです。

平均点前後の子が、夏休みにやりがちな3つのこと

責めるつもりはまったくないのですが、点が伸び悩んでいる子には、共通してつまずきやすいポイントがあります。当てはまるものがあれば、少し見直してみてください。

① 最初のページから、全部を順番にやろうとする

まじめな子ほど、ワークを1ページ目から全部やろうとします。でも時間は限られています。まずは「あと少しで解けそうな問題」に絞るほうが、同じ時間でも点数は動きやすいです。

② 分からない問題を、とりあえず答えを写して済ませる

答えを写すと、進んでいる気持ちにはなります。ただ、写しただけでは自力で解けるようにはなりません。写す前に、まず1分だけ自分で考えてみる。その1分が、少しずつ力に変わっていきます。

③ 得意科目ばかり進めて、安心してしまう

得意科目は解いていて気持ちがいいので、つい手が伸びます。でも平均点を上げたいなら、伸びしろが大きいのは苦手科目のほうです。1日の中に、少しだけ苦手に触れる時間をつくってあげてください。

実際にあった話:平均点前後から、2か月で変わった子

以前、5教科どれも平均点の少し下、という中学生を担当したことがあります。本人は「やってもできない」と、半分あきらめかけていました。

やったことは、特別ではありません。全部を追いかけるのをやめて、苦手科目の「あと一歩」の問題だけに絞り、写す前に1分考える習慣をつけました。

すると、まず本人の表情が変わりました。「あ、自分でも解けるんだ」と思えた瞬間から、勉強への向き合い方が変わっていったのです。2か月後、平均点を超える科目が増えていました。

「もっと量をこなせば追いつくのでは」という気持ちについて

たくさんやらせたほうが安心、というお気持ちはよく分かります。量そのものを否定するつもりもありません。

ただ、平均点前後の子の場合は、やり方を先に整えるほうが近道になることが多いです。やり方があいまいなまま量だけ増やすと、しんどいわりに伸びず、「やっても無駄だ」という気持ちだけが残ってしまうことがあるからです。

まずは小さな成功体験を一つ。そこからのほうが、量も自然に増えていきます。

平均点前後は、実は一番「伸びしろ」がある位置です

最後にお伝えしたいことがあります。平均点前後というのは、けっして悪い位置ではありません。むしろ、やり方を少し変えるだけで、一番大きく点数が動く場所です。

すでに上位の子は、やり方を変えてもそれほど大きくは変わりません。でも平均点前後の子は、ちょっとしたきっかけで、ぐんと伸びていくことがよくあります。夏休みは、学校の授業が止まる分、そのやり方を落ち着いて立て直せる貴重な時間です。

よくある質問

Q. 平均点が取れない場合、塾と家庭教師のどちらがいいですか?

つまずいている場所が科目全体か一部かで変わります。特定の単元でつまずいているなら、その子専用に進められる家庭教師が向いていますし、学習習慣そのものから立て直したい場合も個別対応のほうが合わせやすいです。

Q. どの科目から手をつけるべきですか?

「あと一歩で点が取れそうな苦手科目」からがおすすめです。ゼロからの科目より短期間で結果が出やすく、その成功体験が他の科目にも波及していきます。

Q. 家で親ができるサポートはありますか?

点数そのものより、「今日はここが分かった」という小さな変化に目を向けて言葉にしてあげてください。平均点前後の子にとって、「できた」を認めてもらえることが、次への一番の力になります。

平均点が取れないのは、お子さんのせいでも、能力のせいでもありません。やり方を変えれば、点数はまだ伸びます。

もし「どこから見直せばいいか分からない」という場合は、私の指導でも、まずその子の「あと一歩」を一緒に探すところから始めています。

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