東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了
数ある科目の中でも、国語ほど勉強方法が曖昧にされてきた科目はないように思います。
特に現代文は、「現代の日本語で書かれた文章なのだから、なんとかなるだろう」と後回しにされることもあり、いざテスト前という時になってから焦ってみても、何をどう勉強すればよいのかわからない、という事態に陥る生徒さんも多いでしょう。
とにかく練習問題を解いてみようとか、たくさん読書をしようと試みる生徒さんもいると思いますが、それでテストの点数が上がるとは限りません。
点数が上がらない生徒さんは、問題文を「なんとなく」読み、「なんとなく」解答している場合が多く、現代文を「感覚的」な科目だと思っています。
結果として、点数が上がらず、苦手意識が芽生え、どうしてよいのかわからずに困惑することになります。
現代文は、「感覚的」な科目ではありません。
実に「論理的」な科目なのです。
評論文であれ、随筆であれ、小説であれ、筆者は「筋道」を考えて文章を書いています。
そして現代文で求められる答えは、「論理的」に導き出せるものになっています。
「正解」には、それが「正解」になる理由があるのです。
逆に、不正解には不正解の理由があります。
まずは、このことを理解してもらうことが重要です。
このコースでは、現代文が苦手な生徒さんを対象にして、基礎の基礎から勉強してもらいます。
「定期テストで平均点以下」「なんとなく問題を解いていて点数が取れない」といった、現代文が苦手な生徒さんが、現代文を得意科目にできるようにするのが目標です。
そのうえで、大学受験の共通テストや中堅私大の問題に対応できるくらいのレベルまで、実力を養成していきたいと思っています。
ですから、すでに現代文が得意科目で難関大学を目指している、といった生徒さん向きではありません(そのような生徒さんには、別コースをご用意する予定です)。
このコースでは、「わからない」のが前提で指導していきます。
ですから、現段階での成績が悪くても、恥ずかしがらずに挑戦してください。
どこがわからないのか、どうしたらわかるようになるか、生徒さんとのキャッチボールを大切にしながら、授業を進めていきます。
基本的には毎回、宿題を課します。
宿題には必ず取り組み、指導日前日までに提出してください。
・追加授業:1回60分=5000円(税別)
定期テスト前などに必要な場合は、ご相談のうえでご利用ください。
大学受験に向けてのご相談、スケジュール管理、古典を含む国語教科全体に関すること、小論文対策、総合型・学校推薦型選抜対策、その他のご相談などに関しても、長時間になる場合は追加授業で対応します(短時間のちょっとしたご相談であれば、授業後に無料で受け付けます)。
生徒さんの授業での様子や学習内容について、毎回「授業報告」でご報告します。
授業後にそのままZoomでご報告することも可能です(希望する場合はご相談ください)。
・生徒さんの学年と志望校(あれば)
・受講目的(定期テスト対策または受験対策など、何を目的にしてどこまでのレベルで学びたいか)
・現在の成績(定期テスト・模試など)と困っていること
・高校で使用している教科書や副教材、それ以外に使用している参考書等(あれば)
東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了
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小学生から高校生までの国語と、大学受験の小論文、小学生・中学生の社会の指導経験があります。塾講師時代には、新人講師が私の授業を見学にきたこともあり、生徒たちからは、わかりやすいとの評価を得ていました。...
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