選べる2つのお問合せ方法
こんな生徒さんにおすすめ!
- 古典の勉強で悩んでいる方
- 将来的には古典を使って大学受験をしようと考えている方
- 高校1~2年の方
内容
この講座のねらい
大学受験において、学校の定期試験対策が役に立たないと感じている方は多いと思います。昨今、推薦型入試も増えてきていますので、学校のテスト対策がそのまま大学進学に直結することが増えてきているのも事実ですが、やはり、一般受験を念頭に置かれる場合、学校の定期試験は回り道に感じられます。
その大きな理由は、学校の定期試験は「すでに習った内容」の定着を確認することに主眼が置かれているのに対し、大学入試は「初見問題に対する対応力」を見ているからです。
目的が異なる試験であるがゆえ、勉強の仕方や求められる能力も異なります。学校の試験ではそこそこ高得点を取れていても、模試や過去問といった初見の力が試される場面では、いい成績が取れない……、とお悩みの方は非常に多いです。
たとえるなら、鍛える筋肉が違うようなイメージです。長距離ランナーが必ずしも短距離走で良い結果が出ないように、学校の定期試験勉強をコツコツまじめに努力しても、大学入試に対して正しいアプローチになっているとは言えません。
片方では短距離の練習をしながら、もう片方では長距離の練習をする。それができればベストだとは思いますが、高校生という時間は有限で、その時間の使い方が大学受験の雌雄を決するとも言えます。
一般受験をゴールに据える場合、学校の成績は二の次になる場合が多いですが、かといって全く対策をとらないと、赤点、補習、留年の危機と、それはそれで面倒なことになってしまいます。
この講座のねらいは、そうした遠回りになりそうな学校の定期試験勉強を出来る限り大学受験対策に沿った形で行うことにより、その学校の定期試験の対策をしつつも、その中でも大学受験に対して明確にアプローチする勉強法を実践・伝授することにあります。
最終的な目標は大学受験の古典での満点です。高1、高2という早い時期から取り組むことができれば、それを成し遂げるのは無理な話ではありません。
大学受験(や模試)で高得点を取れるようにしていきつつも、同時に定期試験対策もほどほどにやってしまおう、という欲張りな授業がこれになります。
前述のとおり、大学受験の対策と定期試験対策の両立がこの授業の肝になります。
基本的には、学校の授業で扱われる教材を用いますが、その文章をただ覚えるような授業にはしません。
もしその文章が大学受験で出題されるとしたら、どのような問題が出題されるか。どういった学力や知識があれば得点ができるか。そういった観点で、学校での扱い方とはまた違った授業を展開していきます。
定期試験によく出題されそうな箇所であったとしても、大学受験では必要のないものであれば、その内容は教えません。逆に、学校の定期試験では触れられないような内容でも、大学受験に必要な知識だと判断すれば、そこを念入りに教えます。
そのため、定期試験で満点をとることを狙う授業ではないことはご了承ください。
とはいえ、同じ文章を扱うことには変わりありませんので、多少知識のずれがあったとしても、まったく得点ができないということにはなりません。平均点以上はゆうに得点ができるようになります。
授業の具体的な進め方
授業において重視するポイントは二つあります。
一つは初見力を高めることです。初見力とは、はじめて見る文章に対して持っている知識をあれこれ活用しながら読み進める力のことを指します。
学校の定期試験では、決められた文章・範囲の中から問題が作られますので、どうしても一定の知識内で得点が可能な試験になってしまいます。
すべての知識から対応することと、決められた範囲の知識から対応することでは、その難易度には雲泥の差があります。極論を言えば、出題される範囲内の単語しか覚えていない人でも満点が取れるのが学校の定期試験です。
それと同時に、定期試験ごとに明確な範囲が与えられ、以前の範囲を振り返ることが少ないために、せっかく覚えた知識はどんどん忘れられ、毎回リセットされてしまいます。
そうしないためにも、定期試験範囲の文章を、初見の文章として扱うことが重要です。学校の授業で先生の説明を聞く前に、予習として、その文章に対して初見のつもりで挑みます。それにより、自分の持っているすべての知識を活用し、必要なものを選び出すトレーニングができます。
二つ目は再現性です。学校の定期試験対策のよくない部分として、本文をすべて丸暗記してしまえば点数が取れてしまう、というところがあります。
「いとやんごとなき際にはあらぬが、すぐれてときめきたまふありけり」を「あまり高貴な身分ではない人で、すごく帝からの寵愛をお受けになる人がいた」と丸ごと暗記してしまうようなことが、これにあたります。
なぜ「が」が「で」という訳になるのか? 「ときめく」が「帝からの寵愛を受ける」という意味になるのか? こうした疑問は、定期試験という限られた範囲内では必要のないものですが、同じ文章・同じ問題が出ることがほぼないといっていい大学受験においては、一つ一つの解釈にしっかりとした理由付けが必要になります。
この理由付けを繰り返し行っていくことで、同様の文法・語彙が出題された際に、同じように対応することができるようになります。これを再現性と呼んでいます。
再現性はそのまま初見力につながっていきます。自分一人で行おうとすると、膨大な知識からいちいち立ち止まって調べてを繰り返すことになり、それは忙しい高1・高2の時期ではなかなか難しいことです。
その効率化を行うのがこの授業の役目になります。
まずはじめに、学校の教材を予習がてら訳してもらいます。わからないところはわからないで、空けておいてもかまいません。その上で間違っているところや大学受験によく出る知識などを授業で埋めていきます。
その後、復習として同じ文章をもう一度訳してもらいます。しっかりと定着できているか、丸暗記になってしまってはいないかのチェックがここになります。
