6年生の夏、「覚悟」がすべてを分ける
2025/6/19
この夏、6年生を若干名のみ受け入れます。
受講条件はただ一つ。
「親子ともに、受験に対する本気の覚悟を持っている」ことです。
皆様ご存知の通り、中学受験において子どもが持つ力をどこまで引き出せるかは、親御様のサポート次第で大きく変わります。
どれだけ努力しても、適切な支えがなければ空回りしてしまうこともあれば、逆にその努力が何倍にも実を結ぶこともある。
この夏を変えるには、親と子が同じ方向を見据え、迷いを捨てて突き進むことが不可欠です。
私は基本的に(特に算数では)6年生の無料体験授業を受け付けておりません。
言葉を選ばずに申しますと、この時期になってなお
「オンラインで集中できるかどうか不安で…」
「相性が合うかどうか試してみないと…」
などといった言葉を口にされる方には、正直申し上げて、伸びしろを感じません。
その姿勢こそが、お子様の迷いや足踏みの原因になっていることが非常に多いからです。
現状を本気で変えたいのであれば、まずは「合わせてもらえるかどうか」ではなく、
「自分が合わせにいく姿勢」を持つべきだと考えます。
私は、目線を合わすよりも、むしろ目線を上げさせる指導をします。
環境が整えば頑張れる―ではなく、どんな環境でもやり抜く意志がなければ、受験では勝てません。
合格に必要なのは、最後までやり抜く覚悟と、自分の姿勢を変える勇気です。
この夏、自分を変えたい。現状を打破したい。そう思うのであれば、迷わず飛び込んできてください。
私もまた、受け入れる以上、一切の妥協なく向き合います。
この先生の他のブログ
理科という教科、特に中学受験の理科には、他にはない特別な魅力があります。それは、身の回りの現象や出来事について、自分の頭で考え、判断する力を育ててくれるということ。天気の移り変わり、音や光の伝わり方、植物の成長や命のつながり。一見すると当たり前のように起こっているこれらの現象にも、必ず理由があり、そ...
いよいよ夏休み。ここから一気に仕上げに向かう…そう思いたくなる時期です。ただ、この時期だからこそ、冷静に問い直してほしいことがあります。本当に「基礎」が固まっているか受験生も保護者様も、「そろそろ応用に」「過去問にも」と考えがちです。しかし、その前にやるべきことは明白です。基礎の徹底。これに尽きます...
中学受験をお考えのご家庭の中には、「とにかく過去問を早めに解かせなければ!」と考える方も多いかもしれません。しかし、一部の例外的な学校を除き、過去問を慌てて解く必要はまったくありません。むしろ、無計画に過去問演習に時間を割くことが、合格への遠回りになることすらあります。当然の事ながら、過去問は万能で...