小5の冬の重要性

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2022/12/11

中学受験において最も大切な時期は、紛れもなく小5の1年間です。

率直に申しますと、小6よりも大事です。

特に算数は受験範囲の大半(塾によっては全て)を小5で学びます。

この時期にどれだけしっかりと基礎を固め、思考力を養うかで6年生での学習の進捗状況を非常に大きく左右します。

とりわけ、中学受験で頻出の「速さと比」「相似と面積比」「場合の数」等は、一朝一夕で身につけられる内容ではありません。

質の高い学習を通して、『問いの本質』を見極め、効果的な反復練習を行う必要がございます。


基本的に私は小5、遅くとも小6の春先からの開始でのみ指導を受けております。

(小6の夏以降にお受けするのは、小5で土台を築けていると見受けられる生徒様のみです。)

なぜなら、基礎を疎かにしたまま小6になってからバタバタしても物理的に間に合わないからです。

逆に言えば、小5でしっかりと地盤を固めておけば、6年生になってから一時的にスランプに陥っても、短期間で立ち直ることが可能です。


5年生にとって、学年の入れ替わりの時期である今こそが最重要な時期です。

今のうちに小手先ではない本物の学力を身につけ、1年後の志望校合格に向けて万全の体制を整えましょう。



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