あまいところはまた次週の授業で復習をすることもあれば、チェックをしてノートを見つつもう一度考え直すように指示を出すこともあります。
その繰り返しを行うことで、初見力・再現性をどちらも育てていきます。
週数回の学校の授業と、週1回のこの授業では、扱える時間に差がありますので、授業ですべてを扱うことはできません。ただ、何度も繰り返していくことで、徐々に授業での解説が減っていくため、スピードは早くなっていきます。
あくまで大学受験に対してのアプローチであるため、やっつけの暗記にならないことを念頭に置いておりますので、そのあたりはご了承をいただければと思います。
この授業のレベル・難易度
授業においては、しっかりと読解を行い、訳出することがメインとなります。本質的な勉強方法でもあるため、早稲田大などの難関私大や共通テストなど、どの大学にも対応できるような確かな学力を養成できます。
特に国公立大学の二次試験は、ほとんど現代語訳がメインになってきますので、もっとも直接的に対策できるのは東大をはじめとした国公立大学の二次試験になってきます。
授業スタイルとしては、ただ暗記するのではなく、よく考えることに主眼をおいたものとなっています。私の研究の専門でもある学術レベルの古典文法を、高校生レベルにまで落とし込み、極力暗記事項を減らした、ここだけの一風変わった授業スタイルとなっております。
そのため、もともと知的好奇心が強い生徒さんや深く考えることが好きな生徒さんから、今までの古典の勉強に嫌気がさしてしまっている生徒さんまで、幅広くご支持をいただいております。
相性が良い生徒さん
今までいろいろなタイプの生徒さんに指導をして、その中で特に成績が伸びた生徒さんの傾向をご紹介します。
①古典の勉強をしているが伸び悩んでいる生徒さん
従来通りの古典の勉強方法が合っておらず、成績も伸びないために古文を勉強したくないというネガティブ・スパイラルに陥っている生徒さんは、ぜひ私の古典の授業を受けてください。
新しい切り口でのスタイルの授業になるため、古典そのものに対する考え方が変わります。最も顕著な例として、高校二年生まで学校のテストで赤点しかとらなかった生徒さんで、最後の駿台記述模試の偏差値が75まで向上した実績があります。
一番成績が上がりやすい生徒さんはこのタイプです。
②今までしっかりと勉強をしてきて、最難関大学の古典の入試問題で満点を狙いたい生徒さん
特に東大をはじめとした難関国公立大学二次試験の記述式問題には非常に相性が良く、減点のされない答案作成のためのメソッドがあります。
また、早稲田大学といった難関私立大学を志望されている方にもおすすめします。本文を完全に読み切ることを目標とした授業ですので、差がつく全体内容正誤問題で強く出ることができます。
私の古典では、特に国公立の大学を目指していた生徒さんから、特別な対策なく併願校の難関私立大学の十分な得点ができたとの声も多数いただいております。
③しっかりと理解をして先に進みたい生徒さん
ただ丸暗記するだけの勉強がつらく、理解をしないと先に進みたくないという生徒さんもおすすめです。特に理系の方に多いと思います。
実は私もそうでした。私の授業の特徴は独自の内容にありますが、これは「ウソでも正解すればいい」といったものではなく、学校文法に学問を落とし込み再整理をしたものになります。
それゆえ、知的好奇心が旺盛な生徒さんには面白いと感じられるポイントが多いと考えております。
宿題について
毎回出します。
宿題(授業の予習・復習)の定着度により次の授業内容が変わってくるため、非常に重要です。
基本的には写真で撮影したものをアップロードしてもらうといった形になります。
ご連絡方法について
主にチャットを予定しています。
こちらからのご提案、もしくはご要望に応じてZoomでの三者面談といった形をとらせていただく場合もあります。
ご料金について
基本的に60分×4回の授業を予定しておりますが、+6000円の26000円で90分×4のプランのご用意もあります。非常にお得になっておりますので、お時間のご都合がつく方にはおすすめです。
また、試験前などの増コマは60分1コマ4000円で承っております。こちらもご都合に合わせご活用ください。(こちらからご提案する場合もあります)
最後に
多く、「今までの古典とはまったく違った新しい科目のつもりで始められた」とご感想をいただいております。
内容は非常に難しく見えるものかもしれませんが、様々なレベル帯の生徒さんにご好評をいただいております。
手前みそになりますが、2023年度の体験授業からの継続率100%を達成いたしました。
体験授業だけでもお持ち帰りになる内容は多かろうと思いますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
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山野オンライン家庭教師について
いつもお世話になっております。3年生からは、古文に加え現代文もご指導いただきありがとうございます。 これまで国語全般が苦手で、なかなか受験勉強に取り掛かかれず、特に古典は手付かずでした。基本的な読解や古文単語・文法からのスタートでしたが、先生オリジナルな方法で学んで行くにつれ、苦手意識も薄れてきたようで驚いています。2時間のやや長めの授業も工夫された内容なので集中して受講しているようで、親としても安心しておまかせしております。 引き続きよろしくお願いいたします。
主に共通テストにあたり、山野先生にお世話にありました。最初は壊滅的に低く最も苦手な古文でしたが、共通テストでは古文が1番高くなるまで成長しました。学校で習う方法ではなく先生独自のとても分かりやすい解法で古文の点数がどんどん伸び、最終的には解くことが楽しみにまでなりました。1年間ありがとうございました。これからも頑張ってください!
